見出し画像

阪神ジュベナイルフィリーズ全頭診断の答え合わせ

雑談

好きなG1が終わってしまいました。相性が良い訳でも無いですが色んな意味でわかりやすいレースという意味合いですごく好きなレースです。この次に好きなのは高松宮記念です。これも色んな意味でわかりやすいです。

1着〜5着

まずは優勝しましたアスコリピチューノです。関係者の皆様、優勝おめでとうございます。この馬はスタートは五分で2列目後方の中を選択し道中は運び直線入り口で詰まりそうになったところを偶然外に振られたおかげで前が開いたのでそのまま直線は進みゴールということになりました。強かったと捉えるかそうでもないと捉えるかは人それぞれですが、このペースで上がり33.7ならそこそこレベルは高かったように思えます。
2着のステレンボッシュです。これはスタート良かったので好きなところを選べたのですが3列目の中を運ぶことになりました。結果的にそれが敗因ですが。直線入って前にいた勝ち馬の動きに合わせて外へ行き勝ち馬より勢いは良かったですが前にも横にも動けなかったので動けるようになったときには残り150を切ってたのでこれではどうしようもなかったので単純な騎乗ミスです。そのまま動かず内側にいた場合はもう少し早い段階で前が開いてたのでもったいない競馬でひた。
3着はコラソンビートでした。これは今までとイメージを変える競馬をしましたが4列目からでも届くという前傾ラップというところに恵まれた印象はありますが、診断どおりきっちり何かを差し損ねるという部分はピッタリあたってました。
4着のサフィラです。この馬も自分の競馬では無い競馬をやっての4着なので今後も展開には左右されそうなタイプですがすんなり走ればそれなりの結果は残せると思います。
5着のシカゴスティングです。これは夏場の競馬に戻しての5着は相当立派ですし、新馬戦でマイル経験があるとはいえ距離延長でのパフォーマンスは良かったので前に行けば沈むようなレースでない限りは距離も2000ぐらいまでは何とかなると思わせる内容でした。

6着〜10着

6着はルシフェルでした。これは器用すぎたのが仇となっての6着だったので1番強い競馬をしただけに残念でした。道中は4列目の中で脚をため、4コーナーもコーナリングの上手さを見せて膨れずにしかも内へ進路を取れる曲がり方で直線を向きましたがさすがに内のごちゃついてる部分を捌くのに外へ進路を取った分の距離ロスは大きかったです。とはいえ3.4着のところで着差はついてるので馬券内は無かったと思います。忘れな草賞と秋華賞で買いたい馬がここで見つかりました。
7着はスウィープフィートでした。これは意外と好走できたと思ってるのですが、この距離は明らかに短いというのと、外回りでもあれだけコーナーで振られるとなるとなかなか出世は厳しいと思わせる結果だったのでこの7着で自己条件に戻れば相当人気しそうですが、内でロングスパートを活かせるところがあればいいと思います。若駒Sあたりがいいとは思うのですがその辺になると相手関係が微妙と思うので勝ち上がりには苦労すると思います。
8着はドナベティでした。これはチグハグな競馬だったのでもう少し徹底した作戦だったら良かった気はします。具体的にはスタート後外回りに入るところで内に切れ込んで徹底してラチ沿いを走らせるかと思えば直線は中へ行きそこから内→中→ラチ沿いとジグザグに走る競馬でパトロール見た限りだと操縦性の悪い感じでは無く騎手がそうさせてたのでこれは距離ロス回避させるつもりが無駄に距離を走らせる結果になったのである程度能力は示せただけにもったいない競馬でした。
9着はコスモディナーでした。この馬は距離が短いのでは?と思ってましたが全くの逆で距離が長かったのでこの結果で短いところに進んでいくと思いますが、いい末脚は出せてますが、キャットファイトに邪魔されたので参考外ですが、追走に苦労してたのは気になるところなので、短いところに向かって追走にはさらに苦労しそうなのでかなり条件は絞られそうな馬になりそうです。
10着はキャットファイトでした。これはスタートで中途半端に好発したのでそこで好きなポジションを選べたので外に出せば良かったのですが当然のように内を選び3列目の内で運び直線入ってかなり前が開いてるところを探すのに外へ持ち出してたのであの時間が真っ直ぐ走れなかったのでかなりロスがあったのでこういう競馬になるとマイルは長いです。かといって大外ぶん回しというタイプでもないのでこれも今後苦労しそうなタイプと思います。新馬戦以外だとスタートは良いので先行抜け出しという競馬ができれば理想なんですが。

11着〜18着

11着のテリオスルルです。診断どおり競馬が小さくなってしまって何をしたかったのか中途半端になってしまいましたが、このペースで直線の坂で完全に止まってしまったので完全に距離が長かったとは思います。とはいえ1200の走りでは無いので1400の平坦向きと思いますが、スケールが小さくなったので買い時は難しそうなタイプと思います。
12着のナナオです。これはカルチャーデイに邪魔されたのが誤算だったと思います。前に壁を作りたい馬なのでスタートから出して内にいきましたがカルチャーデイが内でブロックして下げれなくなったので渋々1列目の外になったのでこれでは前走とは流れが明らかに違うので厳しかったですが、良馬場でも走れるのは見せれたので今後も楽しみな馬です。
13着はクイックバイオでした。これは上手い競馬を見せてたのでスタートから3コーナーまではパトロール見たら千直とか上級条件の1200戦を使って欲しいと思わせる内容でした。キャットファイトが好発決めたので当然キャットファイトの後ろになりますが上手く進路取りを決めてキャットファイトを外から交わしてキャットファイトの前に入り込むというスタート後のいわゆるレースで最も速くなる区間でそういう縦横の動きを決めれるのはポジション争いの激しい千直や1200戦では力を発揮できるので、診断通り短距離路線に行った時は積極的に買いたい馬です。
14着はスプリングノヴァです。これはスタートでレースが終わってしまったので全くのノーカウントですが、あれだけスタートで両隣から挟まれて騎手が落ちそうになった後よく立て直してレースをして恐れずにラチ沿いを走り続けたのは根性を見せつけました。という事は診断通り小回り向きなのだと思います。
15着はプシプシーナでした。これはスタート決めてどう組み立てるのか楽しみにしてましたが、全くポジションを取りに行く訳でなく、後方待機になったので持ち味を出すこともできずに敗戦の将として今後に活かせると内容だったと思うので次は積極的にお願いします。
16着カルチャーデイです。これは診断通りやはり距離が長く直線の坂も合わなかったので今後の路線が決めやすくなってよかったと思ってます。
17着ニュージェネラルです。これは診断でも出してましたが新馬戦であれだけ止まってるのをここでどうにかすることが出来る訳の無い組み合わせだったのでこの結果は仕方ないと思います。
最後に18着のミライテーラーでした。これは完全に予想外でした。これを18番人気にできるのは本当に世間はお上手です。こんな予想などやる必要のない事です。あれぐらいのレースなら真逆の左回りの少頭数でもう1回見てみたいので芝を使ってほしいですが、もうダート路線でしょうね。

あとがき

思ってたぐらいの前傾ラップで例年と変わりのない阪神JFだったと思いますが、レベルも例年はあまりいないG2ウイナーがいたりしたのである程度のレベルにはなってたのでは?と思うのですがこのレースを見て世間がどういう評価をするのか楽しみです。最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?