けたぐりのすゝめ
通常ルールのランクマッチで使用可能な格闘ポケモン最終進化系のうち、威力120以上の格闘技 (インファイトor馬鹿力or飛び膝蹴り) を覚えない唯一のポケモンとして有名なドクロッグ。しかし、そんな彼or彼女にも命中安定で高威力の格闘技を扱うチャンスはあるのです。
その方法が、タイトルの通り「けたぐり」を使うこと。威力不定ゆえに弱いと思われがちですが、環境のポケモンのほとんどに威力80以上 (>ドレパン/瓦割り) となるため打点としては意外と安定しています。また、格闘技を撃ちたい鋼・岩・氷などのタイプは特に重いポケモンが多く、威力100以上になることが多いです (おまけの威力表も参照)。A特化ドクロッグのけたぐりのダメ計を見てみましょう。
198-126ヒードラン 93.9 ~ 112.1% 11/16の乱1
175-121一撃ウーラオス 92.5%~109.7% 8/16の乱1
193-124テッカグヤ 48.7%~58.0% 250/256の乱2
ドクロッグとは思えない火力をしていますね!!!(インファイトへの未練を垂れ流しながら)
当然ながら、押さえておくべきデメリットもいくつかあります。まずは、格闘技を撃ちたい一部のポケモンに対して威力が60以下になってしまうこと。特にポリゴン2に対して火力不足になってしまうのは大きな問題と言えます (他の格闘ポケモンがけたぐりを採用しない理由はこの点が大きいと考えています)。また、ダイマックス相手に無効化されてしまうことも挙げられますね。ただし、これらの問題はダイナックルとして撃つことで解消できるため、覚えておくと役にたつかもしれません。ダイナックルの威力が100と地味に高いところも評価点になりますね。
メジャーポケモンに対するけたぐりの威力
《格闘抜群》
120:ドサイドン、バンギラス、ヒードラン、ブリザポス、マンムー、ラプラス、カビゴン
100:一撃ウーラオス、ナットレイ、ジバコイル、ガラルヒヒダルマ、パルシェン、パッチルドン
80:-
60:ポリゴン2、ドリュウズ、ラッキー、ハピナス
40:-
20:カミツルギ
《格闘等倍》
120:ウオノラゴン、テッカグヤ、カバルドン、メタグロス
100:連撃ウーラオス、レジエレキ、スイクン
80:ウツロイド、ゴリランダー、ラグラージ、ガブリアス、ガラルファイヤー、バシャーモ、オーロンゲ、アーマーガア
60:エースバーン
40:アローラキュウコン
20:FCロトム
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