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蓑虫山人展

新型コロナの影響で躊躇いもあったけど、体調も万全!普段合わない夫との予定も合い、これまでにない絶好のタイミング、満を持して秋田県立博物館に行って蓑虫山人展を観賞してきました!

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天気にも恵まれて、蓑虫山人も感じたであろう夏の秋田を感じながら、いざ博物館へ!

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ほんとに無料でいいのかなと思いつつ、入場。

本物の蓑虫山人の、絵日記が目の前に!!なんども写真に収めたい衝動に駆られつつも、グッと堪える。

絵日記は想像してたより大きくて見やすく、そして読みやすかった。詠んでる和歌で、後ろの客から食べていくので西瓜が来なかったような内容のものがあって、思わず笑ってしまった。

あと、お気に入りの土偶を笈に飾っているところ。わたしもそろそろお気に入りの土偶を持ち歩くぐらいしないと…

「蓑虫」とか「仙人」とかしっかり書いてあるところがとても可愛らしくて、夫も絶賛していた。

コレクションを千田さんと見せ合いっこしてる時の、同席している妻の顔とかやたらリアルだった。こういう顔、女の人ってよくしてる。昔も今も変わらないんだな。

絵のタッチから、平和で穏やかな時代を想像していたけど、日清戦争の時の絵や、尊王攘夷の内容もあって、幕末・明治の時代を感じた。

秋田の地で、企画展を鑑賞することで、情景が浮かんで蓑虫山人の魅力も秋田の魅力も倍増した。やっぱりそれぞれの土地に、人がいて、歴史があって、今があるんだなと改めて感じた。やはり郷土史含め、歴史は面白い。


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秋田県立美術館の常設展も良かった。石鏃の並べ方が美しくてうっとり…菅江真澄の展示も、え?蓑虫山人じゃん?と思って興味深かった!アイヌにも踏み入れてしまいそう。

兎にも角にも、秋田まで行ってよかった!蓑虫山人のオン・ザ・ロードさんのTwitterで呼びかけてもらったおかげ!!これからも追い続けたい!