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【遊戯王MD】DC(2022冬)1st突破記念デッキ紹介【P.U.N.K.】

デュエリストカップお疲れ様でした!
一貫してP.U.N.K.で挑みました。混ぜ物が少ないデッキスタイルにしてますので、構築気になる方いましたら見ていってください。

デッキレシピ

P.U.N.K.と汎用カードたち

P.U.N.K.とMDカードプール(2022.12)

2022年12月19日現在、MDカードプールでのP.U.N.K.は、メインデッキにレベル3チューナーとレベル8が存在しています。
主に【ランク3】【ランク8】【シンクロ召喚】を駆使し、柔軟に戦うという魅力あるテーマとなっているわけです。

さらに、メインデッキには11枚の初動札があり、
事故率が比較的少なく安定した動きができます。

初動札11枚

OCG環境と比べると、2022年12月MDのカードプールだとP.U.N.K.3枚が未実装のため、フルパワーではありません。(相性のいいサイコ・エンド・パニッシャーも未実装)
更に、頼みのハリファイバーも禁止ということで、苦しい立場であり、使用者が少ない印象を受けます。

せいぜい見かけても、
フォクシー&セアミンの【ランク3】出張ギミックくらい。かくいう私も【ランク3】デッキ作成途中に、
P.U.N.K.の存在を知ったので、実はそういう入り方です。

デッキ解説

ここからは、メインギミックの紹介に移ります。おもに、手札状況により以下3ギミックから選択します。なお、P.U.N.K.のモンスター効果解説についての詳細はこのブログ上では省きます。(Wiki見てねということで)

ギミック1(フォクシー&トリクラ)

手札コストをトリクラにする初動

P.U.N.K.の動き絡める中で一番強いと感じた組合せ例です。至ってギミックは単純で、フォクシーチューンの手札コストをEmトリッククラウンにするというもの。

①:フォクシー効果。セアミンをデッキから特殊召喚
(コストにトリクラ)
②:コストのトリクラが自己再生
③:セアミン効果。マダムスパイダーをサーチ
④:マダム通常召喚。
⑤:マダム効果。デッキからデンジャラスガブをサーチ

上記手順は一例です。(オーガ、セアミン、緊テレスタートだとセアミンからフォクシーをサーチする)また注意点として、このときライフコスト2200も失っているため、実質5800ライフが初期ライフとなります。

⑥:適当な2体を素材にEXデッキよりエヴァリーを特殊召喚

⑦:エヴァリーと残りのP.U.N.K.でバロネス特殊召喚

バロネスを出したタイミングで丁度5回目の特殊召喚になり、ぎりぎりニビルケアができる状態になります。(MD仕様であるニビルチェックもできるので有難い。)

最終盤面で、フィールドにバロネス(あらゆる効果無効)、セットカードにデンジャラスガブ(モンスター効果無効)、墓地にエヴァリーがいる状況になります。エヴァリーの特徴については後述します。

ギミック2(フォクシー&ヘッジホッグ)


ギミック1とほぼ同じです。
フォクシーチューンの手札コストをボルトヘッジホッグにするというもの。展開をナチュビでストップする盤面となります。

が、Lv.18~19帯では絶望的に弱かったです。(後述)とはいえ、Lv.17まではナチュビを出すと相手が戦意喪失することが多く、環境デッキかどうかを下す一種の登竜門的存在といえました。

ギミック3(ランク3エンド)

手札が良くない場合は、強制的にこれになります。
フォクシーチューンのコストを活かせないパターンですね。
それでもランク3は立つので、お好みの制圧ランク3とデンジャラスガブをセットするのが基本となります。

一応これで先行2妨害

EXモンスター 紹介

ここからはよく使った順にEXモンスターを紹介します。

1.フォーチュンレディ・エヴァリー

実質MVP

エヴァリーはシンクロ召喚成功時に何もしないモンスターですが、墓地にいる状態で相手エンドフェイズにトリクラをコストに自己再生する偉いやつです。復活タイミングは遅いですが、何度も勝利に導いてくれました。

■エヴァリーの評価ポイント
①:自分スタンバイフェイズ時にレベル8になる
②:自分スタンバイフェイズ時に相手モンスター選んで除外
③:突然、相手エンドフェイズ墓地から再生

①は、レベル8になる特性で、バロネスがなんやかんや生きてた場合、スタンバイ時に墓地からレベル8フォクシーを吊上げ、自動的に【ランク8】に繋がる点が特に評価できます。
また、バロネス不在でも、P.U.N.K.切り札であるレベル11のアメイジングドラゴンに即座に繋げられる点もP.U.N.K.使いとしては嬉しい。

②は、ギミック1開始時に手札にニビルがあった場合、返しのターンに原子生命体トークンを除去できる点が優秀。

ギミック1開始時のいい手札例

あとはセアミンからレベル8のP.U.N.K.をサーチして、【ランク8】経由でヌメロンドラゴン出すといった流れ。

レベル8が2体…、くるぞ!

③はバロネスやこっちの手札誘発のためにリソース削ってくれるので、墓穴の指名者に指名されるケースが少なかったです。(どちらかというとミラジェイドの餌でした)

2.ドラッグラビオン出張3枚セット

ヌメロンドラゴン9000ワンパン。
前述した、ギミック1が決まり返しのターン用です。
勝ちパターンの1つ。

3.フルールド・バロネス

強い。ギミック1の終着点です。
先行ではこれが狙えれば理想。

4.ナチュル・ビースト

神碑はいやだ!ということでギミック2で採用。
が、意外と強くなかったです。
魔法封じのために入れてましたが、
超融合、禁じられた一滴、月女神の鏃とかで沈黙。
魔法に弱いて。
他だと泡を浴びてて気持ちよさそうでした。

5.No.3 地獄蝉王ローカストキング

ギミック3に採用。
守備3000は固い。神碑が多いおかげで蝉が戦闘行えるケースも多く、素材4のアーゼウスに搭乗させることが多々ありました。

6.ダウナードマジシャン&天霆號アーゼウス

ランク3】のゴール。素材4は強いですね。
ちなみにダウナードマジシャンは魔法使い族であることから、エヴァリーの自己再生コストとしても優秀でした。

7.混沌魔龍カオスルーラー

主に、PSYフレームギアγ&ドライバー、
下級P.U.N.K.&時の魔導士から出します。
デッキトップ5枚ガチャは楽しい。
トリクラ持ってこれたらハッピーです。
自己再生効果もフォクシー(光)&オーガ(闇)のおかげで気軽に蘇生できます。

8.時の魔導士

簡易融合唯一の特殊召喚先。先行展開では、
上述のカオスルーラーを出すために使います。
後攻ではブラックホール効果にチャレンジします。
確定コイントスガチャは楽しい。
エヴァリーの自己再生コストにも使える点も優秀。

9.Uk-P.U.N.K.アメイジング・ドラゴン

一応、本デッキの切り札。
効果は2つありますが、バウンスは相手ターンにシンクロ召喚する方が強い効果のため、娑楽斎と適当なレベル8を自分フィールドに出す準備が必要です。
カオスルーラーと娑楽斎を並べるケースが極まれにあったので、最後まで入れててよかったです。
墓地蘇生効果は展開に、というよりはライフカット要因で使ってました。

10.相剣大公-承影

エヴァリーがスキドレやらアルベルやらで効果無効になるケースがあり、2枚目のレベル10シンクロ要因として入れました。能動的に除外することがないデッキなので、他のレベル10でもよかった気はします。
相剣デッキに当たったときは、アークネメシスで幻竜族宣言するとき用に使った程度です。

11.No.47 ナイトメアシャーク

神碑にいるゲーリとかいう犬対策に入れてました。
もちろんこの鮫、アーゼウスに搭乗します。

12.閉ざされし世界の冥神

マリンセスなどの効果受けない耐性持ちを突破する要因で採用。
どういうわけか使う機会はなかったです。主に壺コストになってました。

その他汎用枠 紹介

ここからおなじみカードの紹介です。

<灰流うらら>
腐る機会がないので、3枚採用。あとレベル3チューナーというだけでこのデッキにはそれ以上の価値があります。

<増殖するG>
1枚にしているのは、DC中にあまり刺さらないケースが多かったからです。抹殺の指名者用に入れている意味合いが強い。

<幽鬼うさぎ>
お城や泉を破壊しつくす頼れる相棒。緊急テレポートでも呼べるのはやはり優秀。

<PSYフレームギアγ&ドライバー>
このデッキの初動11枚のうち、
8枚(フォクシー、オーガナンバー、緊急テレポート)がモンスターゾーンが空の状態で発動する関係で、誘発チェックとしても有効でした。ごくまれに緊急テレポートから特殊召喚して、カオスルーラーとの素材にバロネス出すこともありました。

<原始生命態ニビル>
後攻1キルを狙われているときに大活躍してました。あとはこちらも展開するので、抹殺の指名者を踏まえての採用。

<金満で謙虚な壺>
初動パーツめくりとして非常に優秀。EXモンスターの種類が分散しているため消費抑えるため基本は3枚除外を選択してました。

<無限泡影>
腐ることはなかった。正直2枚入れてもよかったかも。神碑の話ばっかりですが、フギンを無力化してから羽箒を発動して捲る展開が好きでした。

<ハーピィの羽箒>
腐らないのでもちろん採用。
神碑で大量に除外されたあとの最後のデッキトップがこれで、捲ったときは最高でした。

<三戦の才>
これも腐る機会は少なかったです。ドローも優秀ですが、相手に誘発吐き出させたあとに、ハンデス効果でキーカードを処理できるのは強かったです。

<ダイナレスラー・パンクラトプス>
パンクと検索するといつも側にいてくれたレベル7パンク。相手が制圧モンスターいるなか、下級P.U.N.K.と合わせてバロネスまでになってくれました。2枚でもよかったかも。

<アークネメシス・エスカトス>
P.U.N.K.が種族ばらけており、各ギミックを展開するうえで、墓地が肥えるため採用してみました。もう1体のアークネメシスと違い3000打点が欲しかったという点で採用。ドラゴン族を宣言して烙印、鳥獣でふわんあたりを潰せればよかったのですが、あまり活躍せず。パンクラでもよかったかな。

<緊急テレポート>
P.U.N.K.初動11枠のうちの2枠です。腐ることなし。

<簡易融合>
時の魔導士を参照。

<サンダー・ボルト>
弱くはないが、環境的に見送ってもよかったと思えます。とはいえ抹殺の指名者用として入れてたおかげで活躍。

<ライトニング・ストーム>
主に魔法罠破壊します。腐るときもありますが、後攻では貴重な除去札。

<墓穴の指名者>
誘発ケアとして。先行回すときの保険に。

<抹殺の指名者>
墓穴でカバーできない、ニビルや泡影などの汎用札に。

<死者蘇生>
墓地は肥えるけど、墓地効果少ないデッキなので、比較的使用頻度は高かったです。相手のラビュリンス姫を奪ってアメイジングドラゴン無理やり出したことも。

おわりに

DCのレポートというよりは、P.U.N.K.の紹介でした。当初DCへの参加は考えてなかったのですが、マスターパックで出てきたフォクシーチューンのカードイラストに魅了されて、気づいたらデッキ構築して腕試しに参加した流れです。

勝率や対デッキ分布も把握しないまま戦ってきましたが、ふわん、烙印、アダマシアあたりが抜きんでて強かった印象です。
相手にしてしんどかったのは、やはり神碑でしょうか。戦意を削るという意味では、一番こたえました。
なんやかんや無事に1st突破できたわけですし、ポテンシャルは感じました。そしてP.U.N.K.にはあとサイコ・エンド・パニッシャー含め、4枚もの強化が残されており、実装が楽しみです。

ここから余談ですが、マスターデュエルが始まってから紙側のインフレが加速してる気がします。マスターデュエルへの実装を踏まえ、ガチャをより引いてもらうためには、今よりも強いカードを考えないといけないからこの1年はどうもテストしていたように感じました。

今後どんな環境になるか期待と不安ですが、
遊戯王というコンテンツは応援したいと思います。

読んでくれてありがとうございました。



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