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因島・横浜ロマンスポルノに行った話

因島・横浜ロマンスポルノ’24〜解放区〜
2024年9月1日(因島公演2日目)
この日が私が人生で初めて因島に行った日です。

因島は広島県の島で、ポルノグラフィティの故郷としてファンの間では有名な場所です。
これまでずっと行きたいと思っていて、でもなかなかきっかけがなくて。
そうこうしていたらコロナ禍になって行き辛くなりました。
でも、死ぬまでに必ず一度は訪れたいと思っていました。

そんな中、今年の3月のツアーファイナルの日に因島でライブをするという発表がありました。
彼らの故郷でのライブ。
もちろん行く一択です!
ただ、チケットが取れるかどうかというところがあり、ドキドキしていましたが、なんとファンクラブ先行でチケットを無事ゲット!
これは私に因島へ行けという神様からのお告げだと思いました。

2018年にしまなみロマンスポルノがあって、その時も行きました。あの時は会場が尾道市だったので、厳密に言えば彼らの故郷ではありません。
なので今回因島でやると発表があり、震えました。これは行くしかない。
チケットも新幹線もホテルも取れてライブの日に思いを馳せながら準備していました。

しかし、8月の終わりに台風が発生して、しかも因島公演の初日が台風の影響で中止。(因島公演は8月31日と9月1日の2日間の予定でした)
気が気でなかったです。
因島のライブが幻になってしまうかもしれない。
毎日暇があればスマホで台風の進路予想と新幹線の運行状況を見てました。そしてその頃謎の咳が出て体調もあまり良くなかったので、ライブに向けて体調を整えるため病院にも行きました。
とにかく因島に行きたい。それだけでした。

9月1日はライブが出来そうとのことで、中止にならず、私はとりあえず胸を撫で下ろしました。
ライブをやるというのであれば行く。そう心に決めました。
今回、新幹線もホテルも旅行会社を通じてチケットを取っていました。ライブ前日の夕方、旅行会社の担当の方から電話があり、当日の新幹線の運行状況を教えて頂きました。
私もネットで調べていたのですが、まさか旅行会社の方から連絡を頂けるとは思っておらず、すごく助かりました。
行きの新幹線は途中で止まってしまっていたのですが、旅行会社の方から教えて頂いたおかげで新幹線を乗り継いで、何とか行くことができました。

自分の地元を出る時は曇天だったのに、会場は雲ひとつない晴天。
まるで天気も今日のライブを応援しているかのようでした。
スタッフの人たちもバスに向かって手を振ってくださったり、バスを降りた後も「楽しんできてくださいね!」と声をかけてくださったり、すごく温かい会場でした。

ライブ当日は交通規制がかかっていて、アクセスバスを使ってしか因島に入れず、しかもライブ会場にしか行けない状況でしたが、因島に来ている。それだけで私の心は高鳴っていました。

ずっとずっと来たかった因島。
ポルノグラフィティの故郷の因島。
SNSに投稿されてる写真や動画を見て行った気になっていた因島。
その因島に来ている。
夢でも妄想でもない。
これは現実の出来事である。

生きててよかった。
心からそう思いました。

会場は雲ひとつない晴天で、気温も高く、日差しを遮るものがない状況だったので、すごく暑かったです。
ライブ開演が14時だったのでまだ陽が高い時間帯ということもあり、ステージにいるポルノのお二人、サポメンの方々、そして私たちファン、みんなが過酷な環境の中にいたと思います。
野外ライブはしまなみロマンスポルノに参戦したことあるので実質2回目ではありますが、しまなみの時は冷たい雨の中の参戦でした。
天気の良い暑い日の野外ライブは初めての私には大変でしたが、ここで倒れるわけにはいかない!という意気込みがあり、塩タブレットや水分を摂りながらいつもより控えめに暴れて(当社比)乗り切りました。

ライブの感想はひとことで言うなら最高でした。
すごく暑かった。でも、すごく良かった!
セトリは私も予想していましたが、1曲目がサンタモニカというのは全くの予想外でした。
ポルノのライブの1曲目はいつも予測不能です。(褒め言葉)
25周年と銘打ってるライブだったけど、サウダージもハネウマライダーもなく、割とマイナーな曲が多かったなという印象でした。
誰もが知ってるメジャーな曲ばかり集めなくてもこんなに素敵なライブが出来るんだ、という風に感じました。
ポルノの曲はメジャーな曲とかマイナーな曲とか関係ないですね。だってどの曲もこんなに素敵なんですから。

昭仁さんがMCでも言ってましたが、ライブ当日は交通規制がかかっていて行くのは大変でした。
だけど行ってよかったと思います。
バスに乗って因島大橋を渡っている時の感動は今でも忘れません。

行けてよかった。
行ってよかった。

この言葉に尽きます。

また次のライブまで元気でいようと思います。

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