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《休憩》ホリデーだもの
気がついたら背後にクリスマス。着ると暑い脱ぐと寒いの師走ですが、いかガニお過ごしでしょうか。12月は2回にわけて新たな4冊が舞台に登場しました。また先月ある1冊の本は密かにBlacrab Fridayをしていました。お迎えできた方、おめでとうございます🦀
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▼12月8日搬入より
前半イチオシは亀井英里さん著『小さな幸せがみつかる 世界のおまじない』。クリスマスの雰囲気にぴったりの1冊ということで登場しました(12月21日時点では旅立っております、お迎えをありがとうございました!)。
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どんぐりや黒猫、パンケーキ・・・身近なものに込められた世界のおまじないを知ると、身の回りが祈りで満ちあふれていって、なんだかほっとします。私はロシアのブリヌイが死者の進善食だったのが意外でした。てっきりロシア版フレンチ・トーストだとばかり・・・。
ヒトヤ堂オンラインでもぜひ。
▼12月20日搬入より
後半のご注目は本屋ウニとスカッシュ河原康平さん著『インポータントタイム~エピソード0~ 軽装版』。
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カニの本屋があればウニの本屋もある。その本屋さんを運営されているのはどんな方なのだろう。エピソード0は本屋開業記の前日譚とのこと。軽装版は手製なのもあり、あたたかそうな内容だな~・・・のはずだった。
読み終わった私は、この本に巣食う"ナニカ"に喉を鋭い牙で貫かれていました。これ以上はお教えできません。エピソード0がこの形になった理由、未完にして終わることのない河原さんの思い。年末にはぜったい来てほしい衝撃の1冊です。
手製品は売り切れると作成に時間がかかるため、ほしい方はウニスカストアでもお早めに。何冊でも送料250円、ウニスカ通信もステッカーもあるホスピタリティ。
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さて、今年とともに幕引きとなります。7月12日のオープンから今日に至るまでお世話になった方々へ、充実した日々をほんとうにありがとうございます。来月こそピックアップ本に出会えないかも・・・アイデアが浮かばないかも・・・という不安を抱えた日もありましたが、正直膨大な人と本を前にしては杞憂でした。毎日が師走。
ヒガクレ荘は12月25日18:00営業が年内ラスト。来年とその先の未来をともに歩む1冊が、多くの本棚からみなさまの元へ届きますように。
「100年たっても、初めて読む人にとっては『新刊』なんです。」
See you next boocrab year!!🦀
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