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麻雀から学ぶ人生哲学① 「一喜一憂するべからず」

今回はちょいと趣向を変えて、趣味である麻雀のお話。

麻雀が趣味である以上、Mリーグを見ているのだが、見ていると当然麻雀がやりたくなってくるので、最近また天鳳をやっている。(Mリーグオフシーズンは全然やっていなかった)

アカウントも3つくらいあってよくわからない状態になっていたが、4段、Rがほぼほぼ1800というアカウントがあったので、これは段位、Rともに、特上卓の条件ギリギリであり、すなわちなんつうか初心感があり、これでやる事にした。

で、そこから今までの通算成績が、現在25-15-27-21。これがもしMリーグならばほんのちょい僅かなプラスくらい?しかし天鳳であれば、3着はプラマイゼロであり、トップ2着とラスの数字で見るわけであり、それで言えば25-15対21なので、まあまあそこそこはいい調子、という感じ。(ちょっとラスが多いが、昨日3連ラス食ったので現状下振れと思いたい)

ちなみに実力的には、5段⇔6段エレベーターと言った所。6段坂を上りきれるだけの実力はまだ無い。が、今年度の俺リーグに関しては、なんとか6段坂を上りきってみたい、というのが目標。そこで、ちょっと日々思った事や気付いた事などをnoteに残して行こうかなと思っている次第。

で、自分の中で昨年と一番違うと思っているのが、心構え的な所。昨年は、一言で言えば、熱くなりすぎていた。もっと、もっと、熱くなれ(大黒)とばかりに、熱くなりすぎてた。友人は俺を「冷静と情熱の間」と評したのにも拘わらず、情熱と情熱の間、かつ熱風の、情熱☆熱風☽せれなーで(MATCHY)でしかなかった。具体的には、負けが続いた時とかに、地獄モード回避!!とばかりにアカウントを変えて打ったり、その様な効果があるんだかないんだかわからない小細工をしたりしていた。

しかし今年は、そんな小細工はしない。負けが続くならば、続けばいい。大事な事はそんなじゃない(岡村靖幸)、という気持ち。どういう事かというと、極論、目先の勝ち負けじゃないな、結果じゃないな、と。勝った=うれしい、負けた=悔しい、ではなく、勝っても、内容に問題があると自分で思えば、悔しがり反省をし、負けても、内容が悪くなかったと自分で思えば、満足感を覚えよう、と。

ゆえに、例えば昨日とかも、自分に和了が出ない時期、かつ、他プレイヤーの手が良い&早いで派手な打ち合い、しかし得点が横移動に次ぐ横移動で、下に沈む人間がいないという感じの都合の悪い展開が続き、瞬く間に不運な3連ラスを食ったが、その次の半荘にトップを取って満足感で眠りについた。

こういう展開は昨年は無かった。なぜならば、3連ラスを食った時点で熱くなってしまい、「今日は運が悪い」、もしくは「こんな気持ちでは打てない」とか思って、やめてしまっていたからだ。

ここで一つ差し挟んで言いたい事がある。もしくは、お前を嫁にもらう前に言っておきたい事がある。「俺はセックスを家庭に持ち込まない」、以上。ではなく、麻雀というもの、ただ麻雀ゲームをやっているだけの感覚ではあまり意味がないと思う。そこから、人生における有用な哲学的なものを感じ取れる瞬間がしばしばある。なので、ゲームを回しながら、人生の縮図的なものを感じながら打つ事において、単なるゲームにとどまらない「意義」っつうもんが得られるかと。

そして今回ここで得た学びが、目先の結果で一喜一憂するな、という事。成績にしても、3連ラスの所だけを切り取って認識するのではなく、あくまでトータルの数字で認識する。すると、まあ全体として100戦くらい打てば、己の実力がそれなりに反映された所にそれなりに落ち着くわけであり、その中においては、3連トップも普通にあるし、3連ラスもまあ普通にあるわな、と。だから、後は状況における対応をただただひたすら続けるのみだよな、と。

で、そういう考え方と対応は、人生においても有用だろう、と。熱くならず、冷静に、長い目で、長いタームで、あくまで全体を見る視点を忘れない事。冷静と情熱の間をゆらゆらと、しかし中心にクリック感(カチっと感)があるスライドレバー状態で漂う事。情熱熱風に吹かれながら、冷静冷風にも吹かれ、熱湯コマーシャル後には冷水コマーシャルを行い、近所の公園でこの11月の寒空の下&衆人環視の中、一日10回乾布摩擦して身体を熱くする事。そういった事を、常に意識し、実行していきたいと思うわけだ。

真面目な事を言えば、麻雀も人生も、メンタルが大事。
そしてメンタルは鉄の様に保つ事イメージよりも、柳の様にしなるイメージの方が良いと思う。保とう、保とう、とすればする程、いつの間にやら保てていないという事が往々にしてあり、それよりかは、「クソッ!!なんなんだその意味不なダマは!!!だからお前は永遠に特上卓なんだ!!(ブーメラン)、・・でもまあ全体でみればそういう奴が大勢いてこそこちらが勝ち越せるわけだから、まあいいか!!」という様な、冷静と情熱の間を軽快に行き来する、瞬間的でしかない一喜一憂、が良いだろう。

なので打ち筋も、状況における対応は忘れないが、遊び心も忘れず、上がりに向かう時も、降りに向かう時も、同じ高揚感でもって楽しんで対応する事が理想。麻雀も、人生も。絶えず前向きに、状況を楽しんで、エンジョイする。炎上もエンジョイ(enjoe)する。そういう事が大事だろうよ、と思う。それが大事(MANブロス)。

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