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共同通信杯(トキノミノル記念)全頭診断の答え合わせ

雑談

注目の共同通信杯(トキノミノル記念)が終わりました。このレースのレベルってすごくムラがある気はしますがこのコースで行われるからそれは仕方ないと思いますが高い時だと普通にG2のレーティングは飛び越えてるので昇格することは無いと思いますが何か変革はあるかもしれないです。

1着〜5着

まずは優勝しましたジャスティンミラノです。騎手は2度目、調教師さん、馬主さんはこのレース初制覇となりました。関係者の皆様おめでとうございました。スタートは悪かったですが枠の並びを利して前が開いてたのですんなり2列目を確保。直線では左右にブレずに伸びてたので上がりだけの競馬ではなく10秒台を2つ並べても真っ直ぐ走れる、真っ直ぐ走れてるから10秒台を2つ並べることができるという二面性のある末脚が使えるので長い直線では今後も楽しみな馬ですが、今回のようなスタートになると脆さはあるのでその辺が解消されればと思います。
2着はジャンタルマンタルでした。2列目の後ろを確保しましたが、今までとは違う競馬を試してる感じでしたが率直な感想はポジション取り云々より左回りはとにかく走りにくそうだというのだけはわかりました。向正面も直線も外へ行きたがるというより真っ直ぐ走れてなかったのでこれでペースが上がるとかなりきつそうなので今後の左回りは緩まないと追走で苦労しそうな感じがしました。とはいえ走りにくいながらも上がりはしっかり使えてるのも事実なのでG1馬には失礼ですが運だけではなくポテンシャルは高いと思いました。
3着のパワーホールです。展開に注文がつくと書いて見事に注文通りの展開になるとは私のフラグはおそろしいです。とはいえ小回りが苦手で大回りコースが得意な先行馬は珍しいのでこういうタイプの馬はまた大回りで人気落としそうな時に改めて買いたい馬だと思います。
4着のディマイザキッドです。スタートで内隣に寄られ同じ馬に向正面入ってすぐにぶつかりそうになるということがありながらも立て直して直線は上がり最速で最内を伸ばしてきましたがやっぱり距離が短かったと思います。ヨーイドン競馬が向いてないとは思えなかったですしコーナーもスムーズだったとこのコースで上がりが使えたのでもう少し長い距離の自己条件で改めてやり直して長距離路線を進んでほしいと思いました。
5着のエコロヴァルツです。過怠金は取られましたがスタートは悪くなかったのでこの馬にとっては収穫だったと思います。しかもあのスタート前からのテンションであのスタートはよかったと思いますが、この展開だと上がり33.1使えても止まって見えてしまうのは仕方ないですがそこまで追ってない中でのこのレースだったので結果は残念でしたが今後に向けての収穫はあったのではと思いました。

6着〜10着

6着はベラジオボンドでした。この馬スタートもですが道中も上へ上へ飛び上がる走り方なので障害レース走らせたら平地力もそこそこあるので面白い存在だと思うのでその時は注目します。器用さが無いと診断したのもおそらくこの上へ飛ぶ走り方がそう見せてるのでこれでよくこの上がりを使えたのがすごいなというのが素直な感想ですが、こういうタイプの馬が平地で活躍できる舞台がちょっとわからないのでダートを試すとか色々やってほしいという感想でした。
7着のミスタージーティーです。これはスタートはまずまずでしたが被害馬判定されなかったとはいえエコロヴァルツに進路をカットされたので二の脚を全く使えず後方からとなってしまいこれではこの馬の持ち味である長く脚を使える競馬をするにも道中からゴール前300Mまで進路が無かったので残り300メートルでキレ味勝負では明らかに勝負にならないのでこの結果は仕方ないと思います。とにかく逃げてほしいですが最低でも2列目確保してレースをしてもらわないとこの馬の持ち味は出ないと改めて思わせる結果でした。
8着のフォスターボンドです。相変わらずスタートが悪く最後方からのレースになりましたが、その分しっかり上がりは使えてるのでいいのですが納得できないのはスローのヨーイドンは向いてないというコメントでこの馬はスローのヨーイドンで2好走で今回はその時よりレースラップは遅いですがこの馬としては今までより若干早いペースで走ってきてのこの発言はどうかと思うのでスローの上がり勝負しかやってない馬でそれが合わないと判断してしまってるのはどうかと思いました。とはいえこの馬は今回の競馬を見ても追走力がないのでスローのヨーイドン競馬が合ってるというよりそれしか勝負にならないと思います。
9着のエンヤラヴフェイスです。これは診断時から書きましたが距離が長かったです。全頭上がり34秒より速かったのでこの馬はそもそも止まって見えてますが単体で見ても明らかに失速しているのでこの距離なら小回りでというのが理想だと思いますし、そもそも1400ぐらいがベストだと思うので直線平坦の橘ステークスあたりを目指してやってほしいです。
最後に10着のショーマンフリートです。調べてませんがルメール騎手のしんがり負けって珍しい気はしますがどうなんですかね。スタートで前をカットされた影響も若干ありますが3列目からの競馬で直線で下がって左右に馬がいなくなると競馬をやめてしまったのでこれは騎手のコメントは手応えが無くなったとのことですが、やっぱり競らないと走れないタイプだと思います。ずっと併せ馬で調教してますが単走で調教して1頭でも集中して走れるところを出していくとかして今後に繋げてほしいと思えるレースだったのでこれが力負けでは無いと思います。

あとがき

さすがに注目馬や今後を見据えた馬が出てくるレースだけあって今後どういうところで狙いたいかがハッキリと出たレースだったと思います。単体でどうこうでは無く前後のレースも考えての馬生ですからこれを活かして今後に役立てていければと思います。最後までご覧いただきありがとうございました。

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