【物語の現場006】ひょうたん型ですぐ分かる狩野探幽の墓(写真)
「融女寛好」の第十八・十九章に、狩野融川が、少女時代の栄と鍛冶橋家の若当主・探信守道に絵画の講義をする場面があります。その際、教材として使われたのが、狩野探幽が描いたカワウソのスケッチ画です。
ヒントを得た作品は、現在、福岡市美術館が所蔵しています。同美術館のホームページ(所蔵品検索のページ)で確認できますので、興味のある方は是非。
探幽は他にも、野菜、果物、魚介類など、多くのスケッチ画を残しています。また、江戸と京都を行き来する際など、至る所で風景をスケッチしていたそ