世界樹の迷宮2をやります。

みかえる(twitter: @nanananoyokotyo)というデンマーク人(大嘘)から「世界樹の迷宮シリーズをやってみないかぁ?」というお誘いがあったのでプレイすることにしました。
シリーズ名自体は前から知っていたのですが、蒼山がコテコテのRPG苦手で手を出しあぐねていたところ「キャラクターの関係性を自由に妄想できるよ」みたいなことを言われたので、じゃあやるしかねぇなとなってしまった次第です。蒼山は関係性のオタクなので。
世界樹の迷宮シリーズのなかでも特に目を引かれたのが2のリマスター版で追加されたガンナーの子だったので、この子を中心にGLメインで関係性を考えながらプレイしていこうと思います。
というわけでギルドメンバーの設定を組んでみました。オタクのストレートパンチを食らえ。

ギルド名

聖キューレ協会
ハイ・ラガード公国よりもずっと南にあるとある地域で信仰されている狩猟神・軍神『キューレ』の名を取ったギルド。本来『キューレ』にはわざわざ"聖"なんて大げさに付けないらしいが、「外国の神様の名を借りるなら大仰に行こうや」とのことらしい。(詳しくはギルメン紹介の後にあるギルド命名エピソードを読もう!)

ギルドメンバー

シア

フルネーム:(本名不明)
職業: ガンナー
使用武器:フリントロックマスケット
出身:ミュリージャ王国
母語:ミュリージャ語

ハイ・ラガード公国の隣々国であるミュリージャ王国の出身。内戦の最中に生まれた戦争孤児。物心ついたときから生きるために銃を手に取って内戦を戦っている。両親も居なければ本名も不明で、シアという名前は銃のハンマーを固定しておく部品が元ネタになっている。
いつまでたっても内戦を止める気が無いミュリージャ王家に嫌気が差し、極貧極寒の祖国を捨ててハイ・ラガード公国の世界樹探索に参加する。 初めて所属したギルドが壊滅し、自分だけ生き残り命からがら帰還したところをカリナに助けられる。壊滅したギルドメンバーの中にカネヒラというパートナー(男)がいた。
TIPS:フリントロックマスケットは装填に紙薬莢を使うんですが、その紙薬莢は末端を噛みちぎって開封するんですね。普段から紙薬莢を噛みちぎってるシアちゃん、噛み癖ありそう。紙薬莢の噛みちぎった端っこをペッって吐いて捨てるシアちゃん見たいね

エレナ

フルネーム:エレナ・ミュリージャ 
職業:ガンナー
使用武器:3バレルフリントロックピストル
出身:ミュリージャ王国
母語:ミュリージャ語

ミュリージャ王国王位継承順位第一位のプリンセス。自身の親が自国の内戦の引き金となり、それを発端としてミュリージャ王家の国内への影響は完全になくなった。ミュリージャ王家の再興、ひいては内戦終結をもたらせるような力を求めてハイ・ラガード公国の世界樹探索に参加する。 ミューアのことを南方の貴族と勘違いし、自身のパーティーに誘う。
TIPS:3バレルピストルって意外と重いので、実はこの子かなり腕力強いんじゃないの説ある

カリナ

フルネーム:カリナ・アゲマツ
職業:メディック
使用武器:(なし)
出身:ハイ・ラガード公国
母語:ハイ・ラガード公国の公用語

東洋にルーツを持つ医者の家系。150年くらい前に先祖がハイ・ラガード公国に帰化したとされている東洋系ハイ・ラガード人。東洋の漢方の知識や世界樹がもたらす薬剤の知識に長けていて、世界樹探索で傷ついた人々を治療したいと思い自分も世界樹探索に参加する。瀕死で帰還したシアの治療が初仕事となる。 このギルド唯一の常識人枠で、薬学以外の知識も幅広い

ミューア

フルネーム:ミューア・トリールヴォアン IPA表記 [myːæ tʌriːlʋʌæŋ]
職業:レンジャー
使用武器:弓
出身:ハイ・ラガード公国より遥か南方の低緯度地域(アーモロード領?)
母語:ヴィード語 ←個別記事あるよ!

南方の狩猟民族出身。興味本位で世界樹探索に参加する。左利き。名前がハイ・ラガード公国の公用語で貴族名のように聞こえることから、よく南方国家の貴族に間違えられる。 後ろの名前は名字ではなく父称(ヴォアンの娘という意)。ギルド名にある「キューレ」は彼女の民族の狩猟及び射撃の神様だが、本人はさほど信仰心が無いらしい。 名前を見たエレナから、貴族と間違われてパーティーに誘われる。
ギルド内のムードメーカー的存在で、時に能天気であり時に元気を与えてくれるが本人は不幸体質。

みね

フルネーム:東堂みね
職業:ブシドー
使用武器:毛抜形太刀
出身:東洋
母語:東洋の言語

謎の東洋人。世界樹にあるという伝説の刀を探している。ハイ・ラガードに来たばかりで右も左も分からないところを東洋系であるカリナに出会って仲良くなり、ギルドに加入する。無言及び無表情でカリナに対して奇行をする。

ギルド命名エピソード

カリナ「ギルドを作るには、まず何よりも先に名前が必要みたいです。『名前も決まっとらんところにギルド作成の書類が出せるかァ!』と門前払いされてしまいました」
ミューア「人数は揃ってるのに、ケチな役所デス」
シア「では名前を決めるしかなさそうだな。何か案はあるか。あっ変な名前はやめろよ、カッコ悪いから」
みね「ひとつよろしいか」
シア「何だ、純東洋人」
みね「まず、"ぎるど"とは何だ」
シア「ハァ……。本当にお前何も知らないのか」
カリナ「まぁまぁ、みねさんもつい先日ハイ・ラガードにやってきたとのことですし、大目に見てあげましょうよ。ギルドとは元々商人や職人たちの互助組織のことを言います。現在では世界樹を探索する人々にとっての拠点及び集団というものを指すのが一般的になってますね」
みね「ほう、我が東洋の国ではその"ぎるど"のような職能互助集団を「座」と申しておった。故に、ナントカ座と名乗るのは如何であろうか」
シア「座、冠詞か何かか?"ナントカ座"とするのは後置冠詞っぽくてなんかキモい」
みね「むぅ……」
エレナ「というかまずはそのナントカの部分を決めようという話をしていたのではなくて?」
シア「そうだな。はぁ、銃の神様とかいないのか。それだったら「"銃の神様"協会」とかで良い感じがするんだが」
みね「我が国に銃の神は居らぬな。そもそも我が国にはまだ銃が普及しておらぬ」
ミューア「ワタシの民族にkyːləて神様居るデス。狩りと戦いの神様ネ。戦って敵を倒す我々にピッタリな神様ネ!」
シア「その"キューレ"って神様は獲物を狩るのに銃でも使うのか」
ミューア「いやいや銃なんてそんなハイカラなもの持ってないデスね。kyːləは弓使うデス。でも弓も銃も、狙って撃って当てるものデス。そう大差ない思うデスが?」
シア「ふん、まぁそうかもな。良いんじゃないか?キューレの名を借りようじゃないか。"聖"-Saint-とでもつけた方がより恭しくなるか?」
ミューア「そんな大層な神様違うデス」
カリナ「他民族の神様の名を借りるんですもの、それくらいはあっても良いんじゃないでしょうか?」
ミューア「聖kyːlə、本人が聞いたらぶったまげそうデス」
エレナ「その"聖キューレ様"は、あなたの国ではあまり、えっと、人気のない神様なのかしら……?」
ミューア「ワタシがあんま信じてないってだけで、故郷に帰れば熱烈な信者もある程度は居るデス」
シア「はいはい決まりだ決まり。じゃあ「聖キューレ協会」でギルド名を決定するぞ。書類の作成と提出はカリナ、お前に任せていいか」
カリナ「お安い御用です。なんだかんだでこのパーティーでハイ・ラガードの公用語を母語としてるのは私だけですからね。複雑な手続きや交渉はお任せください!」

おわりに

過剰設定厨、怖かろう…
ミューアの母語を人工言語としてでっちあげていくつもりなのでそっちもよろしくな!


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