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食洗機を買った

もんのすごくいい買い物したなと思ったので、食洗機を褒めます。

うちに食洗機が来たのは1週間前。
クッキングフォーギークスというめちゃくちゃおもしろい本を読んでいたら「食器用スポンジは食洗機に入れちゃえば熱い湯で消毒できて便利」というライフハックが書いてあって、そこで(ここで?)急に食洗機欲が出てきてしまい、もうその勢いですぐポチってしまった。
潜在的に欲しいと思っていた欲がその一押しでドーンと押し出されたんだろう。
あまり大きい食洗機を置くスペースもないし蛇口に分岐栓がどうとかもめんどいのでエスケイジャパンのタンク式の食洗機にしてみた。

1番最初に使った時の感想は「神になったようだ…」だった。
洗い物を食洗機に任せてソファに寝転がりながらそんな事を考えていた。

しばらくソファで神時間を堪能してたら洗いあがりのピーという音がしたのでフタを開けてみると、中から透明なグラスが出てきた…!
そうかそうか、食洗機の方が私より皿洗い得意なんだなぁと納得した。けっこう丁寧に洗っていると思っていたけどグラスは知らずの間にこんなに曇っていたんだ。

その後しばらく食洗機を使ってみて、とてもいいなと思ったのは以下のものたちの洗浄だった。
・フードプロセッサーの刃(変な形してるので手で洗うのが怖い)
・泡立て器
・グラス類(食洗機に入れるたびに綺麗になっていく)
・水筒のフタ
まだ使ったことはないけれど複雑な形のクッキー型も得意だろうな。

一番ありがたいと思ったのは油でベトついたフライパンやタッパーの洗浄。
ぬるっとしたのが嫌で何度も洗剤を追加して洗うもののいつまでも油分が取れないタッパーとの禅問答や、油を落とすためにお湯の温度をギリギリまで上げて手がギャーあちぃみたいな事はもうしなくていい。
食洗機から出てきたらキュッと音がするくらい油っぽさは無になっている。食器洗うのほんと得意だな、きみ。

食洗機は時短家電と言われるが、私的には労力移行家電という実感だ。
洗い物に使っていた労力を美味しいものを作るために使う労力に移行するという感じの変化がおきている。どうせ労力使うならそっちに使いたい。
美味しいものを作るための労力は嫌いじゃないが(むしろ好き)、一日に使える労力を分配するとなるとなかなか料理ばかりやっている場合ではない。

とても小さなことだけれども、カフェラテを作る時にミルクをフォームするとその為の洗い物が増えるのがめんどいという理由でコーヒーカップに牛乳を入れてレンジで温めてそこにコーヒーを淹れて終わりにしていたんだけども、洗い物の面倒くささがなくなったのでミルクを別のカップに入れてフォームする余裕ができた。
そういうちょっとした手間みたいなのが軽くできるようになったのでうれしい。

食洗機を買ってから、皿洗いって人間がやらなくてもいい事だったんだ…!
となにか開眼した気がした。
もう、機械ができることは全部機械に任せたい。
いまは衣類乾燥機について調べている。洗濯物干す労力も料理やゲームやほかの趣味にまわしたい。
人間は人間にしかできないことをしよう。ダラダラとかもね。

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