【ガルクラ】ガールズバンドクライ11話 歌を解釈してみる

Cycle Of Sorrow ダイヤモンドダスト

「四面楚歌で笑い合う」
ダイダスは桃香さんが抜けてファンからのバッシングを受けた
味方の声が敵になる状況でそれでも笑い合うダイダス
ちゃらちゃらとアイドルバンドやっていたわけではない
彼女たちの苦悩と苦労が伝わる

「君の不気味な視線 狂い合いたいけど それだけじゃ埋められない」
不気味な視線で狂うと言ったら仁奈
この時点で確実にヒナの作詞
世の流れを無視して純粋な仁奈のようにありたいと言う気持ちもあるけどそれじゃ売れない

「残酷な世界の中で救いの手を探してた」
シビアな世の中でなんとか売れて生き残る方法を探しもがいた

「託された想い守り抜くと誓うよ」
桃香さんが託していた気持ちを魂を受け取って守り抜くと誓う

「純粋な希望にしがみ付いてる君の目はいつまでも 曇らせないで」
純粋な希望という理想 正論モンスター
仁奈はそのままでいてほしい
曇ることなくいてほしいと願う

「残酷な宿命の鎖が絡みついていく 違う悲しみの輪廻」
ダイダスの選んだ道は過去たくさんのバンドが進んだ道
そして今後も続いていくだろう繰り返される輪廻

仁奈に対するエール
それでありながら今のダイダスを正当化し上から目線で桃香や仁奈を生暖かく見守るダイダスの精神がこめられた歌
そんなうまくいかないよと
今後挫折するだろうけど綺麗なままでいてくださいね
小指立ててく宣戦布告返し

諦めろ叶うはずはない

空白とカタルシス トゲナシトゲアリ

「どれだけ手に入れても」
桃香さん、すばる、智、ルパさん
仁奈の心を表現するメンバーはそろった
でも追いつけないダイダス

「理由はただ一つ打ち砕いて欲しいからこの空虚」
空虚 からっぽを打ち砕きたい
用意された枠組み コタエをいれるべきの箱
ダイダスが埋めたアイドルバンドになるという売れるための正解
そもそもそんな空虚空白を世の中のルールをぶち壊してやりたい

「純粋な心で見れた頃は 全てが虹色に見える想定 掴みたいものすら ぼやけて滲んでいくのさ」
登りつめたいという思い
何も知らないころにに虹色だったけど知れば知るほど霞んでいく

「死にたいって思ってなくて 死ぬほど生きて 欲しいんだって欲しいんだって」
歌をやめたいなんて思ってない
全力で歌いたい
思い通りにいかない焦り
劣っているから売れないなんて涙は上っ面だけの嘘

「従順でいなさいなんて糞汚れてる言葉」
世の中のルールに従えなんていうのはクソ
従うのが当たり前でそれができる連中に憧れちゃうよという皮肉
浮いてた 一人だった 逆らった 

「空っぽな心じゃ泣けないくらいに」
心がなきゃ泣けないクライ叫べない歌えない
意思が目的がないまま高く上がっていっても煙のように霧散する

「消えたいって思ってなくて 壊して欲しいんだ」
自分の心を消すことなく
曲げなきゃ登れないという仕組みを破壊したい
長く続いた古臭い錆びた常識なんてぶっ壊してきれいにしてやる
ダイヤモンドダストは透明じゃなくなり濁ってる
抗うことなくビビってんじゃねえぞと

「ひとりぼっちの怒りも
無くした喜びも
ウソの哀しさも
この歌に全部
全部ぶちこめ」
歌に全てぶちこんで響かせる
それこそが本物だという叫び

ダイダスに対する喧嘩を売る蹴りをいれる歌
日和ってるくせに上から目線になってんじゃねーぞと
売れるための決められた道筋が存在するという世の中の常識に喧嘩を売る歌

上から目線のエール vs 後ろから蹴りをいれる歌

残り2話

12話で終わりかと思ってたけど13話まであるんだね
勘違いしてましたすみません
オープニングの
「いい風 桃香さん わたし…」
からつながるラストの
「桃香さん わたし間違ってないですよね」

「もしかして追い風吹いてますか?」
出番が変わることで注目度もあがる
バンドに集まる人も増えていった成功の予感
追い風にのって登り詰めることができるのか?

でもこのままさくさくとサクセスしてしまったら桃香さんやダイダスの苦悩が伝わらなくない?
ヒナとの過去の精算も終わってない
三浦さんがこそこそしてたのは爪痕残したとしてもトゲトゲがそのままでいられる確約をとれなかったから?
残り1話ならやらないだろうけど2話あるなら挫折回を挟むかも

どうなる仁奈
トゲトゲの戦いはこれからだ

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