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カニは生と死のあわいを這いまわる

第8回目(8月4日)のミニカニ講座は、
「出産とカニ」がテーマでした。

出産とカニのことについて調べていくと
いろんなことが芋づる式に
わさわさとでてきて
広大な芋畑で芋づるに足をとられながら
歩いている気持ちになります。

今回はまず、
海の彼方にある他界と
自分たちの住む現世と
世界をふたつにわけて考える
古代の世界観についてお話ししました。

他界と現世の間の境界が渚であり、
かつて、産屋は、
生と死の間である渚に建てられたそうです。

だから
産屋の床は砂で
産屋の中をカニが這い回っているのは
あたりまえのことだったのですって。

今回のワークでは
自分なりの現世と他界を
色と線で現し
その間を実際に身体を動かして
行き来してみました。

みなさんそれぞれの
現世と他界があって
捉え方もそれぞれで
おもしろい。

そして、共通して、
他界が丸い感じが多かったのが
印象的でした。

わたし個人的には
目には見えないけど
確かにある世界を感じることが
助けになるなあと思いました。

「この境界線のあたりに
 カニがいるのがわかる気がする」

ということを
参加者の方がおっしゃって
わたしにも
現世と他界のあわいを守る
可愛いカニたちが
見えてくるようでした。

やはり
カニに教えてもらうのは
間違いない気がするのです。

今回も
ありがとうございました!

次回のテーマは「カニの自切と再生のお話」です。
脱皮して再生しましょう!



ミニカニ講座は、
カニたちから人生や宇宙の智恵やヒントをもらう企画です。
わたしが気になっているカニ関連情報について調べお伝えし、
みんなでアートワークなどしながら、連想を広げていきます。
カニ初心者の方も大歓迎!

*会場 オンライン(お申込みされた方にお知らせします)

*日時 基本毎週木曜日 20時から21時

*参加費 一回1500円 4回チケット5500円

*今後の予定 (内容は暫定です。変更になる可能性があります。)
8月11日 「カニの自切と再生のお話」 自切/脱皮
8月18日 「カニの昔話」
8月25日 「夜空とカニ」

前半はお話をして、
後半はアートワークで楽しみながら、
その日のテーマについて味わいます。

*お問合せ•お申込み
ohisama.utaoto⭐︎gmail.com(あおきさとみ)←⭐︎を@に変えてください
※メールにて、お名前、メールアドレス、お電話番号をお知らせください。
※お申込みされた方に、zoomのアドレスと、振込先をお知らせします。

【案内役】あおきさとみ(カニアーティスト)
奄美大島在住。地球の自然の仕組みや美しさ、
そこに生きるイキモノたち(人間も含む)に興味がある。
心理職として小中学校にかかわる傍ら、
カニを描き、カニに学ぶ。手づくり音楽ユニット「ふやよみ」や、
島の植物を暮らしに生かす「草ラボ」のメンバーとしても活動中

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