【歌ってみた】アダムとイブとボク【かねイルカ】 / 【NNIオリジナル曲】アダムとイブとボク ver.かねイルカ【Project yumeiruka】について

「アダムとイブとボク」のちょうど翌週にあたる10月26日に、拙いなりに精一杯心を込めて歌ってみたものも投稿させて頂きました。
初音ミク歌唱の原曲verについての記述にもあるように、自分の実体験に基づいた歌詞、という作品の特徴や、ボカロ版とは違うイラスト(こんなイメージで、というアイデアは自分発ですが、イラスト自体はこちらもゆめじん君作です)を使って、動画を作ったこと(こちらの動画は自分が歌詞入れをさせて頂きました)、等々の理由からかねイルカとしては初めてとなる「歌ってみた」カテゴリではない、「ニコニコインディーズ」カテゴリでの投稿をさせて頂きました。
こちらの動画のコーラスも原曲と同じくゆめじん君所有の初音ミクV3となっています。



せっかくなので、ボカロ版、かねイルカ版問わず「アダムとイブとボク」全般に関するちょっとした蛇足話を。
と、いっても分かり易い直球ストレートな歌詞なので、覗いて聴いて頂いた方なら分かる部分も多いとは思うのですが一応。
この歌詞の主人公「ボク」には好きな人が居ます。
でも主人公の好きな人には好きな人が居て、その2人は主人公の知らない間に恋人同士になってました。
しかも「ボク」の好きな人の好きな人は主人公の友達だった。
まるで「アダムとイブ」の物語の中の人間のように2人きり、といった感じで相思相愛な2人にとって、何より自分の想い人にとって、自分は特別な存在になり得ないんだなぁ、ということを身に染みて感じつつ、それでも諦めきれない自分が、好きな人の幸せを、好きな人が好きな人と共に居ることの幸せを心の底から願いきれていない自分が、ものすごく醜いものに感じられて。
何度想っても、何度願っても、叶うはずのないことを夢見てしまい、またそんな自分に自己嫌悪。
諦めるべき、「(恋愛や好きな人に対する)理想化をし過ぎているんじゃないのか」、「時が全てを癒してくれる、時こそ最大の良薬だ」、そんなずっと前から人が言っているようなこと、占いにも載っていそうな言葉を感じながら、自分に言い聞かせながら、1日を終え眠りに付く。
そしてまた世界から、地球から置き去りにされたような毎日を過ごしていく。
思い出してしまうのは、思い出すのは、数少ない自分と想い人とのやり取りと出来事。
想い人にとっては些細で、もしかしたら記憶にすら残っていないかもしれないこと。
それでも自分の中では色褪せない、消えることのないかけがえのない宝物で。
今は抜け出せない暗闇の中で疼き続ける傷口さえも、いつかかけがえのない宝物になる日が、愛しく思えるような、そんな日が来るときまで。
報われない想いも認めながら、大好きな想い人の幸せを、醜い自分を殺し心の底から願い、想い人の心の底からの笑顔があるように、そんな日々を送れるように。
そんな祈りを込めた歌詞になっているのかな、と思います。


長々と失礼しました。
結局要約すると、おセンチな片想いの恋愛曲でした。
ってことですね。

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