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22卒の就活生が後輩に伝えたいこと

この記事は 琉大 Advent Calender 2020 の 22日目の記事となります.note初投稿です.よろしくお願いします.

現役バリバリのシューカツ生です.この夏から就活に取り組んでおり,選考を受けていて後輩に伝えたいこと,良かったことなどを書き綴っていきたいと思います.

なおこの記事は一個人の主観的な内容なのでご留意ください.

筆者について

・情報系M1
・サーバーサイドエンジニア志望
・技術バイト経験あり
・webアプリ開発数: 大小合わせて10ちょっと

TLにいるようなツヨツヨではないです.技術バイトでRailsでのサーバーサイド開発を2年ぐらいしています.

今までの就活体験記

・夏(8 ~ 10) : インターンシップ参加(3社)
・秋 - 冬(10 ~ 現在) : 本選考なう

web系だと適度なタイミングだと思います.


後輩に伝えたいこと

以下5つあります.

1. とにかく何か作ろう
2. インターンシップに行こう
3. Twitterを真に受けない
4. 本当にやりたいことってなんだろう
5. 癒しは重要

1. とにかく何か作ろう

ショボくてもいい,作ることが大切.

とりあえず何か自分で作ってみることが大事だと思います.ポートフォリオは大きな武器です.始めクオリティは低くてもよくて,どんどん改善していけばいいと思います.

なぜこのような話をするかというと,エンジニア面接では自身の制作物に対し

なぜこの技術を採用したのか

を重要視して聞かれることが多いからです.

「この技術しか知らないから」「この技術が好きだから」「宗教上の理由で」ではおそらくダメで,採用した技術の特性を把握して, 「ある状況下で採用するメリット」を述べる必要があります.

「なぜメリットを述べる必要があるのか?」について以下の記事が参考になると思います.

「そんなの,ある程度開発経験積まないとわからなくない...?」と思うかもしれません.

そこで,始めなんでもいいので扱える技術で開発し,アーキテクチャを随時改善していくスタイルをお勧めします.

1. とりあえず扱える技術スタックで作ってみる.
2. 改善したい箇所が出てくるので,改善過程で

・発生した問題点
・解決するために考えたこと
       ("なぜ"この技術じゃだめ?,この技術なら良さそう?)
・どう解決したか

を随時issue等にメモしておく.

そこで考えた「なぜ?」がとても大切で,面接で活きてくると思います.問題解決能力をアピールできるチャンスです.


2. インターンシップに行こう

個人的にインターンシップには参加した方がいいと思います.理由としては以下が挙げられます.

・選考が有利になる(場合がある)
・効率よく成長ができる
・同じ22卒との出会い

選考が有利になる(場合がある)

一部選考が免除になる場合があります.コーディングテストや一次面接などです.特にコーディングテストは時間と体力的にコストがかかるため,すっ飛ばせるのはかなり嬉しいです.

またインターン中に自分のことを知ってもらえます.面接の限られた時間の中で自分を知ってもらうのは難しいです.インターンを通して自分をより深く知ってもらえることで,選考が有利に動く可能性があります.また企業側の雰囲気を知ることができるので,ミスマッチも防げるんじゃないかなと思います.

効率よく成長できる

身の回り(学校,地元の友達)コミュニティは限定的です.少なくとも筆者はたくさん友達がいるわけではないので特にそうです.技術を学ぶ上で,外に出て対外的に評価されるような環境に身を置くことは重要だと考えています.もちろん周りのレベルは高いため,それなりに挫折します.ですが自身の何が強みで何が足りないのか?を客観的に知ることができます.知ることで改善ができます.改善することで大きな成長に繋がると思います.

同じ22卒との出会い

就活は精神的にきつく,孤独感に襲われます.コロナで周りの動きが見えずらいのも原因の一つだと思います.そういう時に支えになるのは横の繋がりです.みんな同じように悩み,苦しんでるので,「一人じゃないんだ...」と心が少し救われます.また「TLにいる人たちが世界の全てではない」ことを知れるのはデカいです.

でも興味のない企業にいくのもなあ...

と思うかもしれません.その意見は最もですが,自分がなりたい職種(サーバーサイド,フロントエンドなど)を経験できる場であれば貪欲に挑戦した方がいいと思います(バイトでも🙆‍♂️ ). 

筆者は今年の夏,就業型インターンに参加していませんが,2週間のインターンでも技術的に学ぶことが多かったです.何より技術に対するモチベが爆上がりします.またインターンの経験は就活でも使えるので,話のネタにもなります.

情報科でないにもかかわらず,独学で勉強してB3でベンチャー企業に長期インターンしている人もいます.彼らは熱量が凄く,貪欲です.早ければ早いほどいいと思いますし,B1,B2,B3でインターンまたは技術バイトに飛び込むと同学年で一歩リードできるのではないかと思います.


3. Twitterを真に受けない

筆者のTLには,コンパイラの気持ちになれるようなツヨツヨエンジニアが多いです.この時期から「Y!から内定もらいました」といったツイートが流れてくるたび「ごめんね弱くって...」となります.

ついったらんどはバイアスがかかっており,特にこの時期は精神衛生上あまりよろしくないです.

やはり就活イベント等でリアルな交流を得て,自分の目で同志がどう動いているのか確かめた方が良いです.おそらく自身と同じように悩み,足掻いていると思います.

「同じ仲間がいる」という認識は精神衛生上大事です(傷を舐め合う,ということではなく).


4. 本当にやりたいことってなんだろう

重要ポイントです.

今もひたすら考えています.始めは

・なんとなく自社開発web系企業
・有名ベンチャーで圧倒的成長💪

と,ぼや〜っと考えていました.

でもそれって周りがそういう企業を受けていたり,他人の価値基準を基に判断しているのかもしれない,と感じました.

仕事は「生きるため」だけでなく,自己実現のための手段だと考えています.なのでまず

・本当に実現したいこと
・「何者」になりたいのか

に対して,自身の素の想いを見つけることが最重要事項だと考えています.

結局自己分析しろということなのですが,これが意外と難しいです.

筆者が有効手段だと感じたのは面談イベントです.いろんな企業を見て,どこにワクワクしたのか?を分析することが重要だと考えています.感情が自然と突き動くポイントはおそらく素の自分の答えに近いと思いますし,どれだけ突き動いたのかが大事な指標だと考えています.

誰の人生でもなく自分の人生なので,自身が本当に良かったと思える選択がしたいですね...


5. 癒しは重要

就活は精神的に辛いものがあるので,癒しは超重要です.

筆者のメンタルを支えているのは「ご注文はうさぎですか?」(通称:ごちうさ)というきららアニメです.

なぜごちうさがいいのか

・全肯定世界

ごちうさの住民は全てを肯定してくれます.就活は度々自身を否定された気になりますが,ごちうさは相手を否定したりしません.むしろ「あなたのどういうところが素敵なのか」を具体的に肯定してくれます.

・かわいいだけじゃない

高校の学校説明会を聞くチノちゃん,かわいい

キャッキャウフフのきらら系ですが,可愛いだけではなく,メッセージ性があります.
3期では,中学生のチマメ隊3人が高校進路について真剣に考え,「みんながいくからここにいく」のではなく,自らの意思で進路を選択していきます.
就活生に刺さる内容です.涙が止まりません.

このように素晴らしいコンテンツから癒しをもらい,活力を得ています.


癒しは超大事です
加えて就活中は体調を崩すと大幅ロスとなるため,無理は禁物です.休むのも戦略の一つであり,自分なりの癒しを見つけて健康的に活動しましょう(戒め)


就活の良い点

重い話ばかりだと辛いので,就活してていいなと思う点を述べます.

1. コミュニケーション能力がつく
2. 自分自身を知ることができる
3. いろんな価値観に触れられる

要は成長チャンスだと思っています.

1. コミュニケーション能力

ここでいうコミュニケーション 能力とは以下を指します.

・相手の意見を汲み取る能力
・端的にわかりやすく意思を伝える能力

面接では結論ファーストで論理的かつ簡潔に意思を伝える必要があります.この能力は回数を重ねるうちに上達していきます.(と言いつつ筆者が上手いとは言えない)

この能力は開発でも重要で,特にオンラインだと強く問われる能力だと考えています.面接という緊張感の中で実践的に鍛えられるのはいい経験ですし,精一杯利用してやろうと考えています.


2. 自分自身を知ることができる

自己分析は大変で面倒くさいです.しかし自身にここまで向き合う機会は中々ないと思います.自分の強みや弱み,人生観などを得ることができるので,人生の大きな意思決定で役立ちそうです(今).


3. いろんな価値観に触れられる

面白そうなことをやっている企業はたくさんあります.その企業の描く未来を知るのはワクワクしますし,考え方(value)は働く上での学びになります.また自身の新たな価値基準を得るきっかけにもなります.


おわりに

せっかくだから楽しみたいよね

ここまで偉そうに語りましたが,筆者も現在進行形で足掻いています.面接で落とされては落ち込んで,「どこが悪かったのか...」マインドマップを見ながら分析してます.ポートフォリオをもっと突き詰めれば良かったなと思いますし,技術力が足りないことも痛感しています.

なので後輩には少しでも後悔してほしくないと思い,noteを残しました.

きつい部分も多い就活ですが,成長チャンスでもあります.せっかくなので落ち込むだけでなく,前向きに捉えて成長の場として楽しんでやろうと思います.

興味のある企業様の選考がまだあるので,「納得のできる選択ができたな」と感じた時,就活を終えようと思います.そしたらまた記事を書きます.

ご清覧ありがとうございました.



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