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【ネタバレと感想】漫画マチネとソワレを10巻まで読んで【無料で読む方法も】

こんにちは!かなみんです♫
私は漫画が好きで、少女漫画/少年漫画/レディース系など、割と幅広く読みます(雑食系とも言う)。

先日「マチネとソワレ」の最新刊10巻を読んだので、感想と考察をメモしておきます。
最後には「マチネとソワレ」をお得に読む方法も考えてみましたので、ぜひご覧くださいね♪

漫画情報「マチネとソワレ
作者:大須賀めぐみ
連載誌:ゲッサン

マチネとソワレってどんな漫画?ネタバレと感想


伊坂幸太郎作品を多数漫画化している作者·大須賀めぐみ。
タッグを組んだ『魔王』や『Walts』も有名な作品ですが、このオリジナル作品『マチネとソワレ』もとても面白いんです!

その魅力を語り尽くしたいと思います(^^)

『マチネとソワレ』あらすじ

主人公の三ツ谷誠は舞台役者。
そこそこの評価も得ているが、亡くなった天才役者の兄三ツ谷御幸と比べられ「2号」と呼ばれている。

しかしその苦労や努力がやっと報われ、誠は大作「ヴァニラフィクション」の主人公役に抜擢される。

「もう2号だなんて呼ばせない」

そう決意したとき、彼はなぜか「ちょっと違う世界」に来てしまう。

自分の家には別の誰かが住んでいて…
なぜか天才俳優の兄が生きていて…
そして自分は小さいときに「死んだ」ことになっていて…

同じ世界だけど、ほんの少し違う世界。
そしてその世界では、兄の御幸がヴァニラフィクションの主人公役を演じることに。

主人公は再び、役者としてゼロからのスタートを目指す!

すべては、天才役者である兄を超えるために…

『マチネとソワレ』10巻の感想と考察

10巻では、とうとう御幸との共演に幕が降りましたね。
9巻から続く演出家クロケーの舞台は、漫画を読んでいるこちら側にもその熱量が届くほど!
とにかく読み応えがありました!

江戸川乱歩作品『孤島の鬼』の解釈もとても素晴らしく、10巻を読み終えた今、ものすごく誰かに語りたい気分です。

誠が登場人物の内面を探り、クロケーからの課題に出した答え…その過程を読んでいるからこそ、演出が心にグッと深く刺さります。

まるで読者である自分も舞台を見ているかのような。


以前からこの「マチネとソワレ」は現実非現実が曖昧な物語だと感じていました。

例えば、主人公が現実とはちょっと違う世界に来てしまう。

例えば、役者が役(非現実)に没頭してしまう。

例えば、観客が演技に魅せられ錯覚を見る。

そしてこの10巻は特にその傾向が強かったです。

私は、クロケーの血のり演出によって、演劇が終わっても興奮している観客のシーンで特にそう感じました。

一般的な劇だと、終われば現実である日常に帰ります。
でも、クロケー劇では、終わってもずっと舞台に魅了され続けていますよね。

まるで役に没頭する演者のように、観客も非現実からなかなか帰ってこれない…と。


読み応えがある舞台編も終わり、声優編が始まるところで10巻は終わります。

もちろん本筋である「はヴァニラフィクションの主役を得られるか」という重要なシーンも入っていました。

ここはひとつ、続編11巻が出るまでに漫画『ヴァニラフィクション』を再読したいところ。
もちろん、読んでない人は読むことをおすすめします!

『ヴァニラフィクション』を読むと、面白いことに気が付きますよ!
(これも、非現実の作品同士が現実の読者によって繋がる、不思議な現象ですね)

早く続きが読みたい!でも終わってほしくない!
そんな作品『マチネとソワレ』ぜひ読んでみてくださいね♪

また、ぜひ感想や考察も教えて欲しいです(^^)




マチネとソワレを無料でお得に読む方法は?


さて、漫画好きな私にとって「いかに漫画をお得に読むか」は大きな課題です。

ここではさくっと、私が見つけた必勝方法を紹介します。

【スマホで漫画をお得に読む方法】
①電子書籍サイトで無料で読めるところまで読む(たいてい1巻は無料)
②無料漫画アプリで続きを読めるところまで読む
③電子書籍サイトで未読の話を購入して読む

「できるだけお金を掛けずに読む」なら、この方法が一番良いです!

でも、そうはいかないケースもあるんです。
それは「読み返すタイプの漫画」を読む場合です。

実は私、この『マチネとソワレ』ではその失敗をしてしまいました。

『マチネとソワレ』はサンデーうぇぶりで途中まで読むことができます。


でも、漫画アプリって、1日に1〜2話しか読めないんです。
それはサンデーうぇぶりも同じシステム。

それに実際の1話が分割されている場合も多くて…
この『マチネとソワレ』も漫画だと34話でも、アプリだと1話を半分にしているので68話となっています。

つまり、1日2話読んでも、無料分を読み切るのに約1ヶ月掛かるんです!

で、私は頑張りました。
毎日少しずつ読み、やっと無料分を読み切り…とにかく時間が掛かりました。

でも、結局読み返したくて全巻購入することに。


本当に…
本当に、後悔です。
全巻購入するなら、1ヶ月も時間を無駄にしなかったのに!

「無料」という言葉に釣られ、もっと大切な「時間」というコストを払ったという…

この『マチネとソワレ』は間違いなく読み返すタイプの漫画です!
そのため、この作品に限っては電子書籍で購入するのが一番お得

私のおすすめの電子書籍サイトはこちら⇩
ebookjapan:新規登録で半額クーポンが出る
まんが王国:毎日おみくじが引けクーポンが出る

おまけ:『マチネとソワレ』が好きならこんな作品も…

『マチネとソワレ』では、舞台や演劇に掛ける情熱に凶気を感じることも。

でも、それほど熱い気持ちを持つ登場人物がちょっとうらやましく感じます。

そんな話が好きなら、この漫画もおすすめです♪

  • 『推しの子』作者:赤坂あか&横槍メンゴ

  • 『累(かさね)』作者:松浦だるま


「この作品もおすすめ!」というのがあったら、ぜひ教えてくださいね♫

最後までご覧いただきありがとうございました(^^)

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