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函館スプリントステークス全頭診断の答え合わせ

雑談

今年の函館はいきなり芝1200で1.07.9という時計からのスタートだったのですごい馬場を作ってきたなと思いましたがそのレースだけ早かったみたいであとは平均よりやや遅いぐらいだったので少し安心しました。

1着〜5着

まずは優勝しましたサトノレーヴです。馬は重賞初制覇、騎手、調教師はこのレース2勝目、馬主さんは北海道のJRA重賞初制覇、生産牧場もこのレース初制覇となりました。関係者のみなさまおめでとうございました。スタートはあまり良くなかったですが二の脚が速かったので上手く捌いて2列目の内を確保して直線も少し外に出し前の馬を捌いてすぐにラチ沿いに戻すというレースで快勝でしたが前傾ラップで小回りコースの内を立ち回れた有利さはあるので今後こういうペースに対応出来るというのはわかったのですが、やはり小回り巧者だった面が強いレースなので今後は小回り以外でどうなるかというのは気になります。
2着のウイングレイテストです。スタートであれだけ押して先行しないとポジションが取れなかったというのは気になりますが2列目の外を確保して4コーナー手前から追い通しだったので流石に残り100付近からは内へ外へフラフラだったのでこの距離は厳しかったと思いますが安定感を見せての2着は立派でした。
3着のビッグシーザーです。スタートはまずまずでしたが流石にこの枠でまずまずでは2列目後ろの中までしかポジションは取れず回ってくるだけというレースになりましたがやはりコーナーは上手く回れてますし持ち時計が無いので伸びなかったのは仕方ないですがそれでも粘れたというのは今後も小回りで時計のかかるところでは上位に来れそうな感じです。
4着のサウザンサニーです。スタートしてすぐに下げて4列目の内からの競馬で届かないという診断でしたが内に進路を取る馬が少なかったのもあり捌きやすい展開になったのもあり好走出来ましたがやっぱり小倉、福島で好走する馬は函館で走るのは当然と言われるのが納得のレースだったと思います。
5着のオタルエバーです。スタートはそこまで良くなかったですが外の馬はそこまで前に行かないという組み合わせだったので出たなりに2列目の後ろを確保してこのペースで今までは対応出来なかったのが今回他も伸びない前傾ラップになったので枠の並びに恵まれた好走だったように思えます。

6着〜10着

6着のゾンニッヒです。スタートは良かったですが前には行かず内を取りに行き4列目の中を確保して直線だけの競馬になってしまいましたがしっかり伸びてこの着差なのでいつも通りコーナーで動けば良かったとは思うだけに勿体無い競馬だったと思います。
7着のキミワクイーンです。3列目の外からの競馬で診断では前に行けなくなったのは気にしなくていいとしてましたが前に行けなくなったのがそのまま着順に出てしまったので前進気勢を取り戻すか大回りコースでの巻き返しには期待したいです。
8着のセッションです。ペースは速かったですが全体時計は平凡だったので0.5秒差なら悪くないので時計勝負にならなさそうな短距離戦(重馬場になった時の高松宮記念など)で改めて見たいとは思います。
9着のアサカラキングです。短距離が合ってるとへ思えないというのがよくわかるレースだったと思います。スタートは躓き気味で出て立て直してフラフラしてましたが1列目は確保して直線は外へ行きたがる素振りを見せ続けてたのでスタートの躓きで無理した影響があったと思いますがとにかくこの距離は忙しくて合わなかったのが敗因だとは思います。
10着のジャスティンスカイです。この馬に関しては診断通りでテンが速くなったので全く末脚がいきてこない競馬になってしまったので伸びてはいましたがこの着順でしたというところですがそれでも0.5秒差まで詰めてるのでその辺りは全体時計はかかった分で補ったものだと思います。

11着〜16着

11着のシナモンスティックです。これも診断通りでテンが速かったので追走に苦労して上がりはこの馬にしては出してたので着順は大きくなりましたが着差はわずかなのでこれは収穫のあったレースだと思うのでどこかでハマる事があるかもと思います。
12着のシュバルツカイザーです。スタートは良かったですがその後内の馬と接触を避けて下げたので前目の位置が取れずペースが速かった割に時計勝負にならなかったのも合わなかったので他と同様失速ラップに飲まれてしまったので向いてる舞台だったのにこうなったのは衰えや休み明けで片付けるのが簡単とは思いますが私は下げたのが原因で渋太さを出せない競馬になったのが敗因だと思います。
13着のマテンロウオリオンです。さすがに追走に苦労して4列目からの競馬になり前が有利なハイペースになったので伸びてはいましたが番手は上げれずという競馬になりましたがこの内容を見てもやはり短距離では厳しいと思うので小回りの中距離戦で見たい馬です。
14着のジュビリーヘッドです。時計勝負ににはならなかったですがさすがにこのペースでついて行けなかったのは気になるので次と診断しましたが次もかなり怪しいと思います。
15着のカイザーメランジェです。ハナを主張するとは思ってなかったのですがスピードを持続させるのが好走条件のこの馬にとってはベストなレースでしたがこれだけ上がりがかかってしまうとさすがに想定外だったと思いますがこのペースで全体的に後半遅かったとはいえこの着差なのでまだ衰えはそこまでないと思います。
最後に16着のカルネアサーダです。スタートイマイチでしたが前を取りに行き2列目の外を取りましたがコーナーでは外に行きたがってたので小回りがやはり向かないというのもありますが最後150ぐらいでレースを辞めてたので左回りか大回りコースで改めて見てみたいとは思いますが小回りでは少し厳しい気はしました。

あとがき

雨の影響なのか全体時計はかかりましたがテンはかなり速い時計が出てるので馬場はあまり関係ないと思うのでこの後半の時計をどう判断するか難しいレースになりました。コーナーで減速してそのままペースが上がらなかったというのが素直な考え方とは思いますがそれにしても直線も伸びなかったので若干低調な組み合わせだったのかなと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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