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思考ツールとしてのタロット

米光先生の本の中で
1番気になってた本、読み終わりました!

タロット好き×ライター志望として、
とてもとても気になるタイトルでしたが、
読んでみて納得!!
めちゃんこ面白かった!!

楽しいイベントのレポート本

まずこの本は、イベントとして開催された内容のレポート本なんですが、
さすがゲームクリエイター且つライターの米光先生。
めちゃくちゃエンタメ性を感じる本でした!
願わくばそこに居たかった!!

どんな内容の本なの?

タイトル通りの内容です!
米光先生作のタロットを使いながら、
タロットというツールを通して思考していくという方法をレクチャーしてもらう。
ただし、その辺りの占い本と違って、イベントレポ本なので、臨場感が違います!
みんなと一緒に学んでる!その会場に私もいる!ような感覚。
これは、イラストレーターさんのおかげでもありますね。
可愛いイラストに癒されます✨

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コレポンという概念

1番「うんうんうん!」となったのは、コレポンという概念です。

コレポンとは何か?

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このコレポンの例えがまた「米光先生らしい!」という内容で、

柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺正岡子規の句です。柿食ったから、鐘が鳴ったわけじゃないのは百も承知。でも、柿食えば、って言っちゃう感覚ですね。柿食ったら鐘が鳴っちゃったよ法隆寺なう!この感覚は、まさにコレポンです。

さすが!俳人らしい感覚での引用です。

わかりやすくて面白すぎ!


師匠と魔獣に出会う

今回、この本で初めて知った使い方として、

心の師匠と、その使い魔を、タロット22枚の中から無作為に選んで育てる。

という手法がありました。

これは数あるタロット本を読んできたつもりの私でも初耳学!

ナルホド、思考ツールとしてこれは有りな考え方かも!!

なぜ相談は失敗するのか?

本の第三部では、他者を占ってみる、という件があります。

そのなかで、
「有能な占い師って、このやり方使ってるよね!」というやり方を紹介されてて、
目から鱗!!

わかる、私もこれ良く言われるけど、そういう事かぁ。ととてもためになりました!

1番良かったのが巻末の参考文献

この本の特徴として、

胸にビンビン刺さる引用ワードは全て巻末に集約されている!!

という事。

思い出したら、マーカーしたところだけじゃなく、巻末をめくるだけでも勉強(復習)になりそう。

とてもとても、楽しくてタメになる一冊でした!

おわりに

最後は私が引いた師匠と魔獣のカード。

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今日から一年くらいは、
このお2人を師匠に頑張ってみたいと思います!

愛称は、フィリップ王子とジョブズに決定です😂

「魔術は、スピリッツのスポーツです」

ナルホド、深い。

私も日々の中でエクササイズしていこう!


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