大学生が漢検準1級すっとばして1級とってみた ~参考書等編~
こんにちは。Comparer(コンペアラ)です。
このnoteでは、漢検1級を取得した筆者が、「超現実的に、最短で、かつ効率的に1級を取得する」方法を公開します。準1級を持ってない人に向けたnoteになっていますが、すでに取得している方でも今後の勉強に大変参考になるかと思いますので、ぜひご覧ください。
1級には様々な問題分野があるんですが、それらの勉強法を解説する前に使用するおすすめ辞書・問題集・ブログを紹介しようと思います。基本的に用いる参考書等は他の1級リピーターの方と大きく変わらないと思います。
ここではその必要なものと超簡単に使い方をご紹介するだけにします。
細かい仕様方法等については、次回からの、勉強法を解説する記事をご覧ください。
参考辞書① 漢検漢字辞典 第二版
1級挑戦者必携といえるのが漢検漢字辞典です。
もはやこれをもっていないのに合格を目指すなどギャグです。
冗談のようですが、それぐらい重要度が高いです。
厚さは小学生用の漢字辞典ほどですが、文字の大きさはこちらの方が断然多いです。また、通常の漢字辞典は部首ごとに掲載されていますが、漢検漢字辞典は、音読みの五十音順に掲載されているという特徴を持ちます。
そいしてもちろんですが、漢検で出題される漢字のみが掲載されています。
1級配当の漢字が6000ほどありますから、常用漢字(約2000字)のみが掲載される通常の漢字辞典の3倍ほどにのぼります。
さて、特徴はこのぐらいにして、この辞典は1級の善ジャンルにおいて万能ですが、とりわけ、「書き問題」で重宝します。
詳しい使い方に関しては、「設問二 書き」「設問三 語選択」「設問七 対義語・類義語」「設問九 文章題」の記事をご覧ください。
また、漢検漢字辞典については、アプリもございます。こちらも使い方によっては合格をより楽にできる要素が盛りだくさんなので、そちらもご購入いただけたらと思います。
参考辞書② 漢検四字熟語辞典 第二版
こちらも必携です。
漢検を経験したことがある方なら漢検においては四字熟語が合否の分かれ目になることを痛感した方がいらっしゃるかと思います。しかし1級はその比ではありません。
これを攻略しなければ1級合格など夢のまた夢です。
詳しい使い方については「設問四 四字熟語」の記事をご覧ください。
参考辞書③ 故事ことわざ辞典
こちらは私はあまり使いません。
ただ、リピーターの方々にはかなり人気といいますか、お勧めする方が多いのでご紹介しときます。
私があまり使わない理由については、「設問八 故事・成語・諺」の記事をご覧ください。
参考辞書④ 漢字音符字典
この辞書、ちょうど先月発売されまして、先日購入しました。(2022年1月現在)
実は、改訂新版なのですが、改訂前のものは、私が1級に挑戦するころには絶版となっており、某フリマサイトでも買えなかったのです。
喉から手が出るほど欲しかったのですが、まさか改訂版がでるとは、、感涙です。
前置きはこのぐらいにして
この本は、音読み対策に使えます。
詳しくは、「設問一 読み」の記事をご覧ください。
問題集
ここからは問題集のご紹介になります。4冊ご紹介するのですが、ぜひすべてご購入ください。
① 漢検分野別精選演習 1級
② 頻出度順 漢字検定1級 合格!問題集
③ よく出る! 漢字検定1級
④ 本試験型 漢字検定1級 試験問題集
それぞれ新年度の度に改訂されますが、その内容はほとんど変わりませんので、一度ご購入いただいたら買いなおす必要はありません。
また、私のnoteでは、準1級を取得していない方にも参考になるように勉強法等を紹介しますが、問題集に関しましては、準1級のものを購入する必要はございません。
私も準1級にできるだけお金をかけたくないという思いからいきなり1級に挑戦しました。そこにお金をかけなくても勉強法を工夫すればカバーできるようになります。
その詳しい勉強法につきましては、今後公開予定の記事をご覧ください。
参考ブログ① 模擬試験倉庫さん
漢検1級は世の中の試験界隈でもめずらしく、問題集を丸暗記しても合格できません。合格するためには自分で資料を作ったり情報をまとめたりとする必要があるのですが、その負担を軽減してくれるのが、リピーターさんが開設してくださっているブログです。
私がとりわけ参考にさせていただいている二つのブログをご紹介します。
一つ目は模擬試験倉庫さん(http://spacepluskk.blog.fc2.com)です。
その名の通り、模擬試験を大量に自作し、無料で公開なさっているブログです。
大学受験等を経験した方はお分かりかと思いますが、実際に問題を解くというのは、自分が本当に理解しているか確認してくれるベストな手段です。
漢検も例外ではなく、「解く」という行為をするだけも全く違います。
解いたときは知らない熟語であっても、それが本試験でかならず脳裏をよぎるほどに鮮明に頭に刻み込まれます。
また、その難易度も実際の試験を思わせるものであり、市販の問題集では足りない点を確実に補ってくれます。
機能としては実際にご自身で触っていただくのがはやいと思います。
ただ、捕捉をしておくと、模擬試験だけでなく、漢検漢字辞典をもとにした問題を記事として更新してくださったり、便利な資料も無料で公開してくださっているので私としては非常にありがたいです。
参考ブログ② 漢字逞筆さん
私がよく参考にさせていただいているブログ(サイト)の二つ目が漢字逞筆さん(https://hagunn2525.wixsite.com/kanji-teihitsu)です。
漢字逞筆さんも自作の模試を公開してくださっています。
ただ、こちらは難度が高く、初学者にはあまり向かないと思ています。
私が強くご紹介したいのは漢字逞筆さんが自作なさっている資料です。
作成された資料は、読み書きに始まり、当て字や故事成語など、分野別の出題予想を完全に網羅しています。また、熟語には拠点の明確な意味まで掲載しており、個人的には対義語・類義語対策としても大変重宝しております。
初学者の方は、ジャンルによっては資料を自作したほうが良い場合もあるのですが、漢字逞筆さんの資料はその負担の大部分を軽減してくださります。
ちなみに私はすべてプリントし大きなファイルにはさんで活用しています。
以上が私が平素からお世話になっているブログです。
私の記事にたどり着いた時点でこの二つのブログはご存じの方も多いかと思いますが、知らない方はぜひご活用ください。合格をより楽にする情報の宝庫ですので。
また、Twitterの1級界隈のかたがたも、自作の問題をツイートとして公開してくださったりします。初学者の方にとってはかなりの難問が多いですが、チャレンジということで解いてみるのも面白いかと思います。
まとめ
漢検1級にうかるための参考書等をご紹介しました。
何度も言いますが、これは準1級を取得していない方にも大変有用なものですし、逆に言えばこれ以上は必要ないと考えています。
1級は初期投資が非常に多いですが、一度購入してしまえばあとは受験料を払うだけでオッケーです。
これでも準1級をうけるより安いのかもしれませんし、少しでもコスト(お金、時間)は削減していきましょう。
次回からはいよいよ勉強法をご紹介していきます。初学者の方にはできるだけ目新しい内容になるよう心がけますのでぜひともご参考ください。
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