7月13日(月)本日の東京市場は、米国株高を好感して買い先行。
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■7月13日 本日の見出し
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米国株高を好感して買い先行。
安川電機の決算発表も市場予想を上回る内容に。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、アナリストのkanonです。
前週末の米国株市場はワクチン開発期待から反発。
本日の日本株市場も買いが先行する展開となりそうですが、
これまでも、ワクチンに関する好材料での上げは
先行きが見通しにくさから、
一過性の上昇に留まることが多く、
買い一巡後は、上値の重い展開が想定されるでしょう。
一方で、産業用ロボット大手である
安川電機が前週末に発表した決算では、
3~5月期の連結営業利益が前年同期比で22%減の62億円に。
減益とはなりましたが、従来の会社計画(40億円)や
市場コンセンサス(34億円)を上回っており、
コロナの影響が出始めた頃に各社が発表した
業績見通しや市場予想よりも
実際の業績は回復してくるのではないかという
期待感を高める内容となっています。
銘柄選別は必要ではありますが、
コロナ後を見据えた個別物色が進む期待ができるでしょう。
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■前日の海外概況
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『ダウ工業株30種平均』
10日の米株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比369ドル21セント高の2万6,075ドル30セントと反発。
バイオ製薬のギリアド・サイエンシズが
コロナ治療薬「レムデシビル」を巡って、
重症患者に投与した臨床試験で死亡率が62%低下し、
症状も改善したと発表。
経済活動正常化への期待が高まったことで
景気敏感株に買いが優勢となりました。
これまで上昇を続けていた銘柄には
利益確定売りも見られましたが、
ハイテク株への買い意欲は依然として高く、
ナスダック総合株価指数も続伸しています。
『為替』
10日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=106円85銭~95銭と円高に傾倒。
新型コロナウイルスの治療薬の開発などへの期待から
投資家のリスク回避姿勢がやや和らぎ、
流動性が高いドルを対主要通貨で売る動きが優勢となりました。
『日経平均先物』
10日のシカゴ日経平均先物9月物は前日比215円高の2万2,600円と反発。
新型コロナウイルス治療薬の開発期待が広がり、
米株とともに買いが優勢となりました。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,075.30 (+369.21)
・ナスダック:10,617.443 (+69.693)
・S&P500:3,185.04(+32.99)
・為替 ドル円:106.86-106.88(+0.02)
『国内』
・日経平均株価:22,290.81(-238.48円)
・TOPIX:1,535.20(-22.04)
・日経ジャスダック平均株価:3,405.47(-21.48)
・東証マザーズ指数:1,003.60(+4.90)
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■本日の予定
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『海外』
米6月財政収支(7/14 3:00)
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■本日決算発表
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クリエイトSDH、サカタのタネ、コーナン商事、
ドトル日レス、ウエストHD、歌舞伎、カーブスHD、
タマホーム、ラクトJPN、進和、三栄建築、東京個別、
ライク、スタジオアリス、インタアクション、モリト、
OlympicG、AIT、ヒトコムHD、サインポスト、
佐鳥電機、AVANTIA、中本パクス、東洋電、識学、
エヌピーシー、ヴィッツ、スタジオアタオ
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■本日の注目銘柄
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・【9418】USEN-NEXT HOLDINGS
20年8月期営業利益予想を上方修。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。
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