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日帰り手術を甘く見ていた
日帰り手術に行ってきました。
背中にあるほくろだと思っていたものが、腫瘍だったためです。
日帰り手術で2箇所切除して、来週検査結果を見に行きます。
ぼくはどこか甘く考えてました。背中の肉をちょろっと削ぐだけだと思ってましたが、実際にはわりと緊張し、疲れました。
まず手術室に向かうということに心理的に緊張しました。「ああ自分は手術するのか」と思うと結構テンションが下がります。
背中の2箇所切除なので、全身ではなく局所麻酔。意識はあるし鎮静剤も打ちませんでしたが、まず麻酔の針が超痛かった。まさか8箇所も刺すとは。
そして切除開始。手術自体はやはり軽い内容なのか、看護師や若手の医師(メインではないお医者さん)は談笑をしていた。
同時に緊張をほぐすためか音楽がかけられていた。レベッカのフレンズや、翼の折れたエンジェルなど当時の曲がかけられており、おれの年齢みんな15歳くらい上だと思ってんのかなと思いました。もしメジャーどころならスピッツとか当時のゆずが良かった。
背中は以前検査の際には小さいメスでぐにゅりと一瞬で組織を取っていたので今回もそんな感じなのかなと思っていたら、なんか変な音がする。
ばちばちばちばちとした音だ。電気メスだった。これが結構ショッキングだった。
自分の肉をばちばち切り取られるなんて人生で予想してなかったので、衝撃的だった。
麻酔が効いてるので何も感じない中焼き切られていく自分の肉。意識は眠くもなく冴えていたので尚更変な感じ。
30分ほど経って2箇所とも切除完了。
医師さんから「この取った部分を検査かけますね」と言ってビンに入った自分の肉を見たが、わりとほくろっぽくなってる所以外の肉もガッツリ行ってた。ホルモンで言うとマルチョウが一個ずつビン漬けになってる感じでした。
今回甘く見てたのは3点あります。
まずは手術そのもの。10年以上前にラグビーで手の靭帯断裂の手術した時以来で、その時は全身麻酔をしてもらった。寝てる間に手術は終わってたのでなんとも思ってなかったのですが、意識がはっきりしてる中で自分の身体の一部分がぐりぐりばちばち切り取られるのは割とショッキングでした。そして術後は普通に患部が痛いです。
二つ目にスケジュール。先週フジロックに参加して四日後に手術、明後日引っ越しがあります。日帰り手術だからと甘く見てましたが明らかに予定詰め込みすぎました。
三つ目にお金。2万円くらいかなと思ってたら、5万8000円でした。これが1番痛恨でした。フジロック行ってる場合じゃなかった。
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