連携AFネメシス

連携軸を生かしたネメシスがtear1に立っています.ただそれよりもさらに推したい連携AF軸ネメシスを紹介したいと思います.勝率は厳密にはわかりませんが,体感6.7割ほどです.(試行回数は50回くらいです)

連携ネメシスとは

デッキはこのような形が一般的である(gamewith参照).

このデッキの強みは,操り人形を手札に加えることで除去はもちろん,連携数,破壊数を簡単に稼ぐことができるため,中盤でフェイランが,終盤でアイシィがすぐ直接召喚できる.また,比較的低コストのフォロワーが多いことや,乗り物カードとフェイラン効果により強い横展開が可能である.さらに,アディショナル後ではゴブリンクイーンの登場で,連携数を稼ぎながら,後攻4ターン目進化で5/5が2体並べられる.イルガンノでフィニッシュするのも強いが,中盤での盤面を返すことができず,試合が終わることも多いくらい強いデッキとなっています.

連携AFネメシスとは

私が使う連携AFネメシスはこのようなデッキとなっています.

・基本的な立ち回り

基本は連携ネメシスと同じような立ち回りです.低コストのフォロワをどんどん並べていき連携数を稼いでいきます.フェイランやアイシィの直接召喚で盤面の強化や盤面を制圧してヴォイドリアライズでフィニッシュするような形です.

・進化は思い切って!

進化権を切るカードは基本的にこのカードになります.

イルガンノは,ネメシスミラーであればパペットボックス,ビショップの法典などのカードに消滅されます.イルガンノに2回進化権を切ることで安全にヴォイドリアライズを加えることもしてよいですが,動きとしては弱いです.後に紹介するが,ジャスパーに進化権を切ることで連携数を稼いでく方を優先したい.そのため、イルガンノは必ず一回は自滅してもらわないといけない.1/2スタッツから進化自滅で回収をするためである.先攻1ターン目であれば出して良いが後攻であればその後の動きのつながりを見て出すか判断するのが良いです.消滅されたら………ドンマイ

連携数を稼ぎつつパラダイムのコストを下げることができる強カードです.基本的にはこのカードに進化を切っていきます.そして地味に嬉しいのが進化スタッツが2/4のところ!「そりゃ当たり前でしょ」と思うかも知れません.今連携ネメシスが流行っており、相手もイルガンノを使ってきます.リーチがかかっている1/3イルガンノのHPをうまく調節しながら攻撃AFで他を処理することで、相手のヴォイドリアライズの回収を阻止できます.まぁ低コストで低スタッツのフォロワーが多いためなかなかそういう機会はないかも知れませんが意外と役に立ちます.

・モデスト,コロニーが入らない理由

まず,コロニーから行きます.普通のAF軸でさえ,採用率が低くなってきているコロニー(実際のところはわかりません).コロニーを打てる9ターン目ですが,アディ前で流行った守護ビショに対してユカリで完全に無意味になってしまうこと,さらに,少しずつ前よりのデッキが増えてきている今,9ターン目までもつのが難しいことが原因であります.前よりのデッキが流行れば結晶で使うことは全くと言っていいほどないでしょう.

AF軸となればモデストは必須条件になってくると思います.今回モデストを入れない理由はいくつかあります.(ここからはおそらく賛否両論あるところだと思います.一個人の意見としてみていただけると助かります)

まず,AF軸のデッキを作るうえでモデストを採用するのであれば基本は三枚になります.AF軸の4コストは激戦区であり,どのカードも外せないものになっています.おそらく他の方が使われているAF軸のデッキではモデストは三枚固定で他のジャスパー,運命の反逆,アイアンスティンガーの枚数をうまく調節していくと思います.この4コストの枚数が多いことで手札事故が起きやすいことが敗北の原因につながってくると考えます.さらに,モデストが手札に1枚あるのは良いのですが2枚目以降はほとんど使いません.モデストの能力は強力であるため3枚は必須になりますが,それがあだになってしまうことが1つの理由です.

次に,4ターン目進化によるテンポロス(追記:この言葉あってないかもです).AF軸であればパラダイムシフトを手札に加えそのコストを下げていくことが大事になってきます.モデストに進化権を切ることでAFを消費できずパラダイムが高コストのまま残ることが多くあります.相手に盤面を展開され,返しきれずそのまま押し切られることが多くなってしまいます.さらに,4ターン目進化ででるモデストの最高打点は2点です.しかも,その2点を出すとなればパラダイムシフトは加えることはできません(たぶん).その後,パラダイムが加えられなければ打点は一向に伸びない,加えて盤面処理能力が低下するので悪循環になってしまいます.しかし,モデストがないと詰め切ることができないというジレンマにはまってしまいます.7ターン目進化は,今大量に手札にAFを持つことも少なく,パラダイムのコストも下がるわけでもないのでそこまで強い動きにはなりません.

今回のデッキはモデストを抜きにしてフェイランを増やし,ジャスパーは3枚必須にしています.モデストの2枚目以降は不必要になる弱点はジャスパーではありません.進化権全部ジャスパーに使ってもいいくらいです.そして,連携を稼ぐことができ,フェイランで強化できる,パラダイムのコストが減りやすいことから今回はモデストは抜きにしました.

・「廃品の選別」って...

おそらく一番謎に包まれているであろうこのカード.今回このカードを採用している理由がいくつかあります.まずこのカードで回収できるカードは以下のとおりです.

1コスト...AF,イルガンノなど

3コスト...マジックエンジニア,ミスティック

5コスト...パラダイムシフト,スピネ,レディアント

7コスト...アイシィ

連携ネメシスでもいえるのですが,低コストであるがゆえに,盤面に展開しすぎて手札が薄くなることが多くあります(対戦していて相手がよく手札切れしているのをよく見かける).廃品の選別は特にAFと相性がいいと思います.基本的にはマジックエンジニアで3コストと1コストを抑えているので使い勝手は良いです.さらに,直接召喚されたアイシィまでも回収できれば申し分ありません.使うタイミングは後半ですが,フェイランが出てくるタイミングでジャスパー進化しながら盤面強化して,余ったコストで使うのが良いかなと思います.

・今の連携ネメシスとの差別化

今の連携ネメシスと差別化を見るならアイシィの使いやすさかと思います.参考にさせていただいた連携ネメシスで5コスト以降のカードは,同調レディアント,ディバイダー,ゼルガネイア,カイザーになります.同調は序盤であればアナライズを取るのが基本です.ディバイダーは中盤,PP回復しながらフォロワーを並べるのにつかい,カイザーは手札を回す際などに使うこともあると思います.つまり,列車が走るためのカードが極端に少ないので盤面に残ったままになることが多くなります.

AF軸であればパラダイムがあるので,使いやすさはこちらの方がよいです.さらにパラダイムのコストが下がっていくので7ターン目にアイシィ+0コストパラダイム列車で消し飛ばすこともできます(かなり稀ですが).

さらに,ミラー対面では,こちらのイルガンノ回収率が高いです.1/2イルガンノを手札に加えた状態で相手に4/4フォロワーがいれば進化で回収できます.連携ネメシスではディバイダーに加え,アメス,料理人での強化が多く回収しやすいです.一方連携AFネメシスでは,AFは強力ながらも,4/〇スタッツは少ないため回収するのは難しいと思います.ジャスパーも進化能力は強力でありながらまんべんなくスタッツが振られているため怖くないことが強みです.

ただ,連携ネメシスに入る「ゴブリンクイーン」が強力であるため,4.5ターン目の強さは若干連携ネメシスの方が強いイメージです.

・デッキを少し変えるなら

ミュニエの採用が最近低いような感じがするので枚数減らしてもいいかもしれません.モデストも採用はしてませんが1枚なら入れていいかもしれません.ただ進化を切るタイミングは,直接召喚のアイシィ∔パラダイムで消滅→モデスト進化でないと強くないと思います(たぶん.たぶん).

・最後に...

グラマスになりたい...

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