2024年第1回漢検準1級総括

漢検準1級を受検された方お疲れ様でした。そして、標準解答が発表されました。
今回は前回より易しくなったように感じます。

ここでは特に難しかった問題を取り上げます

(五)書き取り
⑬より
「首班」が出題されました。首班の意味は「第一の席次。特に内閣の首席にある総理大臣。」という意味です(漢検漢字辞典より)。

⑭より
「矯激」が出題されました。矯激の意味は「人や物事の性質が普通ではなく激しいさま。」という意味です(漢検漢字辞典より)。

共通しているのは漢検1級で出題されるような問題が出題されました。漢検1級で出題されるような常用漢字の熟語を書いたり覚えたりする必要があると感じました

今回の同音異字は3問出題されました。辞典などを見て、どの意味をもつ熟語かを見ることが必要であると感じます。もし3問出題されても、落ち着いて解くことで、正解することができます
一方は簡単な同音同訓異字、一方は難しい同音同訓異字が出題される傾向があります。しかし、今回はどちらも難しい同音同訓異字が出題されました。


今回の漢検準1級は基礎的な問題が多かった印象を受けます。ただ、漢検1級で出題されるような問題も見受けられました
例えば、公式の問題集や市販の問題集だけではなく、漢検発行の辞典を使って勉強することが増えると感じました。また、問題集に載っている問題を前提として、語彙(知識)を増やす(アップデート)していかないといけなくなっていると感じます

特に準1級は難化傾向が続いているので?、対策をしていかないと最近の準1級に合格できないようになっていると思います

漢検準1級を受検される方はしっかりと勉強して、合格できるように頑張ってください

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