観測猫のあれこれ
・観測猫来歴
名前:不明(観測猫でありそれ以上でもそれ以下でもないと言っている)
年齢:不明(外見年齢は20代に見えるが、同年代と会話がかみ合わない)
性別:女性
種族:獣人(外見上。以前はアンドロイドであった)
所属:広報課
セキュリティクリアランス:[編集済](詳細後述)
・詳細
1年前の3月当時は所謂「ますきゃっと」タイプのアンドロイドであった。しかし突如として暴走しやむを得ず執行処分されている。
(執行処分の顛末は観測者ログに保存済み)
その直後に「自分は観測猫である。」と名乗った上記獣人が観測者へ接触。
ポリグラフ診断や各種情報精査の結果、暴走直前までの記憶と記録を持ち越していることが判明し、また前観測猫の固有セキュリティクリアランスを解除できたことから観測者は彼女を「観測猫」として再び雇用。
引き続き広報課として活動をしている。
(インタビューログ参照)
前述のアンドロイド時と違い、生身の肉体である。
なお、本人に最初からなぜ”本体”で来なかったのかという問いについては適当にはぐらかされてしまっている。
・人物像
@一言で例えると「胡散臭い」
来歴を含めた質問に対しての回答や、ラボでの態度を含めどこか人に対して信頼感を与えない言動を示す傾向がある上に虚言癖がある。
特に自己紹介をする際はほぼ確実に”真面目に名乗ることがない”
(例:「私はアルファにしてオメガ。唯一の存在」「あなた(達)に名乗る名はない」「私が町長です。」「[検閲済]」)
また下層住人に対して(これは観測者内でも変わらず)辛辣な態度や無礼な言葉を投げかけたりすることがあり、そのため内外問わず意図せず敵を作りがちである。
しかし本人はそれに気づいておらず(もしくは意図的に気づいていないフリをしている可能性もある)局内では稀に不穏な空気が流れることも。
悪意や敵意はまったく無い模様。
しかし下層を除く社外では普通の印象を与えているようで、たまに局員に驚かれている。
当人の能力的にも、観測者内でなんらかの認識災害を曝露させているかもしれない。
また下記の身体的特徴から以前と変わって前線へ積極的に出る事をしない。
@居住場所は定まっていない。
中層でよくホテルから出てくるところを目撃されているが、支払い等に困窮している様子は見られない。
一説にはある食品会社の代表をしている噂もあるが、代表者の顔と一致しない。
上層(ラボを除く)や下層に顔を出すことは稀だが、気まぐれで上層のホテルへ泊り込んだり、下層の社用仮眠所で寝泊りすることもあるが真意は不明。
・能力
身体能力に関してはごく一般的な成人女性であり、肉体的強度もヒトのそれと変わりはない。
致命的な傷を負えば普通に命を落とすし、体の一部が何らかの理由で吹き飛べば修復は効かない(最もクローン技術の応用で復元は可能)
しかし高度の耐ミーム性、耐認識災害、耐精神汚染能力があり、観測者でもその能力を活かしミーム災害や認識災害を及ぼすものを観測していたりする。
護身用にオーダーメイドのリボルバー拳銃を所持している。
ある局員曰く「あんなので撃たれて生きている化け物はいないと思う。」
・身体能力やその他もろもろのこと
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あくまで個人的な尺度になります。
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筋力 :3 観測者内においては平均以下である。「やれやれ。荒事は苦手なんですよ」
敏捷 :6 ほんの少しすばやいが、プロフェッショナルには負ける。
器用さ:4 平均よりやや劣る。
知力 :7 頭は良く回り、あらゆる分野の知識を有する。同時に悪知恵も働く。
協調性:5(3) 言われれば協力するし助言も助太刀もする。ただし信用されない。「ひどいなあ」
運 :[データ削除] 「運に頼るほど衰えてはいないですよ。」
忠誠心 :[データ削除] 「会社には従いますって。そんなこと調べる必要はないんじゃないですかね。」
耐ミーム:[データ削除] おおよそ常人のそれからはかけ離れたミーム対抗力を持つ。
・観測猫の目的
彼女の真の目的は「ヴィルーパ原初の記録」である。
この件で探りを入れた際に執行部部長に見つかり、目をつけられている。
Q:ヴィルーパ原初の記録って?
A:そんなものはありません。
Q:報告書No.001だったり?
A:違います。
Q:え・・・じゃあ意味ないの?
A:はい。