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京都金杯出走馬全頭診断の答え合わせ

雑談

鮮度が大事なので公開する必要もないのでやらないでおこうと思いましたが、完全に自分の中での資料として置いとく為に作成することにしました。なのでこの3連休の4重賞全て出しますけど既に個人で振り返られてると思うのでアクセス数は伸びないというのは覚悟してます。

1〜5着

まずは優勝しましたコレペティトールです。新年最初のJRA重賞制覇、今年還暦の中竹調教師はじめ関係者の皆様おめでとうございます。岩田康成騎手は武豊騎手に並ぶ京都金杯最多勝タイの4勝目だそうです。スタートが決まったのがまずよかった点ですがそのおかげで3列目の前の内を取れたのが大きく、直線はドルチェモアを抜くために外へ出して追ってましたがセッションの真後ろについてしまい改めて内に切り返しての競馬だったので真っ直ぐ走れてたらもう少し楽な競馬だったと思います。とはいえこの2走で幅が広がる走りだったので今後もマイル路線になりそうですが気持ちとしては距離は伸ばしてほしいです。
2着のセッションです。この馬は上手い競馬をして前は速かったですが離れた2番手でそこまで速い流れでもなかったとはいえ前傾ラップには変わりないので最後止まってしまったので、これでは坂が無いコースのほうが向いてたところを発揮したレースでした。坂があれば掲示板確保も危ういぐらいの止まり方だったのでこれはコース適性に助けられた2着でした。
3着はトゥードジボンでした。これも2着馬から離れた3番手を追走してこの馬がほぼイーブンペースで走って3着なのでこの馬に関しては前に行っても止まらないタイプで止まらなかったですが、限界値がわかってしまうレースになってしまったので、今後はスローで残す競馬が大前提となってしまいました。
4着はアヴェラーレでした。この馬に関しては見た目だと上がりは使えてますが数字的にはイマイチですが、単純に5着馬に振られて外外を回らされてますしたしかに右回りがどうこうという問題ではなく振られてコーナーを回りにくくさせられたのと、進路が空いてからは内へササったのでこの辺が解消されればもう少し上でもやれると思います。
5着はフリームファクシでした。良い意味で手が合ってるという前進気勢は見せてましたがゴール前になってくると右へ左へと進む変な感じになってしまう今まで見せなかったパターンのレースになりましたが、このコンビだったら1200とかでもいけそうですし、違う騎手だと中距離という2面性のある競馬ができるので今後も楽しみなレースだったと思います。

6着〜10着

6着はメイショウシンタケでした。オープン入り後初めて上がり3位以内を出せませんでしたがドルチェモアを捌くために内ラチスレスレを走ったりした結果なのでこの辺は仕方ないですし、勝ち馬の真後ろにいたので勝つならあの競馬しかないですし、バテ合いの競馬になってしまったのでこの結果は納得です。
7着はタイムトゥヘヴンでした。良くも悪くもこの馬らしい競馬で外を回して届かずというレースでしたが直線でも前が開いてるのに外へ外へ行ってるので今さらですが上がりが使える馬だけに勿体無い馬と思いましたが、この馬らしいレースは出来てるのでこの馬としては良かったのでたはないかと思います。
8着のダノンタッチダウンです。前走逃げた影響なのか前に行く姿勢はありましたが控えての競馬になり、直線もすごくムチに対して反応して残り100手前では右ムチに対して左に行き、その次は左ムチで右へ行ってますし脚の上がり方や今の前進気勢からしてもマイルは長そうな感じがするので距離を詰めたら変わるかもしれません。
9着はルプリュフォールでした。さすが8歳で28戦目で殆どのレースが2桁番手からのレースをやってると直線の進路取りが上手いですし、距離もこれぐらいが合ってると思います。
10着のアンドヴァラナウトです。こちらは終始内内を走りましたがさすがに位置取りが後ろすぎて届かずというレースでした。こうなると回り云々の問題でもないですが、回りの不安を無くすための内回しはよかったと思います。とはいえ骨折が判明して引退なのでゆっくり過ごして次の世代へ繋げてほしいです。

11着〜18着

11着のアルナシームです。この馬はこの枠なので仕方なかったですが外外を回る事になりコーナーの上手さを発揮する事なく伸び負けどころか伸びずに大敗でしたが、前残りの馬場で大回りと不向きな材料が揃ってたので今回に関しては悲観することは無いと思います。
12着はサヴァでした。不安だった芝でのスタートでしたがどちらかというと上手いほうのスタートを切って3列目の前を確保して上手く組み立てましたが4コーナー付近では手応えが怪しくレースラップがラスト2つ遅かったので何とかこの着順でしたが、その辺は休み明けの影響だったかもしれないので見限るのは早計だと思います。
13着はセルバーグでした。案の定スピードが足らず前には行けたとはいえ飛ばしすぎのドルチェモアはともかく馬群の固まりの2列目確保が精一杯で前有利の展開で失速という競馬だったので流石に重賞勝ちはありますがオープンの壁だとは思います。加速力はあるので飛越のセンスがあれば障害とか面白いとは思いますがその辺はセンスがわからないので何とも言えないです。
14着はドーブネでした。これは診断どおり流れたので脆さを出してしまうという点がピッタリとハマりました。とはいえJRAにはコーナー4つのマイル戦はないですし、コーナー4つだとローカルの芝1800は速くなりがちですし今後オープンだと斤量が重いですし難しいレース選択になりそうです。
15着はビューティフルデイです。この馬は個人的には買ってませんでしたが来られても納得と思ってただけに案外な結果でした。追走に苦労してた上に伸びないという結果はスピードを生かしてきたこの馬に全く想定してなかったので逆の意味で驚いてます。それでなのか年齢的なものかすぐに引退、繁殖入り発表があったので今後出走して悩まされる心配はなくなったので次の世代に繋げてほしいです。
16着はマテンロウオリオンでした。大回りコースが合わない上に外回しと枠的に仕方なかったとはいえ最後だけは伸びてはいたのでズブくなってる面もあるので距離伸ばせば一変する可能性はありそうな結果でした。大回りですけど京都記念とか使ってほしいです。
17着はシャイニーロックでした。とにかくペースが速くついていけなかったので仕方ないですが、この馬に関しては診断時に書いてますがそもそもがダート馬なのでこういうペースに対応出来なかったのは仕方ないですが、本来ダート馬ならこういうペースのバテ合いには強いはずなのでそれも出来なかったというのは残念ながら衰えだとは思います。とはいえ改めてダートを使えば少しは良い部分を出すと思いますが厳しいのかな。
18着はドルチェモアでした。作戦だったのか今後のために失った前進気勢を取り戻すためのレースをしたと私は受け取りましたがさすがに早すぎないかと思いますが、その辺はこの騎手なので短絡的な発想だとは思いますが前進気勢を取り戻すためのレースだったとしたら次には繋がりそうな結果だったと思います。

あとがき

速い流れは前有利という典型的なレースでしたが、速い流れは差しが届くと言われますが差し馬も速いペースを追走してるので案外最後止まって届かないケースが多いので今回ぐらい前傾ラップで上がりがかかってもドーブネとドルチェモア以外差がつかなかったケースだと思います。ハンデ戦らしかったという一面もありますが前は残せませんでしたが一昨年の天皇賞秋に近いレースだったと考えると簡単かと思います。最後までご覧いただきありがとうございました。

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