2022/12/10 私の選択
私が面会に行く予定だったが、家庭の都合で弟に行ってもらった。
また、最近、辛かったり悲しかったりの波が打ち寄せるようになった。この一年で、自分の心がだいぶ傷ついている事に少しずつ気付いた。
母が倒れた後の1週間が本当に悲惨で、食事も喉を通らないし、悪夢にうなされて眠ることも出来なかった。まだ死にたくなかったので、心療内科に通って薬を出してもらった。
再びそんな状態になっては行けないと思い、最近は、心に辛さを感じたときはその原因を避けることにしている。
だから、面会を弟に代わってもらえて安心した。
MSWから連絡があり、母が同院の介護医療院に転棟することになったと。毎月の金銭的な負担が数万円上がると言われたが、承諾した。
そんなことより、この先、月2回 各15分間で大きなクリアパネル越しで指一本触れることができない、動物園式の面会がずっと続くのだろうか。
それならば、余命が短くなっても良いから在宅療養に切り替えて、母に会うことを優先したい…なんて想いが頭を巡っていた。
MSWとの電話で、そんな想いを漠然と吐露してしまい、反省した。
コロナウイルスが流行してから、大切な人を亡くした人は大勢いるだろうし、皆さん、その大切な人とのお別れを感染対策をしながら迎えたんだと思う。以前、テレビでご遺体が袋に入れられた状態で触れることも許されないこともあるときいたことがある。
…こんなの、私は許せないかも。