わたしがコルダにハマったら母が声優沼に落ちた話(前編)
冒頭からタイトルとは関係の無い話だが、数年前に呟いた内容が切なかったので供養。
さて今回の内容。
この「前編」は、わたしが20年遅れでコルダにハマり、挙げ句に夢女と化して恥を晒す内容がメインとなっているのでご了承いただきたい。
※肝心のママンの話は後編メイン。
わたしは【アンジェリーク】と【遙か】の2シリーズは発売日からほぼ全タイトルをプレイ済みだったが、【金色のコルダ】だけは全くの未履修だった。
思い返せば幼少時代。
少しでも音感を持ってくれたらと親からオルガン教室に通わせてもらっていたが、楽譜が読めるようになることもなく、練習もろくにせず、興味すら持てないまま辞めてしまった過去を持つわたし。
小学生になってからのクラス合奏でも、極力楽譜を読む必要のないカスタネットやトライアングル、果ては手拍子で歌う係とか、そのあたりのポジションへ積極的に立候補していた。
音楽を学ぶより、絵を描いたり文章を書いたりしている方が好きな子供だった。
ちなみに今だって楽譜は一切読めない。
あれはわたしにとってはオタマジャクシと見慣れぬ記号たちの集合である。
そんな人間なので、コルダが発表された時も
「わたしには縁がないタイトルやで…」
と割り切ってしまっていた。愚かなり。
時は経ち、2023年。
コルダ20周年イヤーということで、Twitterのタイムラインは盛り上がっていた。
※完全に余談だが、わたしの中では「X」という名前は未だに浸透していない。
話は戻って、20th。
みんなが楽しそうにコルダに関する思い出を呟いているのをボーッと眺めている内に、あろうことか興味がわいてしまっていた。
まさかの。今さらどうして。
音楽を取り扱う作品に?
だが、心が向いてしまったのは仕方がない。
軽い気持ちでその思いを呟いた。
ご覧いただきたいのは画像の下部。
即、フォロワーMさんに掴まったのだ。
そこに神(Mさん)ありけり。
わたしは神に問うた。
「こんな私生活とメンタルと睡眠時間がズタボロで、ついでに人生で楽器に何一つ触れてきておらず、楽譜すら読めないようなわたしでも、コルダはプレイ出来ますか?」
すると神は答えた。
「できますよ、ファータによる音楽の祝福は、誰にでも授けられるのです」
(※実際のリプでのやり取り)
まさに神の啓示を受けた瞬間だった。
ちょうど11月のイベント合わせの新刊準備中だったので、脱稿したら開始する予定でPSPソフトを購入。
あ~~楽しみ。
あくまで動作確認だけはやっておかないと、不測の事態があってはならないからね、致し方なく。
結果的に不具合などはなく、オンラインイベント終了まではプレイをお預けとした。
勤務先で自分だけが受ける講師資格試験が1月に迫っていたが、まだ時間はあるし何とかなるやろ精神でスタート。
恋愛……する暇あった?
気を取り直して周回スタート。
PSP2台持ちのわたしは1台で2fをプレイしながら、もう1台で無印を続行。
乙女ゲーなのに、誰とも恋愛をすることなく、ただライバルたちと楽器で殴り合って(語弊)無印を終わった。
無念。
そして2f。
母がしっかり巻き込まれている。
そしてわたしは、とうとう最大の2人の推しに目覚めてしまう。
ここからしばらくは、何の得にもならないわたしの狂った呟きターン。
……とまあ、こんな感じでアニメとゲームを元気に反復横飛びしつつ、推し2人を攻略できないからという理由で半月もウダウダしていたコルダ3(無印)を仕方なく開始していたが。
光の速さで沼るというオタクお約束の展開へ。
自分を正当化することにかけては金メダル最有力候補だという自負がある。
わたしの寝不足も更に深刻化してゆく。
なお、資格試験までもう少し。
完全に導火線に火の点いたオタク。
Twitterに載せていた、これまでのまとめ。
(※見ても得はない)
あまりツイートしてないが、この2023年11月からのコルダ漬け期間、ママンはずっとわたしの横で
一緒にアニメを観て
一緒にゲームの思い出スチルと回想を見て
一緒に設定資料などの書籍を読んで
一緒に舞台(実写)DVDを観て
一緒に星奏学院祭のDVDを観ているわけである。
ある時、星奏学院祭を観ている時にママンがふと呟いた。
ママン「ねえ、声優さんってさ…」
わたし「ん?」
ママン「声優さんって……凄くない?」
わたし「え、うん…」
母が覚醒するまで、あと少し。
おまけ。
あんな状態で受けた試験は無事に合格した。
当の本人の自分が一番意味が分からなかった。
つづく。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?