見出し画像

桜花賞全頭診断の答え合わせ

雑談

今年の八大競走の1つ目が終わりました。近年の優駿牝馬は目標とされないレースで余力で勝つ馬が多くなってるのでこの桜花賞の存在価値はしっかりしてますが優駿牝馬を目標にしてもらえるようにその後の長めの牝馬路線ってのも考えたほうがいい気はします。

1着〜5着

まずは優勝しましたステレンボッシュでした。調教師さんはこのレース3勝目、生産牧場は連覇、騎手と馬主さんはこのレース初制覇となりました。関係者の皆様おめでとうございました。スタートして真っ直ぐ進ませて内には行かないという意思は見せてましたが外から被せられたので仕方なく中に入り3列目の中からの競馬になり4コーナーで上手く外に出すスペースが出来たので外に出して直線伸びてはいますが手前替えの時にはヨレないですがあれだけ内へ外へと進路が変わってしまうのはまだこれからの馬という事だと思うので現時点ではこの距離が一杯なのかなという感じだったのは気になりました。
2着のアスコリピチェーノです。スタートがあまり上手くいかなかったですが二の脚が速く2列目後ろからの競馬は出来ましたが前走とペースが変わらずでこの結果なので着順は悪かったとはいえ診断通り前は止まらないレースではあったのでこの結果は立派ですが成長力には疑問がある結果でした。
3着のライトバックです。道中は最後方からになりましたが今までかなり緩いペースしか経験が無かったのでこれは仕方ないですが結果的にこのペースだったので離れた位置の追走にならなかったのがこの結果ですが、前後半がイーブンの競馬になったのが差し届かずになった要因なのでこの距離はさすがに忙しかったと思うので長い距離で前が残らない展開が理想とわかったのでローズSが今年阪神開催じゃないのが残念ですがそういったレースで上位争いできる馬と思います。
4着のスウィープフィートです。前回に引き続き出遅れて後方からの競馬になりテンの3Fが同じで前回の方が中盤は速く残り1Fでは前回と同じタイムの競馬になって前回はバテてるのを捌いたのでラスト1Fの差でのこの結果なのでこの馬としては走ってますが鞍上で馬が変わったと言えばそれまでなのですがやっぱり前につけてこその馬と思うので2走続けての出遅れは今後にも影響するので不安の残る結果でした。
5着のエトヴプレです。先手は主張出来ず自分のペースではない緩い流れになりながらもしっかり対応して残したのでまだまだ長い距離になっても持続力で対応してきそうなので賞金的にも権利も取った優駿牝馬に出ても今回緩いペースで走れてるので対応できるかもしれない楽しみは出たので人気しないと思いますが一発はある存在と思います。

6着〜10着

6着のワイドラトゥールです。スタートは五分でしたがすぐに下げて3列目の内を追走し直前まで変わらずでしたが上手く直線では馬群の7分目まで外に出して伸びてきたので内容としては馬群の捌き方といい最も強い競馬をしていたようにも見えるのでこれは今後も楽しみな馬だと思いました。
7着のセキトバイーストです。スタート速かったですが前には行かず2列目の外を選択し直線は馬群が横に広がったこともあり3分どころを通ってイーブンペースだったのもいかしてこの結果だったので正直この馬と6着で0.3秒差というのが表してるように善戦してるとはいえこの差は大きいと思いますが、坂で止まらなかったのは収穫だと思います。
8着のクイーンズウォークです。スタートが決まり2列目の後ろの内を選択して戸惑うこともなく追走出来てましたが見事に坂で止まったので優駿牝馬もどうかとは思いますが器用さはあるのでこの結果を見て秋華賞は楽しみだと思います。
9着のテウメッサです。スタートはまずまずでしたが周りの馬を気にしてポジションを下げたり行きたかった方向には行けなかったりで3列目の中に閉じ込められることになり直線も伸びてましたが横の馬の動きに過剰に反応して左右に動いていたのでここが6戦目でしたがもう少し競馬に慣れてくればこの脚ですし相当上でもやれる能力は見せたと思うので先は楽しみです。とはいえ臆病さは治るかわからないのでやらないとわからないのも事実です。
10着のハワイアンティアレです。後方からの競馬になり着順としては崩れてますが0.7秒差ですし持ち時計は詰めてますし似たタイムで内容の違うレースを2走で経験できたのは今後につながると思うのでまずは軽く自己条件を勝って上の舞台に戻ってきてほしいです。

11着〜18着

11着のイフェイオンです。上手く2列目の内を確保して今まで通りのレースをしましたがこの馬に関しては好走してますが止まってもないですし時計面の限界がここだったと思えるような結果だったので今後時計のかかる舞台では重賞でもやれると思いますしこの着差なので世代上位ではあるので掲示板あたりは確保できる可能性はそこそこあると思います。
12着のシカゴスティングです。これは行ききれず控えて大敗となってしまいましたが間違いなく阪神JFより成長してますしこのペースで行ききれないと考えると陣営は距離を短くと思ってるようですが短くするなら千直ぐらいしか向いてそうな舞台はなさそうですし個人的には行ききれる距離と思うともう少し長めで楽にいける小回り向きなのではと思える結果でした。
13着のチェルヴィニアです。スタートは良かったですがやはり今までより速い流れには乗れず2列目の外から追走で手応えは良かったですが直線は馬がとにかく外へ外へ行きたがる素振りを見せてまともに走れてなかったうえに坂で止まるという課題が多く残るレースになったのでこの外枠は良かったと思いますが間違いなく優駿牝馬はペースが緩んだとしても距離が長そうな気がするのですが向かうんでしょうね。
14着のマスクオールウィンです。診断で不安視してたスタートで遅れ後方からになり伸びてはいましたが行き場がなく大外にまで行かされてのこの結果なのでそこまで悪いとは思わないですが単純に距離が長かったという気はします。とはいえスタートさえ合えば追走の仕方といいここまで負ける結果では無かったと思うので今後はとにかく内枠で見たいです。
15着のセシリエプラージュです。診断通り外を回ることになってしまいましたが馬も騎手も内へ行こうと頑張ってただけに入るスペースが無くさらに外へと出すレースになってしまったので今後ローカルや中山のようなロングスパートが効く舞台で活躍してほしいですがこういうタイプはなかやか自己条件でも取りこぼす事が多いので戻ってくるには時間がかかると思いますが中山牝馬ステークスあたりで重賞制覇を目指してほしいです。
16着のコラソンビートです。この馬に関しては前回短距離のペースで走った事で最後伸びなかったというのもありますが、そもそも阪神JFはレースラップで最後の1Fが止まってるのに対し今回は残り1Fまでの通過タイムはほぼ同じでラスト1Fが止まらなかったという差なので今回この馬に関しては時計的にも合わなかったですし騎手は距離が長かったと言ってますが単純に時計面できつかっただけで優駿牝馬は時計勝負にならないと思うので巻き返しは効くと思います。
17着のショウナンマヌエラです。上手く先手を主張して気持ちいいぐらい前が残しやすい緩め方をしましたが他の馬が速くイーブンペースになったのに後方勢に向く組み合わせだったのでもう少し中盤速くして後方勢の追走を困らせれば好走出来てたと思えるだけに少し勿体無いレースでした。この馬に関しても2000ぐらいがベストと思うのでどこかで賞金加算して愛知杯あたりで頑張ってほしいとは思います。
最後に18着のキャットファイトです。前目につけた馬のほうが良さそうな実質は後傾ラップというレースラップでこの結果は良くないですがそもそも3コーナー付近で怪しいという診断をしてた馬でこの結果なので悪いとは思いませんが時計のかかる舞台が今後は大前提になるので渋った馬場の時には狙っていきたい馬と思える結果になったのはプラスだと思いました。

あとがき

この世代はやっぱりレベルが高いと思ってましたが、上位陣が年末からほぼ成長がなくその他の馬が追いついてきたという今回の結果だったので世代のレベルは変わらず高いと思います。なので優駿牝馬では着順が大幅に入れ替わる可能性はそこそこあると思うので楽しみになりました。
最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?