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【漢検1級】俳句に隠された謎を解け!【KANJIHOLIC】

漢検関係の動画を制作しています。
おかげさまでチャンネル登録者が100人を突破しました。ご視聴いただいている皆様,いつもありがとうございます!顔も名前も知らない100人もの人が拙作をご覧になっているという状況がなんだか不思議な感覚です。

今回はちょっとしたクイズ動画です。


毎度くだらなくてすみません。。。

昔から「羊羹」の「羹」の字が気になっていて,どうも「y軸方向に詰まりすぎだろ!」と言いたくなるような,寸詰まりなフォルムをしていますよね。

【羹】・・・コウ・カン・あつもの

漢検の勉強をするようになって,「羹」は「羔(こひつじ)」と「美」に樹下で分解できることに気づき,その成立背景を知りました。漢字の世界の奥深さに触れるきっかけとなった,個人的に思い入れの深い字でもあります。

【栗】・・・リツ・リ・くり・おのの-く・きび-しい

「栗」の字を「おののく」と読むのもなかなか興味深いです。知らないとまず読めません。これは「戦慄」の「慄」の字も「慄く(おののく)」と読むことと関係しているようで,現代中国における「慄」の簡体字として「栗」が使用されていることが理由のようです。そのため,果物の栗と「おののく」はあまり関係がないようです。
また「栗烈」は寒さが厳しいことを表す熟語のため,この場合の「栗」の訓読みは「きびしい」となります。

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