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バトスピツアーCycle1東京2日目BEST16 青の世界非採用型キャスゴ



1.はじめに


 皆様、初めましてorこんにちは、神無です。
 今回はグレレコで組みやすくなった海賊キャスゴの紹介です。
 最初はノリと勢いで組んだようなものでしたが、このデッキなら予選通過出来そうだなと思い使うことにしました。
 基本的にメタをガン積みしてるバトルしないスピリッツデッキなので、フリーで使うことはオススメしませんが強いことは間違いないのです。

2.デッキリスト


当日使用したリストです

一部通常の構築では見ないカードが入っていますが次で各解説をします。

3.採用カード解説

アレックスRV

 アタステメタやら防げないバーストバウンスやらで処理されることもありますが、それでもキャスゴのバーストといえばこれみたいなところもあり、防御とリソース補充を1枚で担ってくれるカードです。
 手札からだと3コストと重いのですが防御札を握ってたり、対面が蒼契約や雷契約といったバーストを封じてくるデッキの場合は伏せずに出すというプレイもしたりします。
 試合中に1枚は引きたいが他の防御札との兼ね合いから2枚になってます。


ブリスター

 言わずと知れた対メビウスリングRVやゴッドブレイクを破棄するためのカードです。
 このフィールドにあるマジックを破棄する効果は召喚/アタック時であるため、最大1ターンに2回使えることは覚えて欲しいです。
 またフィールドに後述する未完成の古代戦艦:帆RVがある場合はアタック出来ないので1回しか使えません。
 なにげにトラッシュから召喚する場合、バースト破棄してからというメタも持ってるので対面次第では出してみるのもいいかもしれません。
 主な仕事は一段落めであるため、1枚のみの採用です。
 尚、ゴッドブレイク3枚目がフィールドに出た場合は負けを確信してもいいレベルです。


カーティス

 対白のヘイトネクサス&破棄メタシーカーを焼く用のカードです。
 火山やバチマンがある場合は使うこともありますが、それ以外ですと除去のある重いスワロウテイルでしかないため1枚のみの採用です。

ドゥーガルド

 少し重いストロングドローと条件達成で相手のアタックステップを止める最強カードです。
 何故カーティスと同じレアリティとコスト、軽減でありながらここまで差がついてしまったのか?
 まぁそれはさておき、基本的な使い方はストロングドローと同じですが、状況と手札内容次第でアタステ不可を使います。
 具体的にはキャスゴ投げる前のターンか次のターンを確実に迎えたい時です。
 試合中出来れば2枚は使いたいため3枚採用です。

ホワイトジャック

 このデッキの爆アド製造機。
 ストロングドローやストリームドローでディスカードしたネクサスを2枚配置して2枚ドローするので、アドの稼ぎ方はこのデッキにおけるどのカードよりも半端ないです。
 強襲2は最終手段ですが基本的に通らないものと考えた方がいいです。
 試合中絶対引きたいカードなので3枚採用です。

キャッスルゴレム

 このデッキの勝ち筋にして今も現役のデッキ破棄カードです。
 出せればほぼ勝ちなので、このカードを出せる状況を作ることがプレイヤーとしての腕の見せどころです。
 試合中必ず2枚欲しいカードなので3枚採用です。

デトロイド・バイソン

 対獄契約用のカードです。
 バースト条件はやや狭いもののスピリットの召喚時発揮後と優秀で、相手のアルティメット召喚でも反応するのが偉いです。
 効果はターン中アタックで自分のライフは減らないとシンプルかつ強力なものでバーン以外での減少を抑えてくれます。
 その上、青の起幻持ちなのでドゥーガルドの条件を満たしてくれる1枚です。
 役割が明確なので1枚採用です。


オリンスピア競技場

 メインステップ中の効果召喚メタと合体してないスピリットのアタック抑制がセットになったメタネクサスです。
 主な役割はキャスゴを召喚したときのカシウスケアです。
 また、こちらがメインステップでバーストを発動した場合、スピッツァーもケアできることを覚えておきましょう。
 3コスト2軽減と軽く効果も強力なのですが、試合中1枚引ければいいと考え2枚にしました。
 もちろんLV2効果は複数枚あればあるほど強くなるのですが、後述するカードにコアを置きたいためこの枚数です。

未完成の古代戦艦:帆RV

 現環境に強烈に刺さるメタネクサスです。
 レベル1からコスト3以下のスピリット/アルティメットのアタックを封じる効果と、レベル2からのターン1枚しかバニラ以外のスピリット/アルティメットカードを召喚できないという展開抑制がセットになったオリンスピアよりも凶悪なネクサスです。
 これ1枚でほとんどのデッキが止まるため安全にこちらの展開を通せます。
 試合中に必ず1枚は欲しいかつ初手に欲しいため3枚採用です。
 ただ使えばほぼ確実に相手に舌打ちされるか「つまんな」と言わせるカードなのでフリーで使うことはオススメしません。
 実際に自分も使われて舌打ちしそうになりました。

剛腕神殿

 青の煌臨メタネクサス。
 メインステップ中の煌臨を封じる効果と色の一致するスピリットにしか煌臨出来なくする2種類のメタを持っているため現環境にすごく刺さります。
 また、閃刃で出た宣誓ブレイヴと合体中の契約スピリットもこれ1枚で煌臨出来なくなるのは覚えておきましょう。
 もちろん、手札保護と煌臨元に耐性がある場合は問題なく煌臨できます。
 3コスト2軽減と軽いのも魅力なのですが、刺さらないデッキにはとことん刺さらないため2枚採用です。

鍛冶神殿

 手札保護とコスト3以下のスピリット/アルティメットのアタック抑制を持つ4コスト2軽減のWシンボルネクサスです。
 対面次第では後攻を取ってこれを配置すると相手の攻撃を阻害出来るので強いです。
 また先行で配置しても次のターンの展開の起点となるため減らすメリットがないことから3枚採用です。

阿弥陀如来像

 コスト6の配置時ボイドから1コアをネクサスに置けるWシンボルネクサスです。
 バースト条件は相手の効果で手札が増えた後と発動しやすく、効果もコスト8以上のスピリットの破壊と相手のフィニッシャーを焼けるので強力です。
 基本的にストロングドロー等でディスカードする筆頭候補ですが、手札と対面次第ではバーストセットして使うことがあることを覚えて置くとプレイの幅が広がります。
 コアを増やす役割を持つカードはこれとアレックスとオーバースターしかないため3枚採用です。


零ノ障壁

 対獄契約用のメタカードです。
 ゼロカウンターとして見た場合は対象が広い焼きとシンプルかつ強力なのですが、防御札として見た場合メタや無力化が流行ってる昨今信用度がかなり低いため1枚のみの採用です。
 ヴァントゥースの効果で出てきたザッファーグ着地に合わせて使わないと展開が阻害されたり、キャスゴが使えなくなり負けてしまうなんてこともあるため採用しない理由はないです。


シシャノショドリーム

 コスト4以上のスピリット/アルティメットのアタックとカードの効果で自分のライフが1以下にならないという効果を持つマジックです。
 無力化があるため油断は出来ませんが、古代戦艦:帆とセットで使うことでほぼ確実にターンが返ってくることや、帆と競技場をレベル2にすることで打つコアを確保出来る点から採用しました。
 また、裏契約煌臨でSコア使われて白晶防壁では耐えられないみたいなこともないため、個人的にはオススメの1枚です。
 本当は3枚採用したいのですが枠を1枚零ノ障壁に割いてるため2枚です。


オーバースター

 言わずと知れたヘイトミラージュの1枚です。
 効果は互いにライフを増やせず、ターンに1しかライフが減らず、コスト7以上のスピリット/アルティメットが本来のコストを払って召喚したターンにアタックした時破棄されるという強力な行動抑制が出来るものです。
 これも帆とセットで使うことで相手の展開を阻害でき、破棄されたとしてもアレックスを始めとした防御札で凌ぐということができるため強いです。
 セット時の1コアブも次のターンの展開を補助してくれるものであり、フラッシュのバウンス効果も破棄メタスピリットを処理するのにも使えるため隙がないので3枚採用です。
 ぶっちゃけそのうち制限逝きそうなカードだと思ってます。


ストロングドロー

 言わずと知れた青のドロソです。
 これを採用しなければ青のデッキは成り立たないレベルであり派生カードも登場している息の長いカードです。
 1コストで3枚アクセス出来るコスパの良さから3枚採用です。


マントラドロー

 ストロングドローの派生カードであり、条件付きで破棄枚数を-1出来るのが強いため制限カードになりました。
 破棄-1するための条件を満たせないため4枚目のストロングドローとしての意味合いが強いです。


ストリームドロー

 ストロングドローの派生カードであり条件付きで2種類の焼きを持つカードです。
 焼き効果はめったに使わないですが、破棄メタスピリットを焼ける可能性があるので覚えて置くと良いでしょう。
 またカウント5以上の時の効果は全く使わないです。
 次に蒼契約に制限がかかるとしたらこれかイノレーサーのどっちかだと思ってます。

非採用カード解説


青の世界/青き異神

 配置時に神ネクサスのコアをすべてボイドに置く効果と、スピリットの召喚/煌臨/転醒時効果を起幻を持つ青1色のスピリットを疲労させることで発揮させない効果を持つネクサスです。
 また転醒条件も互いのライフの減少と緩く、転醒効果も起幻を持たないスピリット/神ネクサスの破壊とシンプルかつ強力です。
 ですが、ヴァンピーアヴォルグでSコアを封じられてしまうと使えるコアが1つ減てしまう点や転醒した後にSコアやカウントが裏契約煌臨に使われてしまうこと、また古代戦艦:帆RVで展開やアタックを抑制させるほうが強力であると判断したため非採用となりました。
 神ネクサス環境であればこっちを採用することもあるかもしれません。
 A面のイラストめっちゃ綺麗で好きなカードの1枚です。

白晶防壁

 これも青の世界が非採用であることとほぼ同じ理由で、対面の裏契約でこちらのSコアを使われてしまうとただのバウンスマジックになってしまうため非採用です。
 裏契約出る前であれば無力化されない限りはかなり強力な防御札として使えたのですが、呪契約対面を考えた結果非採用となりました。

5.終わりに

 どうだったでしょうか?
 頑張って精一杯言語化してみましたが皆さんが納得するような解説になっていれば良かったと思います。
 組んで1週間という練度が低い中使いましたが、大竹杯を企画&運営してくださった主催の大竹さんを始めとした運営の皆様や参加者の皆さんのおかげで良いデッキに仕上がりました。
 また、応援してくれた人たちや当日対戦した選手の方々、とても楽しく対戦できたのでまたいつか対戦できたらと思います。
 そして最後までこの拙いnoteを読んでくれた皆様、ありがとうございました!



 

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