1週間の振り返り|『神トーク「伝え方しだい」で人生は思い通り』

■1週間の行動目標

・否定的な言葉を絶対に使わない

一週間否定する言葉を使わずに過ごす。
「でも」「いや」「え?」という逆説的な言葉も含めて
否定的な意味のある言葉や反応をしない。

またその代わりに「そう思っているんですね」
「そうですよね」という一度肯定する言葉を使って会話をする

・感情表現豊かな反応をとる

毎日必ず最低一回は、チャット上でポイントやアポの報告に
感情表現豊かなリアクションをする。

今までそういった報告に対して反応を行っていなかったので、
ビックリマークや絵文字、チャットの引用機能などを用いて
相手に「見てもらえている」と思われる反応をする。

・チャンクサイズコントロール

一日一回、チャンクサイズコントロールを用いて
会話をして質問力の向上を図る。

テレアポにも効果的な手段だと思うので活用しつつ、
目標としては社内コミュニケーションにおいてこの手法を使い
一日最低一回は一人との会話で質問を3個以上して会話を作る。


■振り返り

・否定的な言葉を絶対に使わない

この行動目標を1週間強く意識して実践した結果、
良かった点と改善点が出てきました。

良かった点としては、一度肯定して話をすることで
自分自身で素直に受け入れてコミュニケーションを取れる点です。

この行動目標自体の、「相手の自己重要感を上げる」という
本質的な部分に好影響を及ぼせていたのかは、
正直、実感することや形として成果になるものはなかったです。

しかし、常に一度受け入れる、肯定するという意識を持つだけで
相手の話を聞くときの自分の体勢が変わることは実感しました。

振り返ってみると、自分は今まで批判的に相手の言葉を
聞いていることが多かったと思います。

話している中で、誤っていると感じることや反対意見を一度持つと、
その点にばかりフォーカスして、他の部分を見ることができていませんでした。

しかし、この行動目標を実践に移してからは、
「否定をしない」という前提があるため、受け入れる部分を探したり、
自分と違う意見でもその中に良い所や新たな気づきを探すようになりました。

この行動目標は、すぐに周りの対応を変えたりするものではなく、
継続していくことで、まずは自分の話の聞き方を変え、
その延長線上で周りも「話を聞いてもらいたい」と思うようになるものなのだと考えました。

逆に改善点としては、考える時間が生まれてしまい、
話のテンポ感が遅くなってしまった点です。

否定をせずに相手の話を肯定するということは、
常に相手の主張や伝えたいことは何なのかを理解する必要があります。

今まで以上に相手の話を深く聞く必要があるため、
頭の中で相手の話を整理するのに時間がかかってしまいました。

あまり考えずに、とりあえず「そうですよね」と言うことも
確かに手段としては可能ですが、それではあまり意味がなく、
むしろマイナスイメージにもつながる可能性があります。

この改善点のポイントは思考力にあると感じています。

今までは自分の気になるポイントだけをピックアップして
話を聞いてたことで、相手のコアメッセージを瞬時に汲み取る
瞬発的な思考力が足りていませんでした。

この能力はコンサルとして働いていく上でも非常に重要な力だと思うので、
早急に解決していく必要があります。

まず、第一の解決策としては、この行動目標を継続していくことです。
前回のNNGjrでも仰っていたように、能力の高い人は速いテンポで
常に思考を巡らせてコミュニケーションをとっています。

その力を身につけるのは簡単なことではないからこそ、
意識的に日常生活の中で実践することが重要だと思います。

その習慣に加えて、NNGjrや読書レポートでの学びを活かして
思考力、実践的なコミュニケーション手法の知識力を強化します。

最初に立てた影響力のある人材になるという目標に対して、
現状必要になっているのは伝え方、聞き方、そこにまつわる思考力だと考えているため、
しばらくはその点にフォーカスした行動を取っていきます。

・感情表現豊かな反応をとる

この行動目標は毎日継続することができました。
そしてより高いレベルでこの行動をするために必要なことがあると感じました。

それは、相手がそこで何を伝えたいのかを理解することです。
ただ感情的なリアクションをするだけでなく、
相手が本当に見てもらいたいポイントを汲み取ることでより効果が出るのではないかと一週間を通して感じました。

それこそ、ポイントのチャットなどではそれぞれが
見て欲しいポイントや狙いを持って発表しているのだと
感じることが多いです。

そこを汲み取ることができて、伝えられれば、
ただ「すごい」と伝えるだけとは大きな差が生まれます。

リアクションをするだけなら、意識すればすぐに実践できると分かったので、
次のレベルとして、そこに相手の意図を汲み取った内容で伝えるということを
次の取り組みとして行動していきます。

・チャンクサイズコントロール

この手法は質問のフレームワーク的なもので、
簡単に実践できるものだと考えていましたが、
実際に使おうとすると話の塊(チャンク)を定義できないことが多かったです。

例として示されていた会話はわかりやすかったですが、
実際の会話は想像以上に複雑な構成になっています。

ある意味質問をする上で、チャンクサイズコントロールできるポイントは
たくさん出てきているのでしょうが、どこをピックアップするか、
相手の中での話の中心はどこなのかを考え始めるとより複雑に考えてしまいました。

この行動目標の振り返り、所感は一つ目の「否定的な言葉を絶対に使わない
と重なる部分も多く、瞬間的に相手のメッセージや話のコアを理解する
能力が重要だということです。

質問力を簡易的に向上させるための手法ですが、
逆にこの手法を意識することで話の本質を掴む能力を
向上させることにもつながると思いました。

今後の社内コミュニケーションやテレアポ、クライアントとの会話の中で
実際に有効活用できるようになるために、
日t城的な会話の中でこの手法を意識的に継続していきます。

以上


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