31歳、独身女、なぜ今、間借りカレー屋に挑戦するのか?

以前より、自分で何かをしたい。
お店を持ちたい。
起業したい。
という気持ちはずっとあり

栄養士として、カフェ店員として、食に携わってはいたけれど、思っているだけでなかなか実行に移せず10年あまり・・・。

殆ど諦め掛けていました。

ではなぜ、今、カレー屋をやろうと一念発起したのか?

ずばり きっかけは失恋です 笑

失恋が大きく背中を押しました。

ただ、最初に断っておくと
ここでお相手との事を少し書かせて頂きますが、あくまで「私がカレー屋を始めようと思ったきっかけ」を話すに当たって必要な情報として書くだけで

悲劇のヒロインを気取る気も無ければ、相手の事をここで公開処刑しようという気も全くありません。

そこだけ、どうかご理解ください。

さて、

正確に言うと別れたのかどうかも分からない状態で現在も音信不通
原因も分からず宙ぶらりんという感じです。

それはもう悩みました。ものすごく。

「あれがいけなかったんじゃないか」「これがいけなかったんじゃないか」と沢山後悔して、反省しながらも信じて待っていましたが
一向に連絡はとれないまま。

次第に謎の胸痛が治まらなくなり、
髪が抜け落ち、生まれて初めて円形脱毛症となり
仕事にも身が入らない。

心身をコテンパンにやられ
生活に支障を来たしてきた為
この状態で待つことへの限界を感じ、
一旦、気持ちに終止符を打つことにしました。


それから、6月に会う予定をしていた両親への現状報告、する予定ではなかった現在の家の更新など(返答が迫っていたため・・・)


現実的に処理しなくてはならない事を処理していきました。


ただ、引っ越す予定で2人で相談に行った不動産屋さんの知人への謝罪はまだできてないですが・・・
それも後々しなければならないと思います。


現実を突きつけられるようで処理していくのはとても辛かったけど、自信を無くし、途方に暮れる毎日の中でも、必死に彼以外の事に意識を向けなければと考え、自分と向き合いました。


それまでは気持ちを紛らわす為に、毎日予定を入れ、飲み歩いたり買い物に行ったり映画を観にいったり・・・色々していました。


しかし、夢中になって楽しめるものなど一つも無く、根本的に自分の気持ちのベクトルが変わらなければ、何も変化していかないし、前に進んで行けないと気づき、


無理に気持ちを紛らわして辛い事から目を背けるのはやめ、自分の気持ちにとことん向き合う事にしました。


「つらい。それは確かだけれど、
思い当たるあらゆる原因について考え、反省する。これはもう充分に行ったから辞めよう。
原因は相手にしか分からない事、
何か事情もあるのかもしれない。
事故や病気、安否も心配した。
けれど既読にはなってるから生きているだろう。
もう私がこれ以上考え、思いを馳せた所で仕方がなく、解決には至らない。」


と、毎日頭の中を堂々巡りしていた後悔と反省、答えの出ない原因について考えてしまう事へは、この言葉を言い聞かせ、相手への執着を手放す事に尽力しました。


それと同時に
相手に対して、あちらの状況が分からない以上

無闇に

「恨む、攻める、憎む」

という感情は抱かず、

今、自分の感じている「つらい」「悲しい」という感情だけにフォーカスしました。


それは相手によってもたらされた感情ではあるけれど、その感情に負けるのか、打ち勝つのかは自分の問題なので、そこに相手は関係ありません。だから恨まず、攻めず、憎まずのスタンスで。


というか、連絡が取れないとはいえ、勝手に色々事を進めているのは私の独断であるので、そういう感情を持つのはお門違いかなという思いもあります。


今、私にとって大切なのは、原因を妄想してその度に傷をエグる事ではなく、
今の「辛い」「悲しい」から抜け出すにはどうしたらいいのか、これから前向きに進むために何が必要なのかを考える事。

・・・そして、その答えとして以下の2つを導き出しました。

①無くした自信を取り戻す。

(このような事でうろたえてしまうのは確固たる自分がないからではないか?)


②夢中に取り組める事を見つける。

(それは辛さを上回るワクワクと楽しめるものでなくてはならない。)


この答えを元にまた考えます。

私の得意な事、好きな事、嬉しく思う事、夢中になれる事、楽しく、ワクワク出来る事・・・
1つずつ、書き出し

私の得意な事・・・料理
嬉しい事・・・料理を食べて「美味しい」と言って貰う事、接客、おもてなし
楽しい事・・・好きな事を追求する事

なんだか料理に関する事ばかりだなと思いながら、それらを踏まえ

楽しくてワクワクする事を考察。

すると

「それは夢をもう一度追うことではないか?」

という答えにたどり着きました。


あ、そういえば私、何かしたかった。自分でお店とかやりたかった。
お店をやりたい!って、考えてる時って凄く楽しかったな。


と、諦めていた夢へのポジティブな感情を再び思い出しました。


自分に向き合い、考える中で見出した答えは、新しい何かを発見するとかではなく、もともと自分が抱いていたやりたかった事。それが明確になるという、ちょっと意外なものでした。


さて、やりたい事、夢中になれる事が定まりました。


次に決める必要があるのが

「何屋をやるか?」

という事になりますが、

それは結構簡単に決まりました。


実は彼の好物のスパイスカレーを、次にまた会う時までにグレードアップさせておこうと日々試行を凝らし、作り続けていました。


けれど、まぁそんな食べてもらえる機会も訪れず笑


毎回毎回作ったカレーを自分ひとりで消化できる訳もなく、周りにお裾分けしていたのですが、それが意外にも好評で


有難い事に、中には「うちのお店で出してみない?」とお声も頂いたりした事と


最近「間借り」というシステムが流行っている事も相まって

あっという間に

「間借りカレー屋さんやろう!」

という思考に至りました。


間借りというシステムは、私が今まで事を始められなかった理由の1つ、開店資金(初期費用)もかなり抑えられ、その上ローリスク。

失敗したとしても大きな負債を負うことはありません。

また、「間借り」なので、現在の仕事を続けながら始められるのもとても魅力。


そのシステムは知っていたのに、今まであまりピンときておらず、やってみたいという気持ちもなかったのですが、
なんだか今なら出来る気がしてきてきてワクワクが込み上げてきました。


悩んで悩んで悩んだ結果
つらい、悲しいから脱する為に辿り着いた答え。


引越しの為に貯めてた資金と!
今まで栄養士として、カフェ店員として、趣味として学んで身につけてきたスキル!
そして、人脈!


それら全てをつぎ込んで


この試みに掛けてみようと決心しました。


どこまで出来るか分からない。


成功する保証もない。
責任は全て自分で負う覚悟も必要。
だけど、今はこれに挑戦してみたい。
やった先にまた違う何かが待っているはず。
まずは1歩踏み出してみる。
成し遂げられれば無くした自信も取り戻せるはず!!
(そして成し遂げる頃には無くした髪の毛も戻ってくるはず!笑)

・・・と

長くなりましたがそういう経緯がありまして

31歳、独身女が
「カレー屋さん開こう!」
と、言い出すに至った次第でございます。

文章能力がなくて本当に読みにくかったと思います💦

けれど、私なりに並々ならぬ思いを持って、始めようと思っているという事が少しでも伝わったなら幸いです。


・・・ここまで読んで


「重っ!!!」
「真面目か!」


と、思われた方々
本当に申し訳ありません!


真面目は性分でして・・・笑
そこは仕方ないのですが


重く、長いのは一回目のこの投稿で終わり!


次回からはさっそくお店OPENの為に素人が1から色々進めていく過程を、なるべく簡単に、分かりやすく、短めに投稿していく予定ですので、どうぞよろしくお願いします✨


サポートしてくれたら喜びます✨ 嬉しくてもっと頑張れちゃう☺️💓