福島ユナイテッドFC 2019シーズン 選手紹介

福島ユナイテッドのサポーターは今「3月24日のホーム開幕戦の観客動員数3000人を目指そう」という活動をしてるみたいなんですけど。正直僕はホーム戦は出来る限り足を運ぶし、サポートもしたいとは思うけど、コミュ障だし人付き合いが物凄く苦手です。人間を相手にすると滅茶苦茶体力を消耗するというか。

でも僕としても福島ユナイテッドの試合にはたくさん人が入ってほしいし、このまま観客動員数が伸び悩むのも好ましくないので何かできないか・・・と思いこういう方法をとってみました。選手紹介って言っても個人的な備忘録みたいなものだし好き勝手個人的な印象を書き連ねるだけなのですが。

とりあえず読みやすさとか考えずに練習とか見た印象で書いていこうと思います。あ、身長体重とかのプロフィールは公式サイトでみてください。

GK
1番 堀田 大暉
大卒3年目で今シーズンから1番を背負う守護神。18シーズンはシーズン通してレギュラーを確保。ポジショニングがいいのとDFをうまく動かしつつシュートコースを切るのが上手いので、しっかり正面でシュートを受けることができるのが強み。昨年は実戦を重ねるごとに安定感が増し、毎試合のように窮地を救うビッグセーブを見せた。ロングフィードの精度は改善の余地があるが、後ろから繋ぐスタイルには上手く順応していたので今年もレギュラー最有力候補のはず。

16番 キム ミンジュン
高卒ルーキーで湘南ベルマーレに入団し、そのまま福島にレンタルでやってきた韓国人GK。キャッチングとかは悪くないし、身長も187cmと十分な上背がある。日本語がまだまだ怪しいのでコーチングには期待できないのは痛いが、まだキャリアの駆け出しなので長い目で見ていきたい選手。

21番 イ ユノ
ベガルタ仙台からレンタルでやってきた若手韓国人GK。高校を中退してまで日本でのプロの道を選んだ強者。190cmの長身と手足のリーチの長さが武器。背が高い分ハイボールには強い。日本語も上達してきてるみたいなので堀田のポジションを脅かせる存在になれるはず。

DF
3番 阪田 章裕
燻し銀のプレーが光るベテランCB。チーム最年長で、今シーズン主将も務める。展開力とかテクニックは平凡だが、守備の技術とセンスは一級品。相手に身体を当てて自由を与えない守備、迷いなくスパッと奪いきるインターセプト、カバーリングとパスカットなど全てが若手CBの手本となる選手。伸ばし続けているという顎髭も要注目。そして福島には貴重な坊主頭の選手。

4番 宇佐美 宏和
身体能力抜群のベテラン。171cmしかないのだが、驚異的な跳躍力とフィジカルで相手CFと渡り合う。CBと右SBでの起用がメインだが、どちらでも積極的なオーバーラップからクロスやミドルシュートなどでチャンスを生み出せる攻撃的なDFである。あとスライディングタックルの射程が規格外。愛称が「ちゃみ」なので福島関係でちゃみって言葉が出たら彼のことである。

5番 岡田 亮太
福島在籍9年目、生え抜きの最古参。空中戦の強さと左右両足で正確なキックが蹴れるのが強みのCBだが、左右のSBにも対応する。特に昨年は30歳にして右SBの新境地を開拓するなど、攻守万能な選手としてまだまだ進化を続けている。スピードの無さは弱点だが、身体の強さは別格。ベテランの自覚も芽生えはじめ、練習から率先して声を出してチームを引っ張ろうとする姿勢を見せている点も要注目。今シーズンから福島ユナイテッドにとって特別な背番号である5番を背負う、その覚悟と活躍に大いに期待したい。

13番 石渡 旭
神奈川大学から加入したルーキー。左SBが主戦場となるか。守備でも身体を張れるし、攻撃でも果敢な仕掛けやクロスを狙うなど待望の本格派左SBである。身長の割に競り合いも強い。練習では左SBの主軸になってるみたいなのでレギュラー定着も十分狙える。

15番 石堂 圭太
栃木シティから加入した左SB。昨年まで福島の主将を務めた石堂和人の実弟で、監督の松田とは栃木でもコーチとして指導を受けていたので信頼があってこその新戦力か。抜群のスピードを持つSBらしい。JFLでもそこそこ出場機会があった選手みたいなので初挑戦となるJ3でも躍動に期待したい。

19番 河西 真
産業能率大学から加入のルーキーCB。カバーリングとかインターセプトが強みの選手らしいが、CBのポジション争いは激戦区なので少ないチャンスをしっかり活かしていきたい。飛び抜けた強さというよりは万能型のCBっぽい。

22番 寺前 光太
クラシカルな、空中戦に強く地上戦にも強いCB。機動力の無さは弱点ではあるが展開力は向上しつつあるので、大卒2年目の今シーズンはポジション争いにしっかり絡んでいきたい。見た目や振る舞いは礼儀正しい爽やか好青年だがInstagramとかTwitterでは結構やんちゃっぽさを出してるのでそちらも注目してあげてほしい。

31番 東 隼也
昨年は神戸からのレンタルだったが今シーズンより完全移籍。ポジションはムードメーカー・・・ではなくCB。21歳の若手でありポテンシャルの塊で、当たり負けない強さと176cmながら抜群の空中戦の強さを兼ね備え、スピードも十分にあるし、一撃必殺となり得る高精度のロングフィードも武器とする。プレーの一つ一つが軽いのが欠点ではあるが、それさえ改善して経験を積めばJ1も夢じゃない大器。


MF
6番 輪笠 祐士
昨シーズンはルーキーながら全試合に出場し、サポーターが選ぶMVPにも選出された。本職はボランチだが、昨シーズンはSBで定位置を確保。長短のパスでゲームのリズムを作り出し、時には鋭いミドルシュートやスルーパスでチャンスを生み出す、運動量とインテリジェンスに優れる若手の司令塔。今年は副キャプテンも務める福島の要となる選手。

10番 橋本 拓門
気がつけば岡田に次ぐ古参になった生え抜きのボランチ。足がかなり遅いのが弱点だけど展開力と戦術理解力と運動量はチーム屈指。右足から繰り出すプレースキックも高精度。キック精度とゲームメイクのセンスが光るが、中盤の全ポジションに加えSBにも対応できるユーティリティ性も見逃せない。物静かなキャラだけど内に秘めた想いが熱いタイプ。ゲームキャプテンを務めることも増え、今年は副キャプテンに。

11番 川中 健太
新加入の逆輸入アタッカー。テンポよくボールを配給しつつ自信も敵陣に切り込んでいき、攻撃を活性化させられる。オーストリアのホルンに高卒で加入し出場機会をつかむなど、ヨーロッパ仕込みのプレーにも期待したい。小さい頃はフリースタイルフットボールをやっていたらしいのでボールの扱いはかなりうまい。

14番 星 広太
福島が誇るファンタジスタ。昨シーズンは怪我でコンディションがあがらずキャリアワーストの出来になってしまったため今シーズンの雪辱に期待したい。左サイドを主戦場とし、鋭い切り返しと足下のテクニック、抜群の加速力でゴールへ迫るドリブラーで、カットインからのシュートやスルーパスなどプレーの幅も広い。シュート精度や球離れは改善の余地があるがアタッカーとしての能力は非常に高く、福島の顔となる選手。何気に岡田、拓門に次ぐ古参。

17番 諸岡 裕人
国士館大から加入したルーキー。中盤でボールを刈れる守備的ボランチ。ガッツあふれる身体を張ったプレーと果敢に狙っていくミドルシュートが持ち味。展開力はそこまで高くはないが中盤の底で踏ん張れる選手は貴重なのでオプションとして重宝しそうな選手。

23番 田村 亮介
京都サンガから加入したドリブラー。圧巻のスピードを活かしたドリブルで推進力を与える。ロングスプリントでゴールへ突撃したり長い距離をドリブルで持ち上がるなど、攻撃にアクセントを加えられるタイプの選手。プレーにムラが大きいので、安定して突破力などを発揮できるようになれば大化けする可能性もある若手だ。あと喋り方のトーンが完全に漫才師。

29番 吉永 大志
日本大学から加入したルーキー。JFAアカデミー福島に在籍したこともある福島に縁のある選手。展開力とゲームメイクに長けるボランチだが、まずは激戦区となるボランチのポジション争いに勝ちたいところ。攻撃的なボランチとしての色を出してチャンスを掴みたい。


FW
9番 武 颯
昨シーズンは大卒ルーキーながらチームトップの8ゴール。ストライカーセンス抜群で、裏抜けとラインブレイクの上手さはチーム屈指。豊富なシュートパターンと遠めの位置でも積極的にシュートを狙っていく攻撃性の高さがウリのCF。振り向きざまの反転ボレーとかもできる。中盤やサイドでボールを受けても、サイドチェンジやクロスを高精度で供給できる点も評価できる。身体能力も高く、相手を跳ね飛ばしたり引きずりながらゴールへ迫る力強さが魅力。今シーズンこそ昨年宣言したJ3得点王となれるか期待したい。

18番 小牟田 洋佑
ザスパクサツ群馬から完全移籍で帰ってきたポストプレイヤー。187cmの長身を活かした空中戦の強さと確実にタメを作れる高精度のポストプレーが最大の武器。サイドに開いて受けてクロスに持って行ったり柔軟な足下の技術で相手をかわすなど、ただの電柱にはならない完成度の高いCF。今シーズンはポストプレーだけではなく課題である得点力を改善し、エースとしての活躍も求められる。シュートへの積極性をもっと出してゴール前でエゴイスティックに振る舞えればさらに恐いストライカーになれるはず。

27番 池田 昌生
昨シーズンは高卒ルーキーながら全試合に出場。前半戦はスーパーサブとして、後半戦はレギュラーとして右サイドのポジションを掴んだ。圧倒的なスピードや超絶技巧があるわけではないが、とにかくボールの置き方とドリブルのコース取りと相手の重心の見極めが上手い。クロスとかもかなり精度が高い。ヌルヌルと相手をかわしていくドリブルが武器だが、最大の魅力は強気に仕掛け続けるメンタル。どんな相手にも臆することなくドリブル突破を狙う姿勢はぜひ注目してもらいたい。ゴール前での落ち着きはまだまだ足りないが、間違いなく上のカテゴリを目指せる逸材。

39番 雪江 悠人
立正大学から加入したルーキー。運動量とフィジカルでイーブンのボールを無理矢理マイボールにしてゴールに迫るアタッカー。サイドが主戦場となる事が予想されるが攻撃面で運動量を発揮して相手をかき回せるタイプっぽいのでまずはオプションとして出場機会を掴みたいところ。

40番 樋口 寛規
高校サッカー選手権得点王の肩書きを持つストライカー。本職はCFだが、プレーの最大の特徴は献身性。前線から労を惜しまないプレスをかけ、その後もプレスバックを愚直に続けるだけでなく、ボールを奪えば前線と中盤のリンクマンとして下がりながら組立にも参加する。攻撃でも当たりの強さを活かしたドリブルキープや潰れ役やデコイを迷うことなく引き受ける。それでもストライカーとしての実力は本物で、コンパクトな振りから放つ鋭いシュートや相手のタイミングを外して撃つシュートセンスは別格。特にこぼれ球を常に狙うポジショニングや動き出しは特筆に値する。献身的に振るまいつつ貪欲にゴールを目指す姿勢に注目してもらいたい。


というわけでさらっと好き勝手書かせてもらった選手紹介でした。見れてない選手も結構いるし、大卒ルーキーはなんせ情報が少ない・・・という言い訳。

いよいよ2019シーズン開幕です。楽しんで行きましょう!

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