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朝礼台本-20231012

うちの会社、たまーに朝礼でフリースピーチせねばならんのです。
基本その場の思い付きをしゃべってるんですが、たまには台本でも書いて明日のスピーチに臨んでみましょうかね。


おはようございます。
読書の秋ということで、毎日すこしずつ時間を取って本を読んでます。
最近読んだ本のなかでは「頭のいい人が話す前に考えていること」が結構面白かったです。

いくつ自分が感じた面白ポイントの中で、特に腑に落ちてかつ実生活に役立ちそうなところをひとつ紹介しようと思います。

突然ですが質問です。
「この青の服と白の服、どっちがいいと思う?」
デートでの買いもの中、相手からこう聞かれたました。
みなさんならどのように回答するでしょうか?

これ非常によくあるシチュエーションで、自分もまったく同じように聞かれたことが何回もあるのですが、どう答えても大体において相手が不機嫌になることが多かったです。

「どっちも似合うよ」とか「個人的には青い方が好きかな」みたいな。どう答えてもなんか不満げ。

なんなら最終「お前が着る服なんやからお前が好きなの選んだらええやん。知らんがな」ってなって「は、何なのアンタ?まじ最悪なんだけど」とお互い不機嫌になって~BADEND~みたいな。
いや懐かしいですね、若いですね。ってそんな話はどうでもいいんですが。

~~さんならどう答えます?
(目があった人に適当に質問)(なんと答えても「なるほど~」っていっとく)

ではここで正解発表。
この本のいう「頭のいい人」がどのように返すかというと次のようになります。
「白と青、それぞれどこがいいと思ったの?」。
(しばし間)
「白と青、それぞれどこがいいと思ったの?」です。

自分はここでなるほど~と思いましたが、ピンとこない方もいるかもしれません。なぜこうなるのか。解説しましょう。

ようは最初の質問は実はそこで終わってないんです。そのまま答えるのはまマズいんですね。
前提条件がそろっていない、質問に至った背景がまだ明かされていないんですよ。
質問した本人さえも分かってない続きが実はあるんです。
なので質問の途中で答えても当然答えは見当ハズレに終わりますし、相手は適当に答えられた、つまり自分のことをちゃんと考えてくれていない!ぷんすか!となるんですね。

よって「白と青、それぞれどこがいいと思ったの?」と聞いてあげることで質問の続き、たとえば「青のほうがデザインは気に入っているんだけど、白は今度行く旅行にぴったりだと思って~悩んでるの~」という質問の背景、前提条件がようやく明らかにされるんですね。

相手は悩んでいるからこそ聞いたのに、その悩みの背景も聞かないまま答えられたら「適当にされた!自分のことをちゃんと考えてくれない!」となるのも頷ける気がしませんでしょうか。
ましてや「俺は青い方が好きかな」と言ったところで「そんなことは聞いてねーよ」と不機嫌になられるわけです。

聞かれた事に素直に応えるのは間違いではないけど正解でもない。
頭のいいひとであれば質問の意図をもう一段汲み取って、質問の背景を探る質問を投げかける。
これが「頭のいい人が話す前に考えていること」の一例となります。
いやーすごいですね。
そんなんわかるかよ無理ゲーじゃね?と若干思わなくもないですが、相談者自身が自分の悩みを一回で正確に伝えるのは意外とムズイです。ま、お互い様ということで行きましょう。
この質問の意図をもう一段汲み取る、というステップをを面倒くさいと捉えるか、なるほど勉強になる、と捉えるかで今後のモテる、じゃなかった、頭のいい人かそうじゃないかの分かれ目なるのかなーと思いました。

この本はこのほかにも真似しやすかったり、応用することが可能な仕事や日常生活でも役に立つ実用的な本になっているので、興味を持たれたかたは読んでみてもいいんじゃないかなと思いました。
良かったら先着1名、読みたい人には貸しますので声かけてください。

以上です。
何か連絡事項ある方いらっしゃいますでしょうか?
本日もよろしくお願いいたします。
(礼)


てか長いな。ワイの鳥頭だと間違いなく覚えてられんな。6割喋れたら合格としよう。

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