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【Steam版AC6】AScup優勝チーム先鋒アセン、ぎるてぃちゃんロボ解説

《1.前書き》

初めましての方は初めまして、ランクやサバで日夜戦っている皆の衆はちゃっすちゃっす。
ASCupお疲れ様でした,ドーモ=金さんことk_kanizawaです。

いや~、ASCup、最高に盛り上がりましたね。
どの試合も見どころたっぷりボリューミーで、参加選手の熱いドラマも見れて面白かった大会でした。

ここ最近大会見てもあまりおもしろいな~って感じてなかったんですが、久しぶりに胸躍る気分で見る事が出来ました。
ありがたい事にコーチング枠としてオファーを頂いていたこともあり、複数名に教鞭を取らせて頂いたので余計に感情移入してしまいましたね。
ゲームで泣く事って人生でほとんどないと思うんですけど、大会終了インタビュー時には感動のあまり泣いてしまいました。
健闘した選手たち、企画してくれた東さんには本当に感謝ですね。
ちょっとだけAC熱が再来しました。

さて、今回はASCupを勝ち抜いた黄泉人Vの先鋒、『大罪悪魔ぎるてぃちゃん』が使用したぎるてぃロボについて解説してみようと思います。

『大罪悪魔ぎるてぃちゃん』

Twitter:https://x.com/Guiltychan_fsp

この女、ホンマにバケモン。。。
コキスラ軽2を事前に教えていたとはいえ、ぎるてぃロボ渡してほぼ1日で大会で通用する上位クラスのテクニックを努力と根性のみでモノにしてきやがった。
対ヘリコロボ戦では苦戦を強いられ落とし切られてしまったものの、1フェーズを取ってプレイヤーのポテンシャルを見せつけた。
なに食ってたらそうなるんやホンマwwwww
24時間以上に渡るスパーやトレーニングモードでの基礎の反復練習で、努力と折れない心で逆境を跳ね返す事が出来るという事を体現した。
個人的にMVPをあげたいところ。


《2.機体解説》

《ぎるてぃロボ》
《ベースの旧ニヒトロボ》

ぎるてぃロボのスペックはこちら。
旧ニヒトロボことニドガンスライサー軽2をベースに、可能な限りスタッガー能力の向上と防御面の性能を大幅に底上げした構成。
ナハトステップによる高速移動によって、相手に揺さぶりをかけながら一撃離脱を繰り替えすトリッキーな戦闘を得意とする。

【開発経緯】

ランクマッチ実装当初のシーズン1にて旧ニヒトロボに対する限界を感じていた為、機体のアップデートを試みたのが開発経緯である。
当時は枕猫タンクや軽4、LCD重2等の所謂ハイパワーアセンが流行る傾向にあり、それに合わせて他のインファイター達も肩ガトやドローンを積む等して対応していた。
1ミサインファ構成ではガン逃げする以外に対抗手段が取れない場合もかなり多く、ガチタンのスタッガー抜けバグの存在も相まってスライサーでは事故事も多かった。

当方はネビュラ持ちのガチタンに対して苦手意識があった(シーズン初期はガチタンが高耐久過ぎて3回スタッガー取れないと勝てないほどだった)ので、より攻撃的に戦える構成を模索したところこの形になった。

【メリットデメリット】

実弾オービットを合わせたニードルガンのスタッガーの能力は非常に強力で、パルスブレードによる生当てやブレキャン移動なども織り交ぜる事が出来る分他のインファよりも取れる行動の幅が広いのがメリット。
とは言え、遠距離武装を持っていない関係でプレイヤーの回避スキルや逃げの判断が必要になる等、リスクを背負って勝ちに行く前のめりピーキーマシンである。
ニードルガンのナーフによりスタッガー速度の低下が顕著なので、忙しく動き続ける事が重要なので一戦事の消費カロリーがえぐい。


《3.基本戦術》


基本的には旧ニヒトロボの戦術や手品による中距離から無理やり近接を当てるテクニックをベースとし、ナハト脚の高速QBによる押引きを主体とした一撃離脱を繰り返す動きになるが、必要に応じてABでの突撃を行う。
相手の間合いと自機の間合いの中間地点をラインとして、反復前後跳びをするイメージ。

旧ニヒトロボと明確に違う点は防御性能向上とAPの余裕でABによる突撃が強い部分だといえる。
ブレキャンを使って距離管理をしたり、スタッガーしかけにブレードを叩き込んでPAの吐き時を作らせないようにするのも可。
間合い管理が非常に重要になるのでこまめにチクチク圧をかけ続けて、スタッガーゲージがギリギリになったところでAB凸のバフを乗せて一気に落とし切りたい。

時と場合によるが、タンクや逆脚等の対面では蹴りによって相手の蹴りにカウンターを入れたり、逆に離脱する相手を蹴りで止めて次の択を潰すテクニックもある。
このテクニックは全肯定ぎゃること安黒摩耶さんが使用していた蹴りによるスタッガー落下や、蹴り上昇によるその場からの離脱に対する対策として確立したもの。

盾持ちに対してはブレキャンによるフェイントで盾を無駄に加熱させたり、ニドガンをあえて一発だけ撃って盾を張らせて、閉じた瞬間に全弾叩き込む等、読み合いによる駆け引きを多用する。

【ぎるてぃちゃんの練習風景】

【ぎるてぃちゃんによる大会当日の戦闘】

ぎるてぃちゃんによる実際の戦闘風景を見る事が出来る。
基礎基本である押引きにを体で覚えさせる為にミラーマッチでの練習をしたこともあって間合い管理が非常に丁寧になっていた。
不利な時にはきちんと引いてスタッガーをリセットするなどの高等テクニックも使いこなす。
エツRB対面では手品によるパルブレ差し込みでAB逃げを止めて仕留めきる等、応用力の高さも見る事が出来た。
非常に困難な対面状況が続いていたが、基礎基本を徹底する事で難所を乗り切りったように感じた。
軽2インファでも十分に環境機に対応できる証明をしてくれた事を非常に嬉しく思う。
当方はぎるてぃロボに乗って事を成す事が出来なかったが、このタイミングで日の目を浴びるとは思ってもみなかったので、ぎるてぃちゃんには感謝している。


《4.後書き》

今回の大会では諦めずに努力して突き進んだ者は勝利を掴めるという事が伝わったのではないかと思う。
ど初歩のど初歩、基礎基本を叩き込む事でレベルを一段階二段階底上げする事が出来る。
是非これを期に多くのプレイヤー達が、今一度基礎基本に対して見つめ直し、より高みを目指して行って欲しいなと思う。
個々のプレイヤーレベルが上がればより一層AC6を楽しめるはずと当方は信じています。
今回はここまで。
ここまで読んで頂きありがとうございました。

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