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東京優駿出走馬全頭診断の答え合わせ

雑談

この世代の馬や関係者の夢舞台東京優駿が終わりました。こういうレースになるとは思ってなかったのでそこに合わせていかないといけないというのが今後の課題です。とはいえそれまでに行われたのも事実なのでそこは否定せず考えていかないといけません。

1着〜5着

まずは優勝しましたダノンデサイルです。馬はG1初制覇、騎手はこのレース3勝目、調教師はJRAG1初制覇、馬主さんはこのレース含め八大競争初制覇、生産牧場は14年ぶりの制覇となりました。関係者の皆様おめでとうございました。出遅れ無ければ勝つという戦歴どおりスタートは普通に出て他が遅かったのもあり先手を取れそうな感じでしたが2列目の内を確保してますが道中は包まれないように1頭分空けての競馬。これが最後までハマったと思います。直線は前の馬の鞍上が左回りだと内に行くのが苦手なのでその空いてる内を通り抜け出してそのままゴールということになる能力もですが鞍上のベテランらしい読みが当たったレースでした。
2着のジャスティンミラノです。結局そういうことなんでしょうね。新馬戦も含めて全てのレースで最も強かったというわけではなかったのでこうなるのも仕方ないと思いますが今回もスムーズに前につけ2列目の外からの競馬で直線も問題なくこの内容なので強いのは強いですが持続力比べより瞬発力勝負の馬だったのかもしれないですが2着ですしそこまで悪かったとも思えないので秋以降も期待できるとは思います。
3着のシンエンペラーです。スタートして内に行きたい感じでしたがさすがにこの枠では入れず3列目の中からの競馬で1.2コーナーもジグザグに走るという久しぶりに出た変な癖で直線も馬群の真ん中を走り前の馬を内に切って捌いたのは良かったですがその後外へ走ったのでそれがなければ2着争いには持ち込めたと思える脚色だったのでスタートして内に入れれば勝ち馬に邪魔されたとは思いますがラチを頼れたので走りはスムーズだったと思うのでラチを頼るのがいい馬だとは思いました。
4着のサンライズアースです。これはラスト1000が速いというレースでロングスパート戦と言われればそうなんですがスピードも求められるロングスパート戦で捲っていってこの上がりを使ってきてるのはこれからの時代というより今までの時代のロングスパート戦という感じの走りでしたがそれでもこの着差ですしこのレースが今後の指標になるかもしれないですが現状のロングスパートタイプの馬がこれだけやれたというのは今後この馬が基準になるタイプと思うので物差し馬になったと思います。
5着のレガレイラです。道中は3列目の内で後ろが先に仕掛けたこともあり3コーナー途中では4列目になり直線も外に行ったのでこういうラップになってあの位置から上がり最速ではさすがに届かないですし、おそらくペース上がるのが早かったから垂れると思ったのか内を避けたのが距離ロスと意外と垂れなかったというところでこの結果と思いますが、かなり仕掛けを遅らせて距離を持たせたのは収穫ですがこういうラップには向かなかったですがあまり流れないマイル戦で買いたい馬なのでそういう条件を待ちたいです。

6着〜10着

6着のコスモキュランダです。これもロングスパートタイプの馬なので案外ハマったとは思いますし時計面では4着馬より優勢と思ってたのが着順はこういう結果になりましたがこれはスタートで伸び上がったタイミングでゲートが開いたので後手になったのと直線で3着馬にぶつけられてその後は前をカットされたのであれがなければ4着とは差がなかったので変わってたとは思います。
7着のシュガークンです。スタートが良く先頭を行かせて並びかけるわけでもなくいつでも並べる
という位置で競馬をしましたがここ2走は気にならなかったですがコーナーでぎこちなかったですしゴール前もかなりモタれてたのでさすがにこの後半のラップはきつかったと思いますがあのコーナーの感じだと右回りだともう少し頑張れたかもと思えるので菊花賞は面白い存在かもしれないです。
8着のエコロヴァルツです。逃げやすい外枠だったということでゲートも外へ出して勢いをつけてハナを取りに行ったのはよかったですがさすがにこの騎手で内を走ると苦手な左ムチを使って追ってましたがラスト1000が早いという前にいる馬にはきつい展開で粘れてるのでこのコンビで今後も見たいと思いますし間違いなく手は合ってます。
9着のシックスペンスです。2列目の後ろからの競馬で完全に読み違えたのが前走急加速に対応したのが今回は3コーナー手前からペースが上がった時にコーナーの出口で置いていかれてそのまま特に上がりタイムは出てますが伸びなかったのでロングスパートが合わなかったのは安直とはいえ想像できますが伸びなかったという点は引っかかるので故障とかしてなければとは思います。
10着のジューンテイクです。スタートがあまり良くなく勝ち馬と5着馬に挟まれるというほどではなかったとはいえ出しづらい展開になり2列目の後ろからになったので先に仕掛けれる形にはなりましたがペースが上がって置いていかれたのでこうなったので診断通りと言われればその通りですが差し遅れるという想定なので差し込むと思ってたのが下がってるのでちょっとこの馬に関しても何か無ければと思う結果でした。

11着〜17着

11着のアーバンシックです。スタート、出足は悪くなかったですが4列目からの競馬でこのペースで折り合ってましたしペース上がるのも早かったこともありさらに向く展開になり外から伸ばして最後は流してのこの着差と上がりなので最も強いレースをしてたのはこの馬だったと思います。ここで折り合えたので現状でも強いですが秋?に成長した姿を見せてほしいです。
12着のサンライズジパングです。これはスタート悪くなかったですが両隣がかなり早かったので下げるしか無くなってしまったのでこれだけ渋太さを生かすレースになった中で追い込む競馬だったとはいえ最後の100メートルはこのラップでメンバー上位の脚を使えてたのでこれも能力の高さは見せたと思います。
13着のゴンバデカーブースです。上手く2列目からの競馬をしてましたがペースが上がってから全くついていけてなかった中でもここで粘れてるというのは立派ですがこのペースでこうなったというのはペースが緩かったからか距離なのかなと思います。
14着のダノンエアズロックです。スタートしてすぐ内に行ったのが診断内容からの敗因と思いますが直線も間近の外に馬がいる時と離れて外にいる時の脚色が全く違ったので回り関係なく外側を走らせないといけないタイプだったのを見せつける結果だったので調教や馬具で改善出来ればと思いますがさすがにあっさり先行できないと厳しいというのはわかったので買い時は限られそうな馬と思います。
15着のショウナンラプンタです。3列目の外からといういい位置での競馬と思いましたが先に捲って行った馬の後をついて行き全体のペースが上がったら下げるという緩急をつけて改めて直線で伸びてはいましたが残り200で止まってしまったのでさすがにこの馬だけがスタミナ比べというレースをして自滅しましたがこういうレースですしそういう奇襲のような作戦は勝つためには大事と思うので結果は伴わなかったですが今後に繋がるレースだったと思います。
16着のミスタージーティーです。スタートは良かったですが外から被されたので後方からの競馬になりさすがこの鞍上という上がりを使うことが出来たのでその部分は収穫ですが、結果論ですがこういうレースになっただけに前にいって渋太さを生かすという競馬をしてればとなってしまったのでいつか逃げて結果をハッキリさせてほしいですがこういう競馬をしてしまうと末脚勝負になり今後は厳しいんだろうなと暗示する結果になったと思います。
17着のビザンチンドリームです。今回スタートは遅れたのではなくタイミングは合ってましたが外に跳んだので少し改善の兆しは見れましたし意外とコーナーワークでポジションは後ろにならなかったですがペースが上がった時に全く対応出来ませんでしたが流石に直線は伸ばしてきましたがそれでは遅いという競馬になりました。伸び比べは問題無かったですが前が止まらないという診断通りでしたが、スタートに改善の兆しが見られたので2走後あたりで着順も一変してくるかと思います。
最後に出走取り消しのメイショウタバルです。この馬が出なかったからこういうレースにならなかったというのは間違ってはないですがこの馬がいても優駿牝馬のように前は離れて残りは同じような感じになったのではと思います。実際大外から勢いをつけて先行してるのでなおさら行かせてスローの残り1000が早いというレースなったと思うのでなおさらバテ合いの要素が出て対応できた中団の馬に有利な展開だったと思います。挫跖なので酷くならないように治してワンターンで見たいです。

あとがき

一見スローのヨーイドンと思ったので着差もつかないレースになるのは当然だよなと思ってましたがよく見るとラスト1000の競馬で対応出来てなかった馬が多かった中でこれだけコンパクトな着差になったのはやはりレベルの高さと思いますし夏使うか休んで秋かはわかりませんが成長した姿でこれからも盛り上げて欲しいです。

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