2023年第3回漢検1級総括

漢検を受検された方お疲れ様でした。そして、標準解答が発表されました。

今回の漢検1級を受検していないので、答えを見た感じで書いています。


(二)書き取り

⑮より
「ミエイク」が出題されました(正解は御影供です)。少し難しいと感じさせるような問題でした

⑱より
「キョウジ」が出題されました。答えは(脇士・脇侍)。意味は「仏の左右に侍して衆生教化を助けるもの(漢検漢字辞典より)」です。また、脇士は漢検漢字辞典に載っていました。これはしっかりと漢検漢字辞典を見る必要があると感じました 

(四)四字熟語

今回は基礎的な問題が多かったと思います。漢検四字熟語辞典だけではなく、違う四字熟語の辞典を使うことが必要になってきていると思います

問1より

⑥気韻(生動)は「絵画や文章などに生き生きとした気品や情趣があふれていること。」という意味です(漢検漢字辞典より)。

漢検四字熟語辞典だけではなく、違う四字熟語の辞典を使うことが必要になってくると思います 

(八)故事・諺
⑤「ゲンケンの貧」が出題されました(正解は原憲)。
意味は「恥じるところのない貧しさ。清貧。」という意味です

⑦「ウジサジ物言わず」が出題されました(正解は右次左次)。
意味は「全く口をきかない」という意味です(コトバンクより)。

今回は基礎的な問題が多かったように思います。しかし、漢検漢字辞典以
外からの問題が出題されました。漢検漢字辞典以外の辞典などを使う必要があると感じました


今回の漢検1級は衝撃的な問題や頭を悩ませるような問題などがいくつか出題されたように思います。また、今回は書き取り(二)で、仏教問題が3題、出題されました。前回は1~2問でした
基礎的な問題を完璧にして、少し難しい熟語を書いたり覚えたりする必要があるのだと感じました。このところ、漢検1級でも難化傾向がみられるようになってきました。

理由として、漢検漢字辞典に載っている熟語は基礎として、他の辞典などを使って勉強する必要があると感じました
リピーターの存在が大きく関わっていると思います。漢検では合格しても受け続けることです。いずれにせよ、漢検1級は難しいことには変わらないので、漢検漢字辞典を熟読をすることが必要だと感じました


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