ドバイワールドカップデーのレーティングについて考えてみる

ゴドルフィンマイル

毎年勝ち馬は115以上なので最低でも115は付くかなと思います。勝ったトゥーリバーズオーバーはあまり実績がない馬で着差も大きくないので、昨年のアイソレート(115)に並ぶまでかなと思います。

ドバイゴールドカップ

タワーオブロンドンはサウジからの連勝で勝ち方も鮮やかだったので115は付くような気がしています。ただ着差は大きくないので115以上はつけにくいですかね。

アルクオーツスプリント

短距離王国香港のカリフォルニアスパングルの完勝でした。昨年のレーティングが123(シャティントロフィー1着)なので盛りやすいですね。スターオブミステリーを基準にしても文句は言われなさそうです。

UAEダービー

フォーエバーヤングが無傷の5連勝でケンタッキーダービーへ名乗りを上げましたが、レーティング的にはそこそこという感じですね。米国馬パンダゲートのレーティングが107だったのでこれが基準になるでしょうか。

ドバイゴールデンシャヒーン

レーティングが付けにくいレースその1。タズが突き抜けましたが、これはレース史上最大着差だったようです。こういう場合は得てして着差のレーティング換算率が縮小されますね(例:去年のUAEダービー)。ダート1200mでは基本は1馬身=2.5ポンドですが、今回は1馬身=2ポンドになるのではないでしょうか。イグナイターの南部杯2着を基準にすればタズは120と昨年のエリートパワー(121)より1低い値になります。

ドバイターフ

ファクトゥールシュヴァルがナミュールをクビの上げ下げで抑え切った日本馬にとっては惜しいレースですが、レーティング的にはナミュールとダノンベルーガのどちらかが基準となりそうです。個人的には昨年同舞台でよいパフォーマンスを見せたダノンベルーガ(ドバイターフで119)を基準にしたいですね。

ドバイシーマクラシック

日本馬が善戦すれど勝ちきれない傾向のあるこのレースですが、今年も日本勢3頭を従えてレベルスロマンスが勝ちました。豪華メンバーを抑えて2馬身差突き抜けたパフォーマンスはなかなかのもので、シャフリヤール基準にして124とするくらいがよさそうですね。これでも1着2着以外は昨年のレーティング以下の凡走ということになります。

ドバイワールドカップ

最近のメイダンのダートでは珍しい恐怖映像でローレルリバーが圧勝しました。この馬は一昨年レーティング119を記録したこともありますが、今回はさらに大きく伸ばすことは確実ですね。ダート2000mでは1馬身=1.25ポンドが一般的な換算率ですが、今回はあまりに着差が開いたので1馬身=1ポンドとして、ローレルリバーを128くらいにするとウシュバテソーロ(サウジカップ2着)とウィルソンテソーロとドゥラエレーデがピッタリなのでこのあたりかなと思います。

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