HiGH&LOW THE 戦国
マグさんと見た!!!すげえよ!!!
魂の座標
これからこのワードで全てを乗り切るぜという心意気さえ感じる。しかも今回の話で言えばほぼ関係ないのに出てきたのでみんなに「ここからはパラレルワールドをやります!!」という宣誓のためだけに出てきた。
黄斬の魂の座標とは織田信長である。彼は裏切りの末に人生を終えたが「是非もなし」という言葉はそれら全てを達観している者しか言えないセリフだと彼自身は解釈している。つまり今作において魂の座標っていうのはパラレルワールド存在であり、ある程度同じ運命を辿るものとして語られてるんだと思う。
期待されて、人を魅了してるからこそ命を脅かされる裏切りを腹心からされてしまう。原因が自身の魂にある運命にどう立ち向かうか。みたいな話を…どうですか…してるんじゃないですかね。
でも次回からコブラが出るための伏線ですとか言われたら「そっか〜!!」になっちゃう。HiGH&LOWを背負ってるんだからHiGH&LOWの役者さんを重ねて出すことにどんな無茶を通したっていいよ。HiGH&LOWを見にきてるわけだし。
HiGH&LOWはザム1もザワクロのラストも「あなたもこの戦いの延長にいる!」って締めてて、団体で喧嘩して友達を正気に引き戻すことは仕事を頑張ったりすることと差はないよって言ってくれている。つまりこれって戦国なりHiGH&LOWにおける魂の座標の現在地点はLDHのメンバーであり、彼らが一緒の団体でパフォーマンスをして歌っていることを「奇跡」であり「ファンと同じ時空に『いる』」をやりたいのかな、とも思った。雨宮兄弟をマルチバースにすることで現実のあの2人を雨宮兄弟の座標に据えるとどうなるかというと、雨宮兄弟が嘘ではなくなるんですよね。この時空にいないだけの現実になるから、それって発明かもしれない。
まあわかりません!!!!ここからHiGH&LOW無印の再解釈を五蓋を交えながらするだけかも!!ワーストってかなり令和の価値観だなって思ったのでHiGH&LOW無印の話を今するなら再解釈したら嬉しいのは確かなので…。
まだ戦国2のキャストの公表されてないし夢だけ口にしようかな!!!琥珀さんでも琥珀さんじゃなくてもいいので憧れの恩人に振り回される青柳翔に出てほしいです!!!!!
戦国を舞台にしてるからってEDM流しちゃダメとは確かに言ってないけどさ
だからって終始流すやつがあるかよ。あとラップしちゃいけないともルールに明記してないのでレギュレーション違反とかではないですが普通にビビってます。
でもHiGH&LOWの名前がついてる作品見にきてクラブミュージック流さないなんてことある?は本当にそう。みんなMIGHTY WARRIORSのこと好きだし、治安の悪い曲が好きだし、ラップでの掛け合いを聞きたい。どの曲も本当に最高だった。配信でも歌詞を全部つけて欲しかった。
LDHの楽曲のことが好き!今はハズビンホテルとワーストのアルバムを交互に聞いてテンションを爆上げしてる状況なんですが、戦国のアルバムも早く出してほしい。特に君主三人が戦いを前にして決意を胸にする曲は本当に聴いてて楽しかった。
ソンブの国が基本的にラップだったんだけど白銀くんが「あなたに憧れて、一人で生きてほしいわけじゃなくて、振り向いてほしいんじゃなくて、本当のあなたを思い出して!」みたいなこという曲があったと思うんですけどあれも好き。なかったらごめん。
RAMPAGEのボーカルでもある玄武殿が「勝ちゃいいんだよ!!」って高笑いした後に「愛の輪郭が知りたい、1人では冷たくて…」みたいなことを寂しげに歌われるとソンブの国の人ってこれを浴びてるから玄武殿にメロメロなのかなって勝手に思っちゃった。ノギの国の「あの仮面は我らのため…」もかなり人狂わせなんだけど、もうすでに特定の個人の愛を受けてこまってるひとより、求めるものははっきりと父性だと分かってるのにずっと飢えてる人から発せられる「一人なんだ」ほど「俺がそばにいなきゃ…」になるものないから…。
対してノギの国は湧水とげんりゅうの「愛してる、いえやしない」と「愛されてるのは分かってる、応えられない」ってはっきり言ってる曲を登場からまもなく歌い上げたのも印象的だった。あと曲の治安がここだけやたらいいから目立ってたし。伸びのいい愛の歌を歌うために鍛えられた宝塚の声帯から放たれる愛の歌、本当にときめいて仕方なかった。あとげんりゅう(藤原樹)がノギの国にいるとかなり宝塚だった。湧水殿がでっっかいのが原因かも。
俺たちは三組の主従かつ幼馴染を浴びてる
HiGH&LOW、幼馴染が性癖なの隠さなくなってきたな…。
今回、幼馴染かつ主従関係を3つ浴びたんだけど、全部違う美味しさでお出しされたからHiGH&LOW君ってさ…になった。
スワの国は「血筋で言えば自分が正当な後継者である」上で「お前に先頭に立ってほしいんだ」という期待をかけてる2人だったんだけど、この人たちだけ明らかにエピソード0を持ってそうなストーリーラインだったのが面白かった。つまり(ここからは全部推測)、黄斬とリキマルは悪が蔓延るスワの国を建て直そうと決意し、行動するんだけどその時の旗印としてリキマルではなく黄斬を選んでいる。これは優しくて知性あふれるカリスマ性を重んじたのもあるしリキマルは彼の後ろ盾として動いていて、この時点ですでにリキマルは黄斬のプロデューサーだったんだと思う。スワの国の未来のために自分ではなく彼が立つべきだと思ったから後ろに下がったし、そのために幼馴染の兄貴を殺させたからこそ、この時点ですでに覚悟を決めて欲しかった。だけど優しい黄斬はそれだけじゃ国の頂点になる覚悟はつかなかったので「最も失ったらいけない存在」と言う自覚があったリキマル本人が黄斬に殺される未来を選んだ。と、そういう、どうですか、こういう感じだと解釈していますが。
リキマルの「その優しさが私を惑わせる!」ってセリフがかなりキーなんだと思う。優しいから向いてるし、優しいから国のトップなんかじゃなくて俺たちのリーダーでいたほうが黄斬は幸せなんだという幼馴染故の葛藤がリキマルの気を狂わせてたっぽい。器ではあるけど向いてない。
黄斬がヴィランに気が付かなかったのは五蓋の呪いに蝕まれてたから、湧水殿が気が付かなかったのは愛に目が眩んでたからだと思う。
ゲンリュウが自分のことを愛してるのを知ってるからこそ、その愛が自分のものとは違うと疑えなかった。まさか裏切る方向で愛してるとは思わなかったからここまで後手に回った感じはある。そういう意味では湧水殿はゲンリュウのことを最後まで愛してるとも好きだとも言わなかったけど、彼の愛を疑わなかったのだからそういう愛だったんだと思う。でも恋じゃなくて〜!、!!そこが良くて〜!!!世界を変えてやるって血を吐きながら願えるほど理性を手放せてなくて〜!!!!!!!!!
そう思うと白銀の正気っぷりが浮く。まあこれは当然と言えば当然で、リキマルが「なってほしい姿」ゲンリュウが「自分の愛が許される世界」というないものを願ったのに対して「戦場にいる玄武殿」っていう存在する現実を愛したので、他の2人みたいに暴走しない。そして白銀しかしらない「本当にかっこよくてどうにかなる玄武殿」は作中で登場して本当にかっこよくてどうにかなる。これを見ちゃったんならしたかないよ。本当にかっこよかったもん。「またせたな!!」で出てくる玄武殿、めちゃくちゃかっこよった。
スペシャルカーテンコール
毎回これを期待しちゃうけどいいのか。
言いたいことがたくさんあるけど一人一人に触れて役者さんとして、あるいは役柄として美味しい部分だけ置いて行ったの、あまりに夢のようだった。
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