[手記] key Island 9 に行ってきました
どうもこんにちは、かのんと申します
今回は key Island 9 について
key Island は、key オンリー同人即売会です。もう今回で 9 回目なんですね。
前回は都合により参加できなかったため、私にとってヘブバンがリリースされてから初めての key オンリー同人即売会だったこともあり、とても楽しみにしていました。
会場はいつものポプルスガレージさんですね。
場所は (クラナドの聖地である "羽村駅" の一駅手前の) 福生駅で、非常に落ち着いた住宅街にあります。10年くらい前から key のオンリー即売会の会場だったこともあり、非常にお馴染みですね。
ヘブバンサークル急増
事前に配布されたサークルリストから、主要ゲーム別にサークル数をピックアップしてみました。
会場全体 77 (web も合わせると 88) サークル
kanon 3 サークル
AIR 2 サークル
CLANNAD 3 サークル
リトバス 8 サークル
Rewrite 8 サークル
サマポケ 13 サークル
ヘブバン 30 サークル (!?)
(ゲーム別は web 含まず)
こうして見ると やはりヘブバンが多いですね。実際、参加サークルさんの半分近くはヘブバン関連でなにかを出展されていた印象があります。
そして、サークルさんの中でもとくに目を惹いたのは「ナービィ広場」さんの自作セラフの展示&販売です。
key のゲームは基本、美少女ノベルゲームなのでこのような武器的なものは、これまでも見たことがなかったのですが、
ヘブバンはドラマチックRPG () ですので、こういうアーティファクトもありというわけです。とても良い…
そして、その茅森セラフに集まる方々の年齢が若いのなんの。
弱冠高校生くらいの方もいらっしゃいましたね。
これまでの key オンリーイベといえば サマポケが出るまで 7年間 (長い!) と期間が大きく空いたのもあり、来てる一般参加者も、サークル主さんも、ほとんどいつもの人みたいな感覚が正直ありました。(偏見)
それも (個人的には) 同窓会的な感じもあって、アットホームで居心地も良いのですが、それだけだとやはりコンテンツを取り巻くコミュニティとして良くありません。
そのため、巷でまことしやかに囁かれている、
「ヘブバンで key に入った新規勢」という新しい風を取り入れていくのはとても喜ばしいことですね。
戦利品紹介
①どうか君と目覚める世界でありますように (くらげさん)
ヘブバンの月歌ユキ本です。月歌ユキは鉄板ですね。
内容としては、とある夢を見てしまい不安になった月歌が…という流れで展開されていきます (※4章前編までのネタバレ含むので注意)
上質な月歌ユキを体験できるほか、最後のシーンでは ヘブバン世界観全体への暗喩もありとても良き一冊でした
②夜明けの旅と深紅の星 (うらさん)
おそらく会期唯一の終のステラ本です。
ジュードとフィリアの微笑ましい会話に口角がニヤついてしまう作品です。また、ver 君はやっぱりマスコット。かわいく描かれていました。
本の装丁もとても良く、見返しの赤い遊び紙もクリアな紙質で拘られており、繊細で深淵な終のステラの世界観を表現されていて良かったです。
③Memories of Blue Skies & SEASONG (だるまやさん & 戸越まごめさん)
まず最初に紹介する 「Memories of Blue Skies」は、key 楽曲を Synthesizer V (重音テトや京町セイカなど) でアレンジしたカバーアルバムです。
原曲を V シンガーでコピーしただけではなく、歌声合成に合わせて mix もされており、とても心地よく拝聴しています。
往年の名曲が 歌声合成でリチューンされるのも良いですね。
そして、 「SEASONG」 ですが、こちらはなんと戸越まごめさんが描き下ろしている楽曲が収録されています。
まごめさんは現在 key を退職されていますが、同人活動はされていることは前々からお聞きしていたのですが、まさか key のイベント会場で出会えるとは思っておりませんでした
(だるまさんも 「key 関係ないんですけど…」と謙遜ぎみにおっしゃってました 笑)
まごめさんの楽曲2曲はどちらも挿入歌で使われそうな明るく爽快感のある楽曲となってます。やはり何処となく懐かしさを感じますね。
だるまさんの 「Don't Pull My Strings」や 「Precious Piece of Cloth」もロック調の英語楽曲とてもカッコよく、久しぶりに同人楽曲を堪能させていただきました。
全体の感想
ヘブバン新規勢の方やコスプレの方も例年より多く非常に活気だった即売会でした。
普通の同人即売会だと、ゲーム別に分かれてしまうことも多いので、key というブランドでまとまって開催することで これまで知らなかった作品に出会うきっかけが作れているのも、key オンリー同人即売会の良い点です。
今後も新しい作品も往年の名作も入り交じったイベントであってほしいと願うばかりです。
(次は是非、今回見つけられなかった「かれつか」本を… !!! )
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