報知杯弥生賞全頭診断の答え合わせ

雑談

弥生賞が終わり少し牡馬クラシックやNHKマイルカップに向けての準備が出来てきた気がします。今年の3歳世代は牡馬、牝馬ともにレベルは高そうな気がするのですが消耗が激しくなるレースになりがちな気がするので疲労の見極めが大事な気がしてます。

1着〜5着

まずは優勝しましたコスモキュランダです。最近のトレンド重賞初制覇です。騎手と調教師さんはこのレース初制覇、馬主さんはこのレース3勝目、生産牧場はこのレース2勝目となりました。スタートは普通でしたがすぐに下げて外へ出そうとしてましたが11番に邪魔されましたが向正面で外に出して前がペースを上げなかったので先に仕掛けてそのまま押し切るという競馬でしたが、最初から狙ってたようなポジションの取り方でしたし馬も自然と上がって行ってたのでこれは普通に時計的にも強かったと思います。課題は流石に先に動いたから仕方ないとはいえ最後止まったのでその部分かと思います。
2着はシンエンペラーでした。スタートしていきなり挟まれたり1コーナーまでは外に行きたがるこの馬とトロヴァトーレでかなりごちゃついて走る事になりましたが、この馬がマークされるのは当然だと思うのでこれは仕方ないとは思いますが、真っ直ぐ走れない部分は解消してますし、コーナーも若干膨れてるとはいえスムーズに回れてるのでかなり成長したと思います。
3着のシリウスコルトです。こちらは迷わず先手を主張して粘りこみましたがやっぱり内ラチを頼って走らせるのがこの馬には合ってるのでこの枠でどうかと思いましたが先手を取って自然とラチ沿いを走るのはいい判断だったと思うので今後も内ラチ沿いを走れたら好走出来ると思います。
4着のエコロレイズです。やっぱり年明けの1勝クラスがレベル高かったと思わせるこの1.4着馬でしたが、内が伸びるとはいえ向いてない小回りでジリジリ伸びてのこの成績は立派なので自己条件でどこを使うかわかりませんが東京ならあっさり突破できると思いますし、格上挑戦でもプリンシパルSとか面白いとは思うレースでした。
5着のシュバルツクーゲルです。先行有利な展開で上手く前目につけて走ってましたがペースが上がったところで全くついていけなくなったのでもう少し流れるレースになればしぶとく残せた可能性があるのでそうなりそうなレースで買いたい馬だと思います。

6着〜11着

6着のトロヴァトーレです。この馬は診断どおり末脚の効く馬場ではないという以前に末脚も出せなかったですしこのペースで追走が苦しいという感じにも見えたので思ってる以上にスローのヨーイドン競馬にならないと脆いというのがわかってしまったので距離が伸びてくれるほうが今後はいいと思います。
7着はダノンエアズロックでした。これはかなり気難しい面を見せたので今後どういったところで狙えばいいのか悩ましいですが、3コーナーで勝ち馬が捲ってきたら突如走る気を無くしたのかペースも上がらず4コーナー回り切ってから改めて伸びましたがその後は坂で止まってるので診断どおり距離も長そうでしたし気難しいではこれから思い切った戦法じゃないと厳しそうな気がしました。
8着のアドミラルシップです。最後方からの競馬になりましたが内ラチ沿いを立ち回れたので案外いい上がりを使えてるので着順や着差ほど悪くはないと思いますが、結局は因果関係がわかりませんがライラック不在が影響したのではと思ってます。
9着のファビュラススターです。追い出し我慢比べとは真逆の早仕掛け比べになってしまったのでこの馬には厳しいレースでしたが、直線もトロヴァトーレの進路の真後ろをずっと走って追い抜こうという気にならなかったのか走りづらかったのかはわかりませんが、とにかく診断と真逆になったのでこういう展開には合わないというのは合ってたから個人的には馬券は外しましたが良かったと思います。
10着のニシノフィアンスです。この馬に合ってる展開になったのですが今まで気にならなかったのですがコーナーでかなり減速してしまうので小回りは向いてないのに何でロングスパートが合ってたか不思議な今回の結果だったので大回りコースでどう変わるか見てみたいです。
最後に11着のレッドテリオスです。後傾ラップになったので思ってたより負けてないですし発表としては良馬場だったのでこれぐらいの着差とタイムでまとめれたのでこれからはオープンを狙えるかは微妙ですが条件戦ではそこそこやれる馬だと思います。

あとがき

今回後傾ラップになるとは思ってましたがレースレコードでしかもかなり極端な後傾ラップになったので皐月賞というより東京優駿や菊花賞のような明らかな後傾ラップ戦に繋がるようなレースだったと思います。勝ち馬はもちろんですが負けた馬もこのレースはレベルが高かったと思うので今後もある程度は期待していいのではと思います。最後までご覧いただきありがとうございました。