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月様美の紫式部 下弦の月 vol.18


#光る君へ
18回 岐路
鑑賞メモ。

今まで古典を読んできたけれど、今回一番イメージが変わったのは七日関白
#藤原道兼
だと思う。
#石清水八幡宮
とも縁がある。やはり歴史の舞台だ。

この先、平安時代ドラマがあるかはわからないけど玉置さんの道兼は悪役のもつ哀愁があって、記憶に刻まれる熱演でした。

そして、今回はなんといっても、一条天皇、母詮子と中宮定子の
#渡る世間は鬼ばかり
のような静かなバトル
からの
羊様詮子の息子への直訴。
母が寝室まで乗り込み、あの奏上で天皇の気持ちが動かない訳はない。
やはり、一番政治家としてのセンスがあるのは
詮子様であった。
今日の講座では、みなさん熱演の読み✨

やっぱりドラマの力はすごいなぁ。
次回の伊周、隆家たちの動きにも目が離せません。

いかでかくはおぼしめし仰せらるるぞ。大臣越えられたることだに、いといとほしく侍りしに、父おとど(道隆)のあながちにし侍りしことなれば、いなびさせ給はずなりにしにこそ侍れ。粟田の大臣にはせさせ給ひて、これにしも侍らざらむは、いとほしさよりも、御為なむ、いと便なく、世の人も言ひなし侍らむ。

大鏡

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