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頼れる兄貴、りんたろー。


※今回は敬意を表してりんたろー。の最後の『。』まできっちり表記しています。


私はお笑い理論なんかはさっぱり分からない素人ですが、今回は恥ずかしながらお笑いの事にちょっとだけ、フェザータッチで触れてみたいと思う。ちょうどいい感じに酒が入っているのだ。なんか凄い恥ずかしいよね、シラフでお笑いを語るのって。私もりんたろー。みたいに恥ずかしい時は有料にしたいです。


まず最初に、もちろん私も皆さん同様、昔からお笑い番組を見るのは大好きで、その中でも特に漫才を好んで見る傾向がある人間だった。

もちろんコントも大好きだ。バカリズムのコントなんてテープが擦り切れるほど何回も見た。さすがにそれは嘘だ。そもそも今時ビデオテープなどない。なんなら10代の子達は『巻き戻し』というワードすら知らないと聞いたことがある。

話を戻そう。

コントと言えばEXITのコントも好きだ。コントだとツッコミがいなくなったり兼近がツッコんだりしていて、いつもと違うEXITが見れてとても楽しい。

それでも

『どちらが “好き”ですか?』

と聞かれたら迷わず

『漫才です。』

と私は答えてしまう。

聞かれることないけど。
EXITのネタでどれが好きですか?と聞かれても、少なくともベスト5は漫才で埋まる。これも聞かれることはない。

とにかく聞かれなくても漫才が好きなのだ。


たとえば私が日常、テキトーに喋っているような内容でも、プロが熟考した流れで、間で、表情で発すると、それは『面白い』に変換される。その凄みのようなものを、私は特に漫才に感じるタイプの人間なのだ。

好きか、嫌いか、という女性によくある極めて直感的な基準ではあるものの、その選別をする感性にはそれなりに自信がある。まぁ、自分が好きなものを好きだと言うだけの話なのだから、自信があって当然だ。他の誰かの好き嫌いなんぞは超どうでもいい。


有難いことにご存知の方も多いとは思うが、私は常日頃から兼近の顔ファンを自称しており、Twitter等でも兼近の可愛さについてばかり触れている。それは嘘じゃない。本当に筋金入りの兼近の顔ファンで兼近なら何をしていても可愛いと思っているし兼近の為なら日常の全てを犠牲にできる。兼近ほんとに大好き。
正直しんどい。


そこまで大っぴらに兼近が大好きで、兼近の思考回路が大好きで、兼近の無邪気さ、狂気など諸々のギャップに心酔しきっている私なのだが『お笑いコンビEXIT』にちゃんとハマることができた理由は実は兼近ではない、

りんたろー。の方なのだ。


あっ、信じてない?

残念ながら本当です。兼近はイケメンだとは思っていたし、面白いとは思っていたが、お笑い芸人特有の型みたいなものがあまりない人間のように感じていた。

もちろん兼近のその型にハマらない感じがあるからこそEXITは新鮮だったし、今となっては

『従来のお笑いの型にハマらない、という型』

があるのは重々承知している。

そこが、EXITの魅力ではあるのだが、私は型にハマらない真新しさと同時に、ある程度『こう来たらこう』みたいな、完成された安心感も欲しいと思ってしまう質なので、兼近だけだとちょっと不安になる。そこを絶妙なバランスで埋めてくれているのがりんたろー。だと思うのだ。

兼近が好きに暴れ回って微妙な空気になったとしても、最終的にりんたろー。が何とかしてくれる。

ここはお約束通りに綺麗に決めて欲しいなと思う所では、兼近は黙っていてりんたろー。がきっちり決めてくれる。


そんな頼れる兄貴、りんたろー。がいるから私は安心してEXITにハマることができたのだ。


私はいつも、サッポロ黒ラベルを片手にEXITの漫才を見ているのだが、何回みてもりんたろー。の漫才は本当によく出来ているなぁと感心するし、たまに泣きそうになる時がある。飲みすぎなのかもしれない。

ネタの構成ももちろんそうなのだが、言葉選びのセンスや、声のトーン、ツッコミを入れるまでの間など、EXITの漫才ではりんたろー。に関わる全てのポイントで『かゆい所に手が届く』感じがするのだ。

りんたろー。の先導に兼近が乗っかって更に面白みが増していく相乗効果のようなものをバチバチに感じる。


それにEXITの漫才は、あの見た目からは想像もつかないくらい、よく聞くと本当に上手いことを言っているのだ。

『何言ってるかよくわからない』からと見るのを辞めてしまっている人は、騙されたと思って1回真剣に見て欲しいと思う。

それでもわからなかったら字幕を出してもう1回ちゃんと見て欲しい。ラッキーなことに今のテレビは簡単に字幕を出せます。なので最初の2回だけ頑張って集中して見て欲しい。

そうすればわかるはずなのだ、りんたろー。の凄さと兼近の異常な愛おしさが。いや漫才では兼近の愛おしさはわからないかもしれないので、それは別記事で語っているのでそちらを見て下さればわかるかもしれないし、わからないかもしれない。


普段からもっとりんたろー。を褒めろよと思うかもしれないが、それは無理だ。恥ずかしい。

だってりんたろー。を褒めたらEXITのことを真剣に見てる事がバレちゃうじゃないですか。それはとても抵抗がある。今はいい感じに酔っ払っているしりんたろー。のnoteが良すぎてついうっかりやっちゃっているだけだ。


1日に2回もnote書いて暇なの?と思われるかもしれないが、その通り。
めちゃくちゃ暇です。

なんだか真面目に後悔しそうになってきたのでこの辺でもうやめにしておきます。


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