おおきなつぶやき　3/20

大丈夫うさぎがいるからね
そうは言っても
大丈夫になってしまうと
かえって迷ってしまうから怖い

治らないんじゃなくて
治りたくないんだね
自分で自分に言ってあげたので1すすむ
明日はいい天気らしい

優しい人に日々囲まれ
そのくせお腹が減っている
お湯をがぶがぶ飲む
お腹がとても減っている
冷蔵庫開け閉めする
ぬか床と米と味噌しかない
23歳　突撃隣の冷蔵庫　来てほしいむしろ
非常用のお粥やゼリーに手をつけそうになって
何度も湯を沸かして我慢する
机にへばりついて没頭する

お腹がとにかく減っていて
会いたい人がどんどん浮かんで
みるみる悲しくなってくる
紙がふやけてやり直し
なんどもなんどもやり直し

この街に私を知ってる人は一人もいない
私だって誰も知らない
菓子パン食べながら帰る仕事終わりの泣き道
喚いても走ってもしゃがみこんでも
おまわりさんすら来ない
ヤマザキ春のパン祭り爆速でお皿
実家のお皿は年中パン祭り
歴史は繰り返す
片親パンとはよく言ったものだ
両親ホットケーキとかじゃ流行らんもん

歯を磨いて
伸びてきた髪剃りあげて
顔の産毛も全部剃る
お風呂入って
パックしてレチノール塗って
アイクリーム塗って
髪乾かして
電気全部消して
見事毛布に入れた日の夢はいい夢だ

俗に混じりて俗に染まらず暮らしたい
食の執着捨てたいけど
まだ代わりが見つからない
絵もまさに俗
絵をかいても絵に染まらず暮らしたい

新しいことはいつも怖い
冬以外の季節が怖い
春本人より春のこと考えてる
大いなる不安が自分の輪郭
今しかできないことよりも
早く時間進んでほしい
そして鈍感で楽観的でたくましい人になる

全部3日で飽きちゃう
じゃあ始め続けよう
今じゃないってときに流れるデパートのトイレ
まだいますよ〜！と心で唱える