7月10日(金)本日の東京市場は、米国株高を好感し買いが優勢に。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■7月10日 本日の見出し
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
米国株高を好感し買いが優勢に。
ETFの分配金基準日控え上値は限定的か。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■本日の日本株概況
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
おはようございます、アナリストのkanonです。
新型コロナの第2波が懸念され、
前日の米国株価指数は下落しています。
また、9日にはファーストリテイリングが
決算発表を行いましたが、
3~5月期は同期間として初の最終赤字となり、
通期の予想も下方修正しています。
日本市場でも第2波が懸念されているので、
コロナの影響を受けやすい銘柄を中心に
軟調な展開が想定されるでしょう。
新型コロナ後の世の中では、
パラダイムシフトが起きると見られるなかで
「withコロナ」関連ばかリ物色されていますが、
市場はいつも過度の期待を織り込みがちです。
短期ではコロナ関連に乗っていくべきでしょうが、
中長期的な観点で、コロナ後のことを考えて
冷静に市場を分析する目も忘れずに持ちたいものです。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■前日の海外概況
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『ダウ工業株30種平均』
9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比361ドル19セント安の2万5,706ドル09セントと反落。
米主要企業に相次ぐ人員削減が投資家心理を冷やし、
コロナ禍での企業間の格差が一段と鮮明となっています。
銘柄の2極化がすすんでおり、
ハイテク関連には買いが優勢となったことで
ナスダック総合株価指数は反発しています。
『為替』
9日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=107円15銭~25銭と円高に傾倒。
米国の新型コロナウイルスの感染拡大が続き、
低リスク通貨とされる円は買いがやや優勢となりました。
『日経平均先物』
9日のシカゴ日経平均先物9月物は前日比110円安の2万2,385円と反落。
新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感から米株に売りが先行し、
日経平均先物にも売りが波及しています。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■主要指数
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『海外』
・NYダウ:25,706.09 (-361.19)
・ナスダック:10,547.750 (+55.250)
・S&P500:3,152.05(-17.89)
・為替 ドル円:107.20-107.21(-0.04)
『国内』
・日経平均株価:22,529.29(+90.64円)
・TOPIX:1,557.24(+0.01)
・日経ジャスダック平均株価:3,426.95(-16.11)
・東証マザーズ指数:998.70(-10.05)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■本日の予定
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『国内』
オプションSQ
6月企業物価指数(8:50)
『海外』
米6月生産者物価指数(21:30)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■本日決算発表
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
安川電、コスモス薬品、良品計画、アスクル、ライフコーポ、JINSHD、
OSG、技研製、ローツェ、ニッケ、USENNEXT、プレナス、リテールPT、
CSP、リンガハット、オンワードHD、ダイト、コシダカHD、丸善CHI、
柿安本店、カネ美食品、トランザクショ、アレンザHD、キリン堂HD、
明光ネット、ヤマザワ、イワキ、タキヒヨー、カンセキ、フィルカンパニ、
プラズマ、イージェイHD、ワッツ、ブロッコリー、日本エンタ、
システムインテ、トライステージ、jGroup、メディ工房
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■本日の注目銘柄
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
・【3093】トレジャーファクトリー
6月の月次売上高が前年同期比の水準まで回復。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?