映像出し屋さんが音楽流し屋さんになるまで

※この記事は【#DJVJアドベントカレンダー 】に参加している記事です。


「じゃあさ、もうかのちゃんさ、VJやったらいいんじゃない?」


当時発売されたばかりのiPad Proを購入した直後、DJであり現在はオールジャンル音楽イベント 絶壁 代表のMeGさんとの酒の席での会話です。絶壁発足時、レギュラーVJとして籍を置かせていただくことになりました。

とはいえ元々、使用していたMacが大変非力であったため、タイトルの通り、VJ用のiPadアプリ COLORCODE VJ (https://apps.apple.com/jp/app/colorcode-vj/id454695815) というものを導入して、事前に動画素材などをiPadに転送・それを適宜出力していたのでVJというよりは文字通り「映像出し屋さん」といった感じでした。それはそれとして。


レギュラーの絶壁以外にも、ありがたいことに外部イベントへの出演依頼等もあり、機会があってメイン機のMacも新調したりと(個人的には)精力的に活動をしていた(と思っていた)最中のことでした。


以前から妻とはお知り合いだったTAKUYAさんという方。

近所にお住まいなのでよく遊びに来てくださってご飯をご馳走したりお酒飲んだりとさせていただいていたのですが、私とTAKUYAさんには「誕生日が同じ」という共通点がありました。

そこで、みんなと集まってワイワイするのが好きなTAKUYAさんから


「来年の俺らの誕生日当日土曜だからさ、ハコ貸し切ってパーティーやろうよ、一緒にDJやらない?」


2018年の夏の夜でした。


いつもはパーティーの主役であるDJさんの横で共演させていただいている、のに、その主役をやろうじゃないか、というお誘いです。

「いやいやいやえーーーーーーーーーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

みたいなお返事になったのを今でもよく覚えています。

奇しくも私には先生…DJ活動を長らくしている妻がいるのでノウハウ・DJ機材の操作方法などなど必要最低限の知識はなんとか教わることができました。

今考えると「直接教えてもらえる環境にあった」「DJ行為をさせていただける機会をいただけた」「音楽めっちゃすき」みたいなのがベン図(下部画像みたいなやつです)のように合わさったところが私の中での「DJ行為」を始めるきっかけになったんだと思ってます。感謝感謝。

無題

ほんで当日ですよ。2019年1月19日、お誕生日当日にDJさせていただきました。こんな感じのセトリで。

…改めて見るとひどく散らかってんなこれ🥳w

先生である妻からは「最初のうちはBPM揃えて組んでいった方がいいよ~」というアドバイスをあまり聞かず、とにかくかけたい曲を(極力近いBPM帯で合わせて)寄せ集めた感じだったんですけど、まぁひどいひどいw

この時はまだCUEを曲の頭にしか打っておらず、繋ぎの部分は携帯にメモしてそれに合わせて再生ボタンを押すというとても無駄なことをしてました…これに関しては落ち着いた頃を見計らってうまく組み直したいなぁ…w

その後同年8月の絶壁では2回目ながら妻とのB2B、12月にはハロプロオンリーでのDJ…

翌年2020年には10件、今年も育休に入るまではVJと並行して何度か所属イベント含むたくさんのイベントでDJさせていただきました。本当にありがたい限りです。


上記の通り、元来音楽が好きではあったのですがDJなんておこがましいよな~、とかって思っていたのは事実です。

でもちょっとしたきっかけでやらせていただけて、しかも自分の好きな曲をみんなに聴いてもらえて、更にそれが楽しんでもらえた挙句「次のパーティーに呼ぶから!」とか「このイベント出てよ!」っておっしゃっていただけるのが本当に本当にうれしくて、今となってはDJやっててよかった~!ってずっと思ってます。楽しすぎてめちゃくちゃミスるけど。


そんで、とっ散らかった文章のまままとめみたいな雰囲気になりますが、DJを始めてから大切にしていることがあります。


「緊張するかもしれんけど、自分の好きな音楽が大音量で流れたらめちゃめちゃ楽しくなるから!大丈夫!!楽しんでいこう!!!」


って肩を叩いて応援してくれたTAKUYAさん。おかげさまでDJの時はガッツリ楽しめています。ありがとうございます。

あとこれは別の先輩DJからのアドバイスなのですが

「1曲でも誰かに聴かせたい、共有したいくらい素敵な曲があったらDJやった方がいい」

結果的に何曲もおススメする感じになっちゃうんだけど←

スキルとかそういうのはほんとないんだけど、以上のことを考えながら2年近くDJをさせていただいてます。パーティーに呼んでくださる方々に感謝しながらこれからも遊ばせていただけたらな~と思っています。

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