【物語の現場012】融女寛好も目にした池上本門寺の多宝塔(写真)
「融女寛好」の第三十五章(最終章)で登場する奥絵師四家の菩提寺・池上本門寺。狩野派絵師の墓が一番集中しているのが、境内の西側エリア。
目印は、写真の真っ赤な巨大多宝塔(東京都大田区、2021.11.15撮影)。
大堂と本殿の間にある大坊坂を下るとあります。そして、その東側に主に中橋家(狩野宗家)、南西にその他の三家の墓が集まっています。三家側のほぼ中央に立つ狩野探幽の墓については紹介済み。
さて、この多宝塔、国の重要文化財に指定されています(指定名称:池上本門寺宝