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何としてでも当てたい! 勝手にメルボルンカップ予想2021

盛り上がってない!!
当たり前だが新型コロナのせいで大幅に海外遠征が制限されて、やってきたのは昨年優勝馬のTWILIGHT PAYMENTとSPANISH MISSIONの2頭だけとは(ですよね?ぶっちゃけよく見てないから分からん)お寒いなぁ。
天気も火曜日まではギリギリで持つ感じらしいので恐らく良馬場。こうなると軽量の差し馬が台頭するのが例年の傾向だが・・・、斤量57~58キロな面々を頭で買うのはちょっと憚られるよね。


もう毎度毎年しつこく言っているのでメルボルンカップの傾向を簡単にまとめてしまうと
①遠征勢・移籍勢はレース初物を買う
②生粋の豪州育ちは軽視。抑えるなら中距離以上の実績があるNZ産
③ハンデ重量級はsoft以上の馬場で買う。良馬場は中軽量が基本
④ラスト迷ったら騎手買い

あくまでも予想は頭取りが出来る馬をピックアップすることを主眼としているのにご留意ください。



1.重量組のおすすめ

 前年勝ちのTWILIGHT PAYMENTや地元の名牝VERRY ELLEEGANTは共に57キロを超えてくるハンデを貰っているのでこの時点で頭買いするのは相当勇気がいる。
先日コーフィールドカップを勝利したINCENTIVISEは初勝利から9連勝でメルボルンカップに出てきたが、元々クイーンズランド調教馬であり血統背景で見ても典型的な豪州馬。データの②に当てはまってしまう。また、前年メルボルンカップ勝ち負けの馬が翌年のコーフィールドカップ、コックスプレートを勝つケースはあるものの、逆パターンは直近では01年のETHEREALまで遡る。人気の割にはネガティブなデータが多い。

この4頭の中から選ぶとしたら前走ロンスデールカップでストラディバリオスの2着、フラットなヨークの重賞勝ちを持っているSPANISH MISSION だろうか。ただ遠征馬が少ない影響か、メンバー比較でも斤量が見込れすぎ感が否めない。道中揉まれない形を作れるかが鍵となるか。

2.中量組のおすすめ


   移籍馬のある意味王道を征くのがDELPHIだ。典型的なメルボルンカップ一発勝負用にアイルランド(というかバリードイル)より輸入された当馬だが、昨年のアイリッシュStレジャー・トライアル(カラG3)にて、一昨年メルボルンカップで大暴れしたMaster of Realityを破っている。1年目のMaster of Realityは55.5キロだったことから、ペナルティを1キロ貰っているとはいえ53.5キロは手頃なハンデである印象だ。騎手もD・オリヴァーなので大変心強いのではあるが、前走コーフィールドカップでINCENTIVISEに張り合って逃げてしまった(結果13着)。前々走も気合いをつけたら一気に行ってしまった印象なので、気性面で乗り難しい面があるのは否定できない。ちゃんと折り合って差しの競走が出来れば結果はついてくるか?

 昨年5着のPERSANは今年も順調に使われており、前走コーフィールドカップ3着のローテーションと地元勢の中ではそれなりに形を作ってきそうな雰囲気がある。数年に渡ってメルボルンCを好走するタイプは、初年度軽量で2~5着→2年目以降55キロ程度での斤量で出走できることが条件なので、53キロで出走できる今年も複勝圏を狙うならこれか。ただ本稿はあくまでも頭狙いであるから、現地で複勝や3連単を買える人用の穴馬ですかね。まぁこんな駄文、現地在住の方が見ているとはとても思えんけど。

前人未踏8回目のメルボルンカップ制覇を目指す馬主ロイド・ウイリアムズだが、前年覇者のTWILIGHT PAYMENT以外にもう一頭、PONDUSがいる。こちらは2016年のALMANDINを意識した感じのドイツ血統移籍馬。前者は所属がジョセフ・オブライエンのままであるが、PONDUSはいつの間にか資格停止から復活した舎弟・ヒックモット厩舎の管理馬。ただ、ALMANDINは欧州で重賞勝ち経験があり、さらにメルボルンカップ前哨戦のザバート・カミングス(フレミントンG3)を勝利している。これと比較してしまうと残念ながらそこまでの勢いを感じられない。女性騎手のレイチェル・キングも最内で相当揉まれてしまいそう。8回目の戴冠は今回お預けと見た。


3.軽量組のおすすめ

主要プレップのひとつであるジーロンカップを制したTRALEE ROSEと、今年のザバート・カミングスを制したGRAND PROMENADE。従来はこれらのレース、遠征馬や移籍馬に獲られてしまうことが多く、またそれらが本番でも活躍する一方で地元勢(デビューが豪州もしくは移籍後2年以上が経過している)の戦績はいまいちパッとしない。当日に降雨があったとはいえ、コックスプレートも欧州基準で言えば2軍レベルのState of Restに勝たれてしまっている始末なので、現状の豪州芝中長距離路線は相当な地盤沈下が進んでいると見ていいだろう。

それならば思い切って最軽量のGREAT HOUSESIR LUCANを狙ってしまうのはどうだろうか?GREAT HOUSEについては原因は不明だが4歳デビューの遅咲きで、豪州のグループに売却されるまではエイダン→ドナカ・オブライエンと厩舎を渡っていたデレク・スミス服のクールモア生産馬だった。ヴィクトリアダービーデイに行われるG3ホッサムハンデキャップを勝って中2日で挑んできた。このホッサムH組が意外と馬鹿にならず、直近ではPrince Of Arranが参加初年度にこのレースを勝ち3着に好走している。もう一頭のSIR LUCANは前走英セントレジャーを8着大敗しているが、近4年当該レースの3歳北半球産馬(馬柱では豪州の場合4歳表記)の戦績が1着2回、2着1回、3着1回(※Master of Reality降着による)。ここは腐っても軽量欧州馬の意地で何も考えず行ってしまうのもアリか。ちなみに枠番号は18番です。

4.買い方まとめ

以上のことから、今回の予想は

◎SIR LUCAN ○SPANISH MISSION ▲DELPHI △GREAT HOUSE PERSAN

という感じになりました。★のPERSANはおそらく善戦までなので、上位4つの単勝を上手くオッズを相談して勝負する感じになるのかな~、って近所の中華料理屋のオヤジさんが昨日言ってましたよ。今年こそは頑張って欲しいですね^^

参考

ウィルヒル ◎17倍 ○8.5倍 ▲19倍 △26倍  
365   ◎21倍 ○8倍   ▲19倍 △21倍



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