子どもに気付かされる毎日。


昨日、次回は『人格形成』について更新すると書いたのですが。。。

今日は遅くなってしまい、明日も早いのでそれはまた次回に。。(人格形成で書きたいと思ったことが長いのです。)


なので、今日子どもとの会話で面白かった話を!

今私は4歳児(年中さん)の担任をしています。最近はご飯の時間にひとつの話題を共有して話すことができるようになってきました。

今日もいつもの”ビルド”の話から”ドラえもん”の映画の話で盛り上がる盛り上がる。(私テレビをつけるとついつい見てしまい家事も読書もできなくなるのであまりつけないようにしています。だから、さっぱり。)

輪にいたA君はどんどん話したくて「聞いて聞いて」と待ちきれない様子。(気持ちがよくわかる。私も小さい時そうでしたw)B君は周りの友だちを気にしすぎて言いたいことがあっても譲ってしまいなかなか話せない。C君は、それを通り越して心の中で話してる。

B君C君も話せるように仕向けても、やっぱり遠慮してる2人。

そこで2人がかわいくなって「先生2人が大人になったら結婚したいくらい好きになるかも~」と私がふざけて言うと、A君は「なんで?なんで?」と質問攻めw

A君を悪く言うつもりはなかったのに、同じ女子のD子ちゃんにはばれちゃったのか。。。「え~A君って大人になったら人気者になれるかな~」と。(悪い言い方ではなかったけど)

あ、あんまり良くないコト言っちゃったと思ったのですが、A君はすでに人気者の愛されキャラ。よくマンガとかドラマで出てくるクラスには1人いる感じの。だから、本当の返事と言ったら変ですが、心の底から「(大人になったら)なれるよ!!」と私は即答。

すると鋭いD子ちゃんは、「え~?!」と。でもその後の「誰だって人気者になれるんだよ!」言った私の言葉で子どもたちはそうなんだ!の表情。かわいい。

A君は、ママ情報によると、食べるのが大好きで大食い選手権を見てからあこがれてしまったそうでw「あ!A君大食い選手権のお仕事が良いんだもんね?」とまた私が話を振ってみた。

そうしたら!!

感のいいD子ちゃん「私ぜーーーーーったい大人になんてなりたくない!!」と。

「え?!なんで」と聞いてみると、「だってみんなの前に出たくないんだもん!」と。

ん?みんなの前にでる?大人=前に出る?

と一瞬思いましたがすぐに意味がわかりました!子どもにとって、1番間近な仕事人は私たちだからだと。

Dちゃんには「あぁ~!大人になったら絶対前に出なくちゃいけない訳じゃないよ!前に出ないお仕事もあるよ!たまたまDちゃんが知ってる大人の先生たちが前に出るお仕事なだけよ」と話しましたが、まだ「やだ~」と言ってましたw

このひと言で、私の子どもの前に立つことの意識がまた変わりました。

今までも子どもの見本でいられるように、仕事中は姿勢やマナーを意識し、子どもに押し付ける訳ではなく『先生こうやってる!かっこいいから真似してみよ!』と自分自身で気付いて欲しいという思いで、立ち振る舞いには気を使っていました。(厳しく伝えることもありますが。)

けれど今日のD子ちゃんのひと言で、改めて子どもは子どもなりに捉えた大人像があって、なんとな~く薄らと自分の未来像に繋げていくのかもしれないと気付き、もっと見られていることを意識しなきゃなと思えたのです。


子どもの何気ないひと言で、いろんなことに気付き、いろんなことを振り返え、人として成長できる保育士、大人でありたいものです。

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