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フェブラリーステークス全頭診断の答え合わせ

雑談

今年最初のJRAG1が終わりました。今までだと川崎記念があったりして最初のG1じゃないだろとか言う人もいましたが、あれはJpn1だからG1ではないし最初のG1で間違いないと思います。他の競技を入れるとそりゃ違うに決まってますよ。競艇とか既にいくつG1やってるんだってなるのでそういうのを入れたら変わってきます。

1着〜5着

まずは優勝しましたペプチドナイルです。沼川オーナーは重賞初制覇がG1となりました。生産牧場の臼杵牧場さんはテイエムオペラオー以外でG1制覇がありませんでしたがそれ以来のG1制覇、武英智調教師はG1初制覇、藤岡佑介騎手は5年9ヶ月ぶりのG1制覇となりました。おめでとうございます。レースは2列目の外ということで診断では内ラチを頼ったレースをする想定でしたが真逆の形でしたがペースが速かったこともありなかなか抜け出せなかったので逆に気分よく走れたのとソラを使える展開にならなかったのが良かったと思います。ペースが速く他馬がバテたので差し込めなかったのも合ってました。あとがきで書きますけどここを勝ったので難しい馬にさらに距離適性まで悩むことになったかもしれないです。
2着はガイアフォースでした。こちらも診断真逆で緩いペースで止まらない想定でしたが、ペースが速かった事で逆に他の馬に比べると追走が楽だったので最後まで何とか残すことが出来たというレースになりました。珍しく芝の部分で滑ったりしてたのでそれがなければもう少し2着争いも抜け出てたとは思いますが、再現性が微妙なのでこれでダート適性があるとは思えなかった部分はありますが今後のレース選択の幅は広がったと思います。
3着のセキフウです。これはスタート速くて驚きましたが定位置の4列目を確保してペースが速かったですがこの馬のスタート速かったので案外流れには乗れてたのが大きかったですし、この流れでコーナー下手というのもあり道中自然と緩めれたのも末脚を使えたポイントだと思います。
4着のタガノビューティーです。これは前走と同じパターンで差し返されるということは無かったですが、やっぱり使える脚の区間が短くなっていて過去はこのペースでも最後まで止まらなかったのが止まってしまい最後2頭に差されるというレースになったのでこれは追い出すタイミングが早かった敗戦だと思います。距離も現状だと短い気がするのでアンタレスSあたりで見たいですが絶対出ないでしょうね。
5着のキングズソードです。こちらは3列目の後ろの外からの競馬で直線詰まったのがきつかったですがこのペースで末脚一手の競馬になってしまったのにこの結果はJpn1勝ってますがこのクラスで今年も戦えるところを見せたと思います。

6着〜10着

6着はレッドルゼルでした。この5着と6着の差が着差通り大きくここから12着までの競ってるところは適性はともかく1200のレースをした馬が並んでる印象です。で、この馬はスタートで後手を踏んでしまったので最後方からのレースになってしまいましたが、やはり前が1200のペースで引っ張ってくれたおかげでしっかり差し込んでくることができてますが、上位陣は距離の長いところに実績があったのでこの馬ではさすがにバテ合いを差してきたとはいえペースがきつかったレースでした。衰えは全く感じなかったのでまだやれる馬だとは思います。
7着のミックファイアです。案外芝スタートも無難な感じでしたが1200のペースにつき合わず3列目の内から脚を伸ばしてましたがバテ合いの中をなんとかさばいて来れたのは明らかな収穫ですし、これぐらいの距離が合ってると感じさせる結果だったのでどこを目指すかわかりませんがまた中央に挑戦してこれればと思います。
8着のウィルソンテソーロです。これは意外でした。得意の前傾ラップのバテ合い戦になってここまで止まるというのはさすがに1200のペースともなると止まってしまうということだと思いますが、6.7着馬に捌かれてるところがやはり1200ではきつかったと思えるところです。とはいえ1200実績のあるイグナイター、ドンフランキーに先着はしてるのでこの馬にとって収穫は1200でもかなりやれるというのがわかったので距離の融通が広がったので今後が楽しみと思います。
9着はドンフランキーでした。これはいいレースをしました。距離に不安があるので得意の1200のレースにしてバテ合いを残そうという意図は感じましたがさすがに診断でも書きましたが1200で止まってる現状でのこのペースはさすがにきつかったですが、勝ち馬と比較してもそこまで負けてないですし、1200のレースをしました組では0,2秒差なのでこれは今後も短距離戦では楽しみな存在の馬だと思います。
10着のアルファマムです。違う意味で診断通りでしたが、この上がりでは足りないという部分では正解でした。とはいえ直線で前が壁になってたとはいえ勢いが違った割には交わしにいけなかったのでその辺が気になりますが陣営は長かったと言ってますが距離も問題なさそうなのでこれからオープンあたりで頑張れる馬だと思います。

11着〜16着

11着はイグナイターでした。これは診断通り半分そうでない半分という結果だったので難しいところです。長く脚を使うタイプがこのペースに付き合う事になり全くできずかなりの頭数に捌かれるという結果だったのである意味正解でしたがやはりワンターンは向いてなかったのでこれは仕方ないと思います。
12着のドゥラエレーデです。結果的にこの馬のスタート後の外への動きがレースを乱してしまったと思いますが、馬が外へ逸走してるのに騎手も全く制御しようとせず当然過怠金くらいましたけどあれで前に行きたい馬が行けなくなりあっさりドンフランキーが飛ばしていくという流れになったのであれで進路が無くなった馬が2.3番手に行けてたらもう少し前はともかくレースは落ち着いてたと思うのであれで前に行かなければいけなかった馬がついていかざるをえなかったのでかなりこの馬の動きにレースが乱されました。で、この馬はさすがに中距離が主戦場だったので1200のペースに対応できずさすがに失速となり自ら乱したペースで崩れるという結果になったのでこれは自滅と判断できると思います。
13着のスピーディキックです。これはスタート後のドゥラエレーデがヨレてきた煽りを受けたガイアフォースに張られて前に出れなかったのでそれがこのペースだったのを考えると良かったのかもしれませんが12着と5馬身差をつけられてるのでちょっとこれだけで1つでも着順を上げれたとは思いませんが、スタート後すぐに自分のレースにできなかったのはさすがにきつかったと思うので今回速くなったのはプラスでしたがスムーズな競馬ができなかったので力が出しきれなかったのもあるので改めて見たいとは思いますが、ワンターンはきついと思います。
14着のオメガギネスです。緩いペース想定だったので追走に苦労しないと考えてただけにこのペースに付き合う形になりそれではさすがに今までとは違うだけに脚が残らないのは当然だったと思いますしどう考えても1200の馬では無かったのでこれは仕方ないと思います。まだ重賞勝ちが無いので今後レースはどこまで選べるか微妙ですが次はさすがに緩むのがわかれば狙えるとは思います。
15着はカラテでした。こちらはさすがに現状だとこのスピードにはついていけなかったのは仕方ないですが、勝ち時計というより、この走破タイムが全く想定外でここまで遅くなるとは思ってませんでした。そこまでスピードが落ちてるとは思ってませんでした。
最後に16着のシャンパンカラーです。これは出遅れたので仕方なかったですが、そこから挽回してポジション取ったのでさすがにそれでは無駄に脚を使い下がってしまうだけの競馬になってしまったのは仕方ないですが、それでもあのペースを内が開いてたとはいえするする抜けてポジションを取る脚があるのはすごかったので今後どういう路線に行くかわかりませんが次回はそこそこテンから出していけば面白い存在になるかと思いました。

あとがき

ドンフランキーが引っ張るとは思ってましたが、他もついていってここまで1200のレースになるとは思ってなかったですし、1200のペースからラスト2Fのバテ合いというのは全く想像できませんでした。しかも前傾ラップが得意な馬は大敗したりと持ち味を発揮できたドンフランキー以外はガイアフォース以外苦手な展開での上位なのでこれは面白いレースだったと思います。世界的にはどうかと思いますが、これはここ数年の中でも興味深いレースになったので、ここを走った馬の今後は楽しみです。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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